人間って か弱い……

病院生活も飽き飽きして煮るなり 焼くなりしろ〜 💢  少々イラッとしていましたが、今日は良いニュースが！あさっての金曜日には出れそうです。

昨日はもっと大きな病院にまで行って、検査をしてもらいました。病院から病院に というのも 初めてですが、足の指の専門医という女医先生の診察を受けてきました。足の専門ですか？と尋ねたら、いいえ、"足の指の専門医"です と。そこまで細分化されているのかと 改めて医学会に敬意を表したくなりました。結果は ◯ 血管の詰まりなどなく異常なし！ということで 退院のめどがつきました。✨

 

 

いつもは 静かな病院も 朝の忙しいひと時。お掃除の人や 検温やらで 看護師さんも飛び回っていますが、一瞬誰も見えない瞬間が。

 

朝食 いつもの。小さめのドンブリで コーヒーはたっぷり。☕️ 

 

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最初の二晩  同じ部屋だったおばあさんの所には 時々遊びに行っていたのですが、昨日は随分おとなしくて ちょっと心配でした……

今朝 行ってみると お部屋が空っぽで 全てのものが外に出されて 大掃除が始まっていました！どうしたのかと思ったら、なんでも 容体が急に変わり 部屋も変わって 勝手に会いには行かないように！と看護師さんからキツイ感じで言われました。私は もちろんそれ以上は訊けません。

おばあさんは お子さんも無く ポーランド人のご主人は7年前に亡くなって ずっと一人暮らしだということでした。歯のない口で よく喋って 楽しい人でしたが、大好きなテレビドラマも 今は観れないでいるのかな と思うと とても気の毒です。 病院では日常茶飯事のことでしょうが 気の小さい私には ショックが大きくて 人間って こんなにもか弱いものなのかと 寂しいを通り越して 怖いくらいです……🍀

 

私って 低体温症？！

入院6日目。

今朝も 血圧測定と検温から 一日がスタート！

またもや、看護師さんが「あなた 寒いの⁈ 」 と何度も訊いてきます。

「体温が 35度5分しかない！」と 困っています。

昨日は36度で、看護師さんが「まあ…まあ…(有りの範囲かなって感じ)」ひとり言で言ってたけど。フランス人に35度台って有り得ないらしい。

 

こういうのも 私 平気⁈

 

今日は 同僚の人を呼んで、Hypothermie「低体温症」イッポ……と聞こえてきました。ああ、また勘違いされている！

"フランス人(肉食人種)の平温 37度" は 私には もう平熱超えていて ふらつくんです。🌀🌀

35度5分くらいは 私(菜食人種)普段の体温なんです。日本人だって 人によりけりでしょうが、日本の友人も日本の家族も37度は もう"微熱あり" なんです。

看護師さんは毎日変わるので、毎朝、この説明やってます。終いには 私って 低体温症⁈ って思ってしまいますねえ。

 

ケーキ、出たあ！

日曜日には ケーキが出るかと 期待していましたが、果たして 出ましたあ！ 糖分を除いた食事が続いていて 間食も一切無しで ケーキ 待ってました❣️ フランボワーズのケーキでした。美味しかったあ。😋💕   思わず 更新です。

 

＊日曜日、昼食。

仔牛のロティ＋べルシーソース(ワインベースのソース) 、ジャガイモのグラタン＋インゲンのバター和え。他は見た通り。

 

＊ ちなみに、夜はこんな感じ。昨夜の食事、ハムでした。

付け合わせは また 茹でジャガイモ、茹でエンダイブ。ズッキーニのポタージュ。あとは見た通り。

何にもしないというのは ひどく退屈かつ 疲れます。

隣の部屋のムッシューはやはり糖尿病ですが ひどい状態で 車いすです。ここに書くのも辛いです。もう一ヶ月いるけど退院の見込みはまだまだ無いと 沈んでいました。私もなんと声をかけてあげたらいいか……とにかく ここで良い治療をいっぱい受けましょう！と言ってあげました。

私なんか軽症もいいとこなのに、ドクターや看護師さんに こんなに良くしていただいて バチが当たって あちこち痛いです。☘

 

