(記事とは関係ありません。メッス駅正面に映し出された“光の祭典”です。)
また一人、フランス人の友人が逝きました。今日が葬儀です。
10月の中頃、ちょうど2ヶ月前も友人が亡くなり、葬儀に出席したばかりです。
みんな私より若い人たち。
私がフランスに来て 右も左も分からない時、私をずっと助けてくれた友人達です。40年近いお付き合いで、沢山の思い出があります。私より先に逝かないで・・・
なんでも、コロナ禍なので30人しかセレモニーには出席できないそうです。友人枠で10人が参加できるそうで、私も加えて貰えました。彼女の子供さん達とはものすごく久しぶりで、こんな機会に会うのも辛いけど・・・
そんなこんな思い巡らしている時、2人の人が連絡をくれました。“ あなたは行くな!“と。今は友人の葬儀より 自分自身を守るべきだと。
私が10月の別の友人の葬儀に出席していたから、心配していたと言われました。こんなふうに心配してくれる人がいる事は嬉しいです。
私も高齢者と言われる年代ですし、基礎疾患(糖尿病)も持っています。感染したら重症化する割合はかなり高くなります。
10月の葬儀の時は 沢山の人で、正直 それはそれは怖かった。
何人か 平気でビズ(ほっぺにチュっとする仏式挨拶)をしてきて驚きました。(もちろん、マスクはしています。強制なので。)
私たちはいいのよ〜って。そういう軽いフランス人もいますが、危機感のしっかりしたフランス人も もちろんいるのです。人それぞれ。
中略、後略で[結論]葬儀には行きません。私の代わりに他の人に参加してもらいます。
私は危機感をもっと強く持たなくては‼️ とつくづく思いました。3月頃から今日まで、いろいろな不自由も我慢して頑張って来たんだもの。執着地点は必ずあるんだから。
Tailly Olivier
◾️◾️ コロナ禍に関連して、一言 ◾️◾️
先日のニュースで、菅総理へのインタビューを見ました。
「皆さん こんにちは、ガースーです。」冒頭第一声コレでした。
バカなの⁉️ コレシカ デテコナイ。
時を同じくして、ドイツのメルケル首相が映っていました。
「クリスマスシーズンを楽しむ 代償に一日590人亡くなるというのは、私には受け入れられないことです。年末年始の接触が増えれば 父母とのクリスマスが今年最後になる。何としても接触を減らしましょう。」拳を振り上げて 涙ながらに訴えていました。
ドイツは残念ながら またロックダウンのようです。
「これは指揮を取っている私の責任です…」と言うような趣旨のことを仰っていました。
なんという腹の座った方だろう!私はこの人について行きたいと思ってしまいます。🍀
🪅🪅🪅🪅🪅🪅 では、おやすみなさい〜💤