jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

企画物に乗ってみる(笑)

2004年06月02日 | ラリー
BLUE_SKY_BLOGさんの心意気に感動し
誠に微力で申し訳ないんですけどもお手伝いさせていただこうかと…

MOTOGPやF1ネタでもおわかりかと思いますが
「情けない男世界選手権」で上位入賞も見込まれる僕でも
一般成人男子並にモータースポーツが好きなんですね。

で、F1と並んで世界で最も権威と人気のあるカテゴリー
それが「WRC(世界ラリー選手権)」なのです。

インプレッサとかランエボとか街中で見かける車
いわゆる市販車をベースに開発されたラリーカーが
山道や雪道や砂漠や街中を駆け抜ける!
(過去にはサニーやカローラも走ってたんですよ~ 笑)
※カローラは日本では販売されてないモデルだった。

F1と同じように世界中を転戦して年間チャンピオンを決めるんですが
自動車メーカーの選手権とドライバー選手権があって
メーカー選手権ではスバル、ミツビシ、トヨタといった日本メーカーがチャンピオンに輝いています。
他にはフォード、プジョー、シトロエンなどが参戦しています。

ドライバー選手権はドライバーの争いではあるのですが
ラリーの場合はドライバー一人の力では勝てません。
というか走れません(笑)
ラリーにはコ・ドライバーの存在が大きく影響します。

コ・ドライバーというのはわかりやすく言えば
「デートでドライブしている時に助手席で道案内してくれる彼女」
といった存在です(笑)
コ・ドライバーはペースノートという手作りの地図を見ながら
先々のコーナーの角度やストレートの長さや
目印、穴ぼこや石の有無、路面状態などをドライバーに伝えます。

ちょうど
「あ、2つ目の信号越えたら右手にマクドがあるからそこを右折してもらって、しばらく行くと郵便局があるからそこを左、ちょっと道細いし自転車飛び出したりするから気をつけてね♪」などと
初めて彼女の家に送って行く時の様子を思い浮かべていただくとわかりやすいでしょう(笑)
ハイ、今思い出し笑いした羨ましい人手をあげて!(笑)

この助手席の彼女と息が合ってないと
どんなにテクニックを持っていても速くは走れないのです。
そう、デートと同じようにね(笑)

さて、スゴイんだかスゴクないんだかわからない説明になっちゃいましたが…
そんな世界中の人々が熱狂するWRCがいよいよ日本で開催される事になったのです!
これはF1が日本で開催される以上にスゴイ事なのです!

日本ではお上や警察やその他いろいろな問題があって
おそらくWRCのようなラリーは開催できないだろうと言われてたんですから!

僕が言うとショボく聞こえるでしょうけど(汗)
いや、ホントにスゴイ事なんですよ。


画像は過去に描いたものです。
2001年のドライバーズチャンピオン リチャードバーンズ
マシンはスバルインプレッサ

RALLY JAPAN

http://www.rallyjapan.jp/


WRC.com

http://www.wrc.com/

兄弟仁義

2004年06月02日 | サッカー
昨夜は弟、今朝は兄
どちらも仲良く1-1の引き分けでした。

U-23 日本VSマリ
マリってどこの女よっ!って思った方(いないって 笑)
こんな国です

シドニー五輪優勝のカメルーンを破ってのオリンピック出場を勝ち取った国
ここ数年、急激に伸びてきているアフリカ勢。
身体能力で勝負したら日本に勝ち目はない。

しなやかで跳ねるようなドリブル
どこからでも伸びてくる足
独特のリズム感で展開されるサッカーは
ボールも踊っているようで見ていてとても楽しい。
相手が日本でなければ…(笑)

最近はそんなアフリカ勢が組織的なプレーを身に付けてきている
昨日のマリも巧みにパスを繋いできてたし
今後のオリンピックもW杯もアフリカ勢が台風の目になることは間違いなさそうです。

が、しかし
我が代表も負けてはいられない。
懐の深さに2人でプレスかけに行ってもボール取れなかったり
普段なら通るパスをことごとく寸断されたり
クロス放り込んでも簡単に跳ね返されたり
もうどうやって勝てというのだ!という状況にあって
それでも彼らはその任務を遂行せねばならない。

ボールは取れなくても粘り強く、飛び込まないでしつこく付きまとったし
ダイレクトパスと左右への揺さぶりでちゃんと敵陣深くまで攻めこんだし
クロスがダメならと絶妙のスルーパスとタイミングの合った飛び出しでゴールネット揺らしたし
そういう戦い方ができるチームへと確実に成長していた日本代表弟(笑)

何よりも選手のモチベーションの高さが前面に表れていた。
生き残りをかけた争いだとかオーバーエイジ枠だとか
試合の外のプレッシャーが大きかったとはいえ
個々の選手がきちんとアピールする事を考え
決してそれがバラバラになる事無くプレーしていた。

ケガから復帰の駒野と神戸の星北本は素晴らしい出来だ!
松井のキープ力と決定的な局面で輝くパス
さぁ!誰がアテネのピッチに立つんだい?

山本監督にしてみれば
悩みを増やしただけのゲームだったような気がする…
頑張れ!山本監督(笑)

早朝4時の空ははもう明るくなりかけていた。

溢れる闘志を前面に押し出した弟に対して
熱くしかし落ち着いた試合運びの兄

A代表 日本VSイングランド

何とイングランドはフルメンバーだ!
ベッカムだ!オーウェンだ!ルーニーだ!
ネビル!アシュリー・コール!にスコールズ!
途中からはジョー・コールも!バットも!
あぁ~キラ星のごときイングランドの宝石たち。

しかし、その輝きに視界を奪われることなく
我らが日本の宝石も輝いた。

オーウェン、ルーニーそしてベッカム
最も強い光を放つ宝石に惑わされることなく
坪井、宮本、中澤の3人のディフェンダーは堅実な仕事をこなす。

地元の稲本は持ち前の果敢な守備でボールを奪い
的確にパスを左右に散らす
それに呼応する右の加地、左のアレックス

完全に自分の存在証明を手に入れた久保と玉田の2トップ
そして日暮れ間近の今朝のピッチで誰より輝いていた小野。

俊輔→アレックス→小野
まるで教科書に載せるために演じたかのようなゴールシーン。

4時に起きてなきゃ後悔してたに違いないほどの素晴らしいゲームだった!

だが喜んでばかりはいられない
終了間際の稲本のケガはどうなのか?
交代で入ったものの輝きを失いつつある鈴木と柳沢

ここまで来たのは選手の力だ。
これから先がジーコの本当の見せ場なのだ!
頑張れ!ジーコ


どちらもスコアは1-1
先制されて追いついてのドロー

兄も弟も「1点を取りに行かなくてはならない」状況で
きっちり点を取る事ができるようになった。
その成長は素晴らしいものがある。
これならオリンピックで決勝トーナメント進出もできるだろうし
W杯の出場も大丈夫だろう。

しかし「もう1点取って勝つ!」それができないと
世界の強豪と本当に互角に渡り合えるまでは行かない。

2006年まであと何段の階段を上る事ができるだろうか?