jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

寝坊してみました(笑)

2004年12月10日 | 家族
昨日の今日で何なのですが
今朝、思いっきり寝坊しちゃいました(笑)

携帯のアラーム2回とジリリとベルが鳴る昔チックな目覚まし時計という
2段3段構えで目覚まし対策をとっているのですが
今朝は見事に全てを寝たまま止めてました(爆)

ウチの会社は変わっていて
本来は9:30始業なのですが
関西支社はクライアントの都合上8:00始業になっており
8:00に会社に到着するには6:40くらいに出れば間に合うんですが
それだと渋滞につかまってしまい
車の中にいる時間が長くなってしまう。
それなら渋滞を避けて早めに家を出て
会社で新聞でも読んでるほうが有意義ではないかと思うんですね。
それで毎朝6時に起きて渋滞する前に会社に行くわけなんです。
もちろん会社には一番乗りなのでのんびりとコーヒー飲みながら新聞を読むのが日課だ。

んで
今朝ハッ!と気づいたのがもう6:40分!
文字通り飛び起きて階下に下りてトイレに駆け込み
洗面所で歯ブラシくわえてタンスに向かいシャツとネクタイと靴下を選ぶ
再び洗面所にとって返し口をすすぎ顔を洗いひげを剃り頭にジェル塗りたくってブラシで整える
その作業の速さといったら、おそらく残像で千手観音に見えるんじゃないかってくらい(笑)

洗面所から部屋に戻るとチーちゃんが起きて下りてきていた。
「パパ寝坊したん?」
「うん(苦笑)」
とりあえずシャツを羽織ってボタンを留める
「パパ、スーツどれ着ていくの?」
「一番左の濃い茶色のヤツ」
チーちゃんはその身体に不釣合いな大きなスーツを取り出しながら
「パパは遅くまで起きすぎやねん。もっと早く寝なあかんで」
「うん、でも一緒には寝ないからね(笑)」
「えー!ダメー!一緒に寝たら寝坊もせえへんで!」

チーちゃんは僕が早く帰るといつも「一緒に寝よう」と誘ってくる。
寝かしつけに行くとそのまま朝まで寝ちゃう場合が多いので
僕はなるべくなら一緒に寝たくなくていつも逃げているのだ(笑)

その間も僕の手は休むことなくネクタイを締めている。
「ハイ、ズボン」
チーちゃんがハンガーからスーツのズボンをはずしてくれた。
「あ、ごめんその前に靴下(笑)」
「あはは(笑)パパ靴下先にはくんかぁ」
「じゃ、ズボンちょうだい」
「ハイ」

ずさっずさっとズボンに両足を通しボタンとファスナーを上げると
「ハイ、ベルト」
「今度は正解!」
じつにいいタイミング、いいぞチーちゃん♪

カチャカチャとベルトを締めていると
チーちゃんが上着をハンガーからはずして両肩の部分を持って構えている。
「ハイ、背広」
「ホイ、さんきゅ」
まるで映画やドラマで奥さんが旦那さんにするように
背後から上着を着るのを手伝ってくれる。
チーちゃんが持っている場所に少しかがんで背中を合わせ
右手、左手と袖を通す。

「忘れ物ない?」
まるで母親気取りのチーちゃん(笑)
「財布、免許証、ケータイ、タバコ…OK!」
「タバコは置いてってもええんやで」
「…はいはい(苦笑)」

素晴らしい!
あっと言う間に準備完了だ!
「気をつけていってらっしゃい!」
玄関口で靴べらを手渡しながら言うチーちゃんを引き寄せ
ぐっと抱きしめて背中をポンポンとたたきながら
「ありがとう!すごく助かったよ!」と耳元でささやき頬に軽くキス(笑)

「お仕事がんばってねー!」
まだ暗い朝の空に響くチーちゃんの声に片手を挙げて応えながら駐車場に急いだ。

7:00に出るとやはり渋滞がひどい。
ジリジリしながら会社へと急ぐ。

会社に着いたのは8:15頃だった。
約2年ぶりの完全なる遅刻だ。
おそるおそる事務所のドアに手をかける…
あれ?開かない。

遅刻しても僕が会社一番乗りだった。