入院 3日目ですが……

入院して3日目です。今朝 一人部屋が空いたので お部屋が変わりました。TVも無料、WiFiも飛んでいて✨ びっくり！(TVの使用料は1日4€。約500円)

 

最初の二晩は おばあさんと一緒の部屋でした。とても優しい人なんですが、テレビのドラマが大好きで 私にもストーリーを興奮気味に説明してきて……全く私は興味ないので 辛かったです。

しかし、物凄いお喋り好きのようですが 必ずしも私は聞いていなくてもいいことが分かってきました。意見を聞かれるわけではなく 時々 oui oui と言ってあげるだけでいいみたなんです。おばあさんは一日中一人で喋っていました。

 

＊病院食を載せてみます。２つとも昼食。

●セロリの根っこのサラダ   ●豚肉の粒マスタード煮、 あとは見た通り。

 

 

●鶏胸肉のエストラゴン風味＋マッシュポテト、とあとは見た通り。

 

付け合わせのジャガイモなど いっぱいです。お肉料理は 美味しくて レストラン並みの味です。夜は サラダがポタージュに変わって またこんな感じの食事でした。

まだ 検査らしいことは 始まっていません。出られるのは 来週の中ぐらいと言われました。いろんな心配なこと、問題を解決しておかなければなりません。あと少し頑張ります。フランスは訊かないと 何にも言ってくれないような気がします。

＊ 面白い出来事もないので 退院したらまた更新したいと思います。

                  

バランスのよい食事

"バランスの良い食事"  以前 病院の栄養士さんが 参考にするようにとくれたものです。引き出しから出てきたので 改めてしみじみ眺めてみました。

このような食事が バランス取れていて良いということです。

茶色い肉のようなものは 鳥のもも肉です。病院ではこんな感じで昼夕出てきました。週末はケーキや エクレアが出たりします。栄養士さんが ストレスを溜めないためにも たまには糖分もね、とウインクしてました。日本もそんな感じなんでしょうかねえ⁉︎  フランスは随分ざっくりだなあと思いました。

＊人参サラダ またはポタージュ、そしてお肉 (または魚)の付け合わせの野菜は 食べたいだけ食べていいのです。でも、野菜はそれほど好きじゃあない。💧

澱粉質では ＊パンなら40g その写真くらいの大きさ。または ご飯・ジャガイモ・パスタはどれも100g。の どれか一つです！ ご飯100gで 足りるかあ！💢

主治医に訴えたところ、まあ 150g まではね と言って下さいましたが、ご飯はお砂糖食べてると思ってくださいって言われました。💧   澱粉質の食品には気をつけないといけません。あと、脂っこい食品も控えなければなりません。

               

糖尿病の状態がこのところ良くないので 治療法を変えましょうと 専門医から言われていて 数ヶ月。やっと 先月 入院する段取りまで行ったのですが、突然の変更があり…… 一ヶ月後と。

そして、やっと その日も迫って来ました。今度こそ、行けたらいいのですが。温順しく過ごしてきます。netが出来ないのが 寂しいです。💔

              

 

我が家の仏壇

葬式だとか 棺のこと 終いには 魚の死んだ話。どうもネガティヴなタイトル続きですが、続きついでに 今日は お仏壇です。スミマセン。^^💧

 

◉ 我が家の仏壇(と思ってる) 、棚の上に拵えてあります。

真ん中は 次男とお嫁さんです。昨年結婚しました。右が長男。もちろん左が夫です。まだ病気(ALS)の初期の頃で、病院でクリスマスをした時もありました。何か食べたいものがあるかと訊いたら "イクラ" と言うので イクラの軍艦巻きを作って持って行ってあげました。懐かしいクリスマスです。🎅🎄

 

 

夫は写真が嫌いで 一人でアップで写ってるようなものは無いので 仏壇と言っても飾る写真は 家族写真になります。そして 時々変えます。

フランスのお線香は 細い棒にお線香が棒状についていて、燃え切ると 少し棒が残ります。フランスでは 一般に室内の芳香剤として使われていますね。

この写真を見ると 既にうまく首も回らない夫のこと 気遣いもなく さあさっさと撮りましょう！という非情な私が反省されます。もうちょっと 右側に行って撮ってあげてたら・・・とか いろんなことが折に触れ悔やまれます。彼の想いにもっと寄り添って もっと優しくしてあげてたらーと。でも もうどうしようも無いですけどね。🌿

