Howdy Howdy (すでに倒産) 2005年12月28日

2005年12月28日 | 英語学習
Howdy Howdyは、去年の10月終わり頃すでに倒産した英会話スクールなので、
改めて書いていいのか?どうしようか迷いました。
映画クラスやニュースクラスのインパクトは絶大でした。

Howdy Howdyに行こうと思った動機

1.TOEIC対策を独学でやっているのに限界を感じてきたこと。
2.NOVAはインプットがあまりないこと。
3.ネイティブ的発想の本当の英語をみにつけたい。
4.もっとレベルの高いところで刺激を受けたい。

場所

渋谷の1校のみ。
晩年はインターネットで一部のレッスンを見ることができました。

期間

2002年6月から1年間。
NOVAでレベル3になってから約半年後の決断でした。

料金

自分は1年間レッスン受け放題(プライベートや少人数は除く)で12万円のコースを選びました。
レッスンを受ければ受けるほど単価が安くなるわけです。
自分は土日の午後しか行けませんでしたが、
毎日朝10時に来て、夜までずうっと居座ってもOKなコースでした。

講師

ほどんどの講師がバイリンガル。
映画クラスは日本人と外国人がペアで教えていました。
服装は全員カジュアルでした。

主なクラス

一番人気は映画クラス。
他にニュース、トラベル、TOEIC、TOFEL、ディベートなど。
晩年はカラオケもあったようです。
会話クラスはビギナー、初級、中級に分かれていました。
レベル分けがないので、どのクラスを受けてもOK。
これらはすべて予約不要。
プライベートや少人数は要予約。

映画クラス

土日は30人くらい入れる教室が満杯で、あふれる人もいました。
映画やドラマの一部分を見た後、講師が訳しながら使える表現をピックアップしていきます。
「目がお母さんにそっくりね。はい、英語でなんていいますか?○○さ~ん」
と予告ナシに指されまくります。3秒以内に答えないとダメ。スリル満点。
ネイティブだったら絶対こう言う決り文句をいっぱい教えてくれました。
「この表現は4歳レベルですよ~いいですかぁ?」
難しい単語はいっさい入ってないお子ちゃまレベルの表現がぜんぜん言えない……。
NOVAのレベル3は通用しません。なんの慰めにもなりません。
授業が終わるとノートが使える表現でいっぱいになりました。
メモするのが追いつかなかったくらい。手がつりそうになったこともあります。
この映画クラスを受けつづけてTOEIC845点とった知り合いがいます。
ここで学んだ表現は今でも役立っているです。

ニュースクラス

英語のニュースを見ながらディクテーションさせられました。
当然ナチュラルスピード。
聞き取れたつもりでも、書くのが追いつかず玉砕でした。
というかぜんぜん聞き取れなかったのですが……。
席の順番に当てられドキドキでした。
授業のラストにニュースに使われた単語や熟語を講師がピックアップし、
他の言葉に言い換える練習がありました。
リスニングとボキャブラリーを鍛えられる一石二鳥のハードなレッスンでした。
NOVAレベル3のレッスンはぜんぜんヌルイと感じさせられました。

TOEICクラス

看板女講師のときは大盛況でした。
TOEICの受験テクニックを伝授され目からウロコでした。
ただし、彼女はキツイ性格の人だったので、いい意味で緊張感のある授業といえますが、
悪いコトしていないのに、なんだか怒られているような気がしてくる授業でストレスがたまりました。
他の講師が担当したときは、問題集をやって答え合わせするだけのヌルイ授業になりました。

まとめ

英語学習に対する認識を根底からくつがえさせられました。
日本語発想の英語を排除し、
ネイティブなら絶対こう言うホンモノの英語を学ぶという姿勢に100%共感しました。
どうせ限られた時間で英語を学習するなら、ホンモノを身につけるほうが断然いいと思いました。

大学受験のとき抽象的な難しい単語をいっぱい覚えました。
難しい単語を知っていても、「昼飯食いながら話そう」とか「どうしてそんなことになったの?」みたいな日常生活の英語がスンナリ出てきません。
自分に一番欠けているのが、こういった日常生活で使われる当たり前の英語でした。
NOVAのレッスンでも、このへんをびしっと言える生徒さんは皆無でした。
逆にネイティブにとっては、こういった決り文句が簡単すぎてしまうため、
教えてたくてもどこから教えていいのかわからないそうです。
電話シリーズ、お食事シリーズ、身だしなみシリーズ、テレビシリーズなど、
テーマごとに決り文句を体系化した功績は大きいと思います。
NOVAに物足りなく感じていた部分は、まさにこういったインプットの部分。
インプットの大切さを教えてくれたのがHowdy Howdyでした。
「Howdy Howdyで使える表現を覚えて、NOVAで使う練習をする」
のがその頃のスタイルでした。

