jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

パパサンタは徹夜明け(笑)

2004年12月25日 | 家族
イヴの夜。
しんしんと冷え込む中
一人事務所で残業しておりました。

さすがにイヴの夜。
ネット徘徊なんてしてる人は少なそう(笑)
とりあえず何通かメールを送信。

その後BF2の件で二瓶さんと電話で打合せ。
イヴの夜をお邪魔してしまったのではないかとちょっとドキドキ(笑)
やさしくてお人柄が良く伝わる声でした。

25日午前中までに表紙と扉ページのデータをお渡しする事になったので早速内職開始(爆)
会社のPCはボロで遅いのだけれど何もしないよりはマシ。
赤いきつねをすすりつつ作業をこなす。
23:00FAXが届いてちょっと仕事して残業終了。
扉ページのデータを家にメールして帰宅することに。
時刻は23:30を回っている。
僕のイヴは帰りの車の中で終わりそうだ。

BGMは今日で最後とばかりに「チキンライス」をリピートで(笑)
すれ違う対向車のヘッドライトが心なしか浮かれているように思えた。
交通量の極端に少ない幹線道路を南下している間に日付が変わった。

トランクに娘達へのプレゼントが入っているので家の前に車を停める。
待ち構えていた嫁さんがプレゼントを包装する。
その間に僕は風呂を済ませてPCを立ち上げ
クリスマスカードにチーちゃんニパちゃんそれぞれのメッセージを入れ印刷を開始する。

オンボロプリンタが体を揺すりながら少しづつカードを吐き出していくのを眺めていたら
嫁さんがコーヒーを入れてくれた。
この香りと味が気持ちを落ち着かせてくれる。

ようやく印刷が終わったカードをそれぞれ嫁さんが包んだプレゼントに添えて
娘達の枕元に。
布団を蹴散らして寝息を立てている娘達に毛布をかぶせ
嫁さんと顔を見合わせ今年も無事にサンタさんが来た事を喜ぶ。
普通の家庭ならばこれから夫婦だけの甘い時間に…
となるんだろうけど、残念ながら我が家にはない(爆)

「んじゃ、寝るね」と嫁さん
僕は今から一仕事残っているのだ。

会社から送ったメールを開き
データを開き扉ページの制作を再開する。
同時に表紙の作成も開始。
データの書き出しに時間がかかる。
クリスマスの朝はどんどん近付いてくる。

冬で良かった。
午前6:00になっても外は真っ暗だった。
これで空が明るくなってきていたら焦りは倍増するところだった。

二瓶さんにデータを送信して寝る事にした。
会社には午前中半休をもらうようにしてある。
これでチーちゃんの喜ぶ顔も見られる!

…と思ったのだが
僕が9時すぎに目を覚ますととっくにチーちゃんは起きていて
エンジェルブルーの洋服を眺めてニコニコしていた(笑)
朝からテンションの高いチーちゃんは
とても嬉しそうにプレゼントを説明してくれるのだが
選んだのは僕なので思わず口が滑りそうになる(笑)

ニパちゃんには砂場遊びのスコップやじょうろのセット。
いきなりあちこちに放り投げては嫁さんに叱られている(笑)

チーちゃんはクリスマスカードを見せてくれた。
「今年はお話になっててん」
「どえどれ、トナカイさんかぁ…で、どうだった?」
さりげなく聞くのだけれど内心ドキドキである(笑)
「何かなぁ、中途半端やった」
ガーン!
嫁さんは笑いをこらえるのに必死だ(爆)

「そか、中途半端かぁ…」
「だってな『オレも一人でソリを引いたことがあった』で終わってるんやで、わけわからん」
チーちゃんの手からカードを受け取って眺めながら
「あれ?外側のとこに続き書いてあるんちゃう?」と言うと
「あ、ホンマや! …うんうん、これならわかるわ」とチーちゃん
ホッとしたのもつかの間。
「このトナカイめっちゃリアルっぽいなぁ」とチーちゃん
「うん、そうだね~」と上機嫌で返事をすると
「何かパパの絵に似てるなぁ」
またもや冷や汗タラリのパパサンタ(笑)
「そう?パパトナカイなんて描いた事ないで」
「でもな、前描いてたバイクの絵とか似てると思った」
ス…スルドイ!
「あはは…リアルっぽく描くとみんな似てくるんちゃうかな?」
と答える僕の顔は必死だったに違いない(笑)

ニパちゃんは嫁さんのひざの上で
カードを広げて眺めながら
「わんわん、わんわん」と言っている…
「それ、わんわんじゃないんだけどなぁ…」と言うと
こちらを向いて天使の笑顔で僕に見せようとする。
「わんわん、わんわん」
「あはは…(汗)」

このままいたらボロ出しそうだったので
ちょっと早いけれど出社する事にした(笑)

徹夜明けの眠いパパサンタは正体がバレる前に車に乗り込んだ。

これがホントの「サンタ苦労す」る。
なんちゃって…
ダメだやっぱ疲れてる(爆)