ツアイスイコン コンテッサ45mm2.0

　コダックレチナの対抗馬として作られたのが
　コンテッサ
　ドイツのカメラなのにイタリアっぽく
　おしゃれなのは　女性向きのデザインだから

　女性向かどうかはわかりませんが
　小型カメラなのに　高級感と
　優美さが感じられます

　レンズもカールツアイステッサーと
　当時最高クラスのレンズを使っています

　45ｍｍという画角は少しだけ広角寄りで
　レチナの50ｍｍより使いやすく感じられます

　カメラの操作はレチナのほうがやや簡便ですが
　馴れればコンテッサもそうかわりません

　コンテッサという名前はイタリアの言葉で
　貴婦人（伯爵夫人）というそうです

マミヤ６Ｋ

　マミヤ6は蛇腹カメラとしては完成形だといわれているそうです
　距離あわせなど独自の方法で作り上げ　35ｍｍカメラに近い操作感があり
　使いやすいです

　この機体は自動巻き止めのない普及機ですが
　6×6のほか4.5×6の画面で撮れて
　12枚のほか16枚撮りも出来ます

　下位機種なのでレンズもワンランク下のものですが
　645で使えば真ん中の美味しいところしか使わないので
　影響はありません

　経年変化なの　かファインダーの66と645の境界が
　曖昧になってしまって
　フレーミングに気をつけないといけません

　この優しい感じの写りはお気に入りです

　やや大きく重いのは　堅牢で狂いが少ない機械の
　長所であり短所でもあるようです

でも2眼レフよりはずっと軽いんですけど

　マミヤ６Ｋ　セコール75ｍｍ3.5

　

　

IKONTA520

　IKONTA520はツアイスイコンのセミ判カメラ
　セミイコンタの中では距離計もなく
　レンズも一番下のクラス(ノバー）がついていますが
　シャッターは高級タイプ

　下のクラスといっても　ツアイスのことですから
　手抜きがなく写りは悪くない

　ほとんどの国産セミ判蛇腹カメラは
　このデザインやシステムをコピーしたようで
　そっくりなカメラが沢山あります

　たぶん各部の寸法など
　このカメラと同じだと思われます

　日本製2眼レフがローライコードを
　揃ってコピーしたのと同じです
　
　今見るとこの中から　マネを脱して
　オリジナルの道を進んだメーカーが残って
　コピーのままの会社は消えてなくなったように
　思います。

残暑 おみまい

　冷房中？

　小西六パールⅢLヘキサー75ｍｍ3.5