今でも、映画クラスでよく言われたことが思い出されます。

・英検1級、TOEIC満点とっても、日常の会話ができなければ意味がない。
・3秒以内に答えられなかったらマチガイ。3秒以上考えて言った英語は日本語発想のマチガイ英語。
・子供レベルの決まり文句は大人になってからも一生使う。
・日本語発想の英語でもなんとなく意味が通じるので、ネイティブは直してくれない。
・決り文句を知らないと、いつまでたっても映画を字幕ナシで理解できるようにならない。
などなど。

では、試しに下記の日本語を英語で言ってみてください。
「今日は何の日?」
「仲間に入れて」
「(お風呂の後に)体を拭きなさい」
「鼻水がでているよ」
「ネクタイが曲がっているよ」
「転んで恥ずかしかった」

こうつきつけられるとドキっとしますね。
英語についていろいろ考えさせられると思います。
これらを3秒以内に英語で言うことを求められたわけです。
NOVAではまず教えてくれません。
難しい単語は要りません。
逆にこういうのがスラスラと言えるようになると、英会話が俄然楽しくなってくるのでした。

倒産

2004年10月の終わり頃、改装のため2日間お休みになるという前触れが出たらしい。
いざふたを開けてみればもぬけの殻。
いわゆる夜逃げ。
前払いの授業料は生徒に返還されなかった。
1年間でレッスン受け放題で50万円を前払いし、1年後に40万円が返還されるというあやしい制度もあったが、これももちろん返還されなかった。
自分が辞めた後にこの事件が起きたので被害はなかったけど、
もし、NOVAが倒産したらこうなるのかなあ……。
いずれにせよ許される行為ではない。

NOVA 7Aから3への歩み その5 2005年12月27日

2005年12月27日 | 英語学習

レベル3

2002年1月19日~現在に至る

レベル3になって、もうすぐ4年が経とうとしています……。
レッスン数にして少なくとも550回以上は受けているはず……。
4年間の膨大なエピソードは書ききれないので、要点だけピックアップしてみます。

レベル3の感想

講師の話すスピードがさらに速くなり、個人差はあるがツッコミもきつくなった。
レベル4でも、まだ手加減されていたと痛感。
2回ほど激しいスランプを体験。ぜんぜん英語が出なくなった。
まだまだ学ぶべきことが多い。

雰囲気

土日なので圧倒的に社会人が多い。しかも男性が多い。
上手くしゃべれる人はもちろんいっぱいいます。そうじゃない人もいます。
能力差がとても広い印象。
ポイントが少なくなるとレベルアップしやすい、
6年くらいマメに通えば3に上がれる、
などの噂が真実に思えてくる。

ターゲットグラマー

仮定法、関係代名詞、間接話法、不定詞、so that 構文、接続詞など多岐にわたる。
テキストが今年の秋から替わったので、現在はちょっと違うかも。
まだ全部のページをやっていないのでよくわからない。
ちなみに、新しいテキストは絵や写真が増えて、文字が減ったけど、レッスンは以前より難しくなった。
古いテキストはマンネリ化していたので、新しいテキストは新鮮でいい刺激になっている。

難易度

・政治、経済、社会問題など難しい話題を議論させられるケースが多く、
 日頃英字新聞や雑誌を読んでいないときついときがある。
 もちろん、軽い話題のレッスンもあるけれど、とにかく幅広い話題が話せることを求められる。

・幅広く、時には抽象的な話題にもついていくために語彙増強は必須。

・ただ場当たり的に発言するよりも、
 意見→理由→例→結論
 というふうにロジックで話を組み立てることを求められる。

・つねに即答を求められる。
 よく知らない議題でも、なぜ知らないのかを述べて間をつなぐとよい。
 質問されてから、答えるのに時間がかかってしまうと非常に印象が悪い。
 これは「Fruency」という採点項目でばっちりチェックされている模様。

Voice

Voiceを使ってのVoiceオフ会を何度か開催していただき、とても楽しかったです。
うちのブランチでは一時期、話題や講師を独占したがる人が他のブランチからきて雰囲気が悪かった。
それ以来Voiceはやめてしまった。
最近はどうなんだろう?

フタマタ作戦

2002年6月から1年間、今は亡きHowdy Howdyにも通い始める。
NOVAとHowdy Howdyの英会話フタマタ作戦。
午前中に地元のNOVAへ行き、午後は渋谷のHowdyへ行く。
土日は完全に英語でつぶれてしまい、けっこう体力的にもきつかった。
看板講師が長期お休みのときは、だいぶサボってしまう。
生徒に通訳の卵が何人かいて、レベル3など何の慰めにもならないこと痛感させられる。
詳しくは別のエントリーに書きます。
ちなみに、このスクールは夜逃げし、現在は存在しません。

TOEIC

TOEICスコアは上がったり下がったりの一喜一憂。
2003年9月のテストで念願の810点をゲット。800点の目標をクリア。
しかし、これの有効期限が過ぎてしまったので、再度受験しなければならない。
来