 

 

別記 : 今一番心に深く思うことは 中国…そして特に日本での新型ウイルスの感染の広がりです。何か書きたいと思いつつ 思いがまとまりませんが、ひとこと。

フランスでは毎日のように このニュースで持ちきりです。普段テレビを見ない私も気になって見ています。日本は何をしているのだ、時代に逆行している と非難しています。クルーズ船の中にいる旅行者への対応、中国人旅行者を日本へ受け入れ続け、考えられないレベルの危機感の無さ！と厳しく言われています。残念ながら 同感です。心配でしかない……。🍀

 

「キナコ」短い命でした。

数年前「キナコ」と名付けた熱帯魚を飼っていましたが、2ヶ月くらいで死んでしまいました。

大きな水槽で 熱帯魚を飼うのが夢で、友人に でも難しいよね? と言ったところ、一匹で飼う熱帯魚がいるよ と教えてくれました。いきなり水槽買わなくてよかった、まず一匹で練習〜と思いました。酸素ブクブクも 温度調節もいらないし 水もミネラル水でよく なんか飼うのが楽らしい。 

 

🐠 。。。。。 そして、我が家にやって来たのは、

青いドレスを着た様な 綺麗な魚チャンでした。  下の方にいても 私が「キナコ〜♬」と呼ぶと よっこらしょ！ひらひら～と泳いで 上がってきてくれます。

水槽を叩くのは、驚くので ダメだそうです。

 

 

フランスでは COMBATTRE (戦う) と呼ばれていて、攻撃的な魚なので 一匹で飼わなければいけないという 見た目は優雅なのに気の荒い魚ちゃんなんです。

日本では「ベタ」と呼ばれているようです。マリモや水草を 意味はわからないけど 落ち着くかなと入れてあげたりして 可愛がっていたんですが・・・

いつも下に隠れているようになって、いつもなら呼ぶとゆっくり上がってくるんですが。そのうち段々 反応しなくなって ああもうダメなんだと……💧

ベタの寿命は２年くらいと短いんです。寿命だったんだと思います。大きな水槽で熱帯魚を飼う事は もう思わなくなりました。☘

 

棺(ひつぎ)の選び方

今日 2月11日は、日本は「建国記念の日」だそうですね。そう言えば、父の命日になるんでした。2006年に亡くなったので もう14年経ちます。 

母は4年前の4月1日、エイプリルフールの日でした。義兄は 体育の日とかで、父の父・お祖父さんは ずっと昔ですが 8月15日の終戦記念日(今はもう無い?) でした。うちの家系はみんな ただの日には絶対死なないという 思い入れでもあるんでしょうか⁈  覚えやすくてイイですけどね。

 

 

フランスの葬儀社。まるでお花屋さんのようで 街のあちこちにあります。

 

夫が亡くなった後、葬儀屋さんがどうするか ほとんど教えて下さって 本当に有難かったですね。でも、いろいろ決める事があり それが大変でした。棺 (ひつぎ) や ブーケや 骨壷とか 新聞に掲載する文章とか セレモニー(葬儀の流れ)とか・・・・

カタログを見せられて 順に選んで決めていくのですが、まず "棺"です。夫は 地味で全てに簡素な人だったので 一番安いので～～ で 本来 問題ないんですが。

私も見栄が出たり 引っ込んだり、夫へのリスペクトも込めなくてはならないし！ 色合いとか 何の木で出来てるとかを重視してるふりをしながら  チラチラッと値段も見つつ……大汗 💦

 もうあんな思いは二度としたくありません。沢山ある中。だいたい真ん中ぐらいの値段のところで決めましたが、どっと大汗が出ました。

※ ひとつ ひときわ 色もデザインも地味〜な棺があったのですが、これは？と訊くと ああ、これはイスラム教徒の棺です って。フランスあるあるですね。 

 

葬儀社の店内です。

 

次に "骨壷"を選ぶのですが、もう棺でクタクタだったので 子供達に 意見を言って欲しかったのですが、何も言ってくれません。何か意見言って！とこめかみのあたりがキーン💢となりましたね。

