モンローちゃん

　小西六（後のコニカ）パールシリーズは
　国産蛇腹カメラの名機といわれます

　今のカメラに比べれば　旧式で使い辛い
　カメラですが　この時代の他のカメラに比べ
　かなり進んでいて　使い易く高性能でした

　ピントは合わせやすく　作動もしっかりしているし
　状態の良いものなら　写りもかなりのものです

　軽くて作動がいいので　蛇腹カメラとしては
　機動力が高いと思います　　


　小西六パールⅢL　ヘキサー75ｍｍ3.5

ミノルタレポというカメラ

　ミノルタレポは　この会社では数少ない
　ハーフサイズカメラ
　これはその中でも珍しいブラックバージョンです

　仕上げはペイントではなく
　結晶塗装になっています。
　色はグレ-ぽい黒で
　半つや消し

　この機は露出計故障のジャンクですが
　マニュアルで使ってます。

　といっても絞りもシャッタースピード調整もなく
　LV値をあわせるプログラムシャッターで
　ちょっと難しい部類です。

　買われるなら露出計の正常なものを
　お勧めします。

　私は露出正解率75％くらいです。

　黒はかなり高級感があります。

小西六パールIII L

　カメラ屋さんでジャンクのパールを見つけました

　レンズ部は清掃と調整で最低限使えるようにしましたが
　蛇腹がひどい状態でした

　光に透かして見ると穴だらけ
　星が瞬くというより　天の川が横たわっています

　蛇腹を見ると元からなのか
　交換されたのか分かりませんが
　紙製？のようです。

　幸い裏張りがしっかりしているので
　ネットで調べた方法
　木工ボンド（酢酸ビニル）に墨汁を混ぜて
　筆で蛇腹に塗っていきます。

　乾かしては確かめ　乾かしては確かめ
　ボンドを塗っていきます

　天の川がアンドロメダになり　銀河系になり
　最後は太陽系くらいになり　そして真っ暗になりました。

　3日乾かしてから　フイルムを通し試写して
　ラボに持っていきました。

　上がりを見ると　光線漏れが盛大にでています。

　がっかりしていると　光線漏れフィルムは
　同時に出したマミヤ6（セコールつき）のほうの
　フィルムでした。

　パールの方の写りはまずます

　やったーっ！



　でも後日　光線漏れチェックをしてみると
　穴がありました。

　どうやら蛇腹同士がくっついて
　破れてしまったようです。
　コーティング液にベビーパウダーをいれないと
　べたつくようなのです

　また手直しをしなければなりません

　でもそれもまた楽しい作業です

　ちょっと変人（態？）になってきているかも？
　

　

　

転法輪

　まわれまわれ　遠くの人に届くよう
　まわれまわれ　強い想いが届くよう

　コニカFS-1　ヘキサノンAR40mm1.8