子供達も 極度の緊張があったのかと思いますけど、若い男は本当に役に立ちません。夫がいてくれたら 意見を言ってくれるのになあと思ってしまいました。

🍀

結局 どんな骨壷を選んだのか 全く覚えていません。金やら銀やら 質素なのやら 豪華な模様やら…… それは沢山ありましたが、息子たちに聞いても どんな骨壷を私が選んだのか 誰も覚えていないのです。

棺もどんなものだったか⁉️ あんなに大汗掻いて 必死に選んだのに・・・何も覚えていません。

💦

 

スマホの時代

日本に行った時に撮ったものです。季節は ちょうど 2月の今頃。

友人宅に向かうため 池袋から東武東上線というのに 乗りました。吊革とか この長い椅子の感じ、とっても懐かしかったので ちょっと1枚。スマホではなく iPad で。

皆さん マフラーに毛糸の帽子などしっかり防寒着ですが、そんなに寒くはなかったです。後で 画像をよく見ると、ほぼ全員 スマホ見てますね！本当にもう 猫も杓子も スマホの時代なんですねぇ。

 

駅に着いて 友人に連絡したくて 公衆電話を探しましたが、どこにも無い！ もうヘロヘロ状態で 永久に見つからないと思えて 駅員さんの腕にしがみついて「スマホ貸してください！」って言いそうになりましたが、🤐  飲み込んで、この近くに公衆電話あるや否やー⁈ と叫んでいました。☎️💦

 

 

「ALS」と「パーキンソン病」

初め 夫は「パーキンソン病」ではないか⁈  と想定され 投薬が試されていきました。転びやすい事など 症状がいくつか似ているからでした。

パーキンソン病は やはり脳の異常のために、体の動きに障害があらわれる病気です。手足 または全身の震えが起こる事くらいですが 私もこの病気の事は知っていました。

1817年に イギリスのドクター・パーキンソンによって最初の患者が報告され このドクターの名前を取って 病名になったようです。 病気が確認されたのは 200年も前なんですね！

 

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まもなく、パーキンソン病の協会(アソシアション)があるから 会合に参加してみたら と勧められて 夫はもちろん 私も入会しました。

一回目に参加した会合には 車椅子の方が2名ほどいて 直ぐこの方が御病気なんだと分かりましたが。全体で20人ほどいる中 どなたがパーキンソン病の方で どなたが付き添いの方なのか ぱっと見 分かりませんでした。

パーキンソン協会の責任者は50代くらいの女性でした。ご主人が この病気を患っていた事から 活動を始められたようです。病気が分かって3年くらい経つと聞いても この方のご主人も 体の震えのようなものは全くなかったです。車の運転もされ お仕事も普通にされていました。

いわゆる 車座になってお喋りしたり 時には 紙を使っての工作みたいな事をする日もありましたね。とてもみなさん明るくて どこどこにスペシャリストの教授がいるなどと 情報ももらえて 何しろ 何年も病気を持っていても ほぼ普通に暮らせる様子を見て 私たちも 希望がありました。

しかし、ある日 主治医から 病名が特定された事を知らされました。「ALS」(筋萎縮性側索硬化症) だと言うのです。「残念ながら パーキンソン病ではありませんでした。」と。

パーキンソン病なら 良い特効薬が開発されていて 病気の症状を抑えて より長く生きれるよう研究が進んできているそうです。それでも パーキンソン病だって いずれは体の機能を失われていく大変な病ですが・・・。 残念ながら って⁈  その意味は後々 だんだん分かってきましたが。

 パーキンソン病のアソシアションからは 相変わらずお知らせが届いていました。食事会があったり ダンスパーティのお知らせなんかも来ましたね。もちろん 脱会のお知らせをしました・・・

 

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つい最近のニュースで、『パーキンソン病の患者3人に「iPS細胞」移植 経過順調』という報道を目にしました。

山中教授の研究は着々と進められてるんだなあ、凄いなあ、良かったなあ と思うとともに、パーキンソン病の 200年っていう 年月を思うと 複雑です。人間の脳は 摩訶不思議な なかなか入り込めない世界なんですね、時間が掛かるんですね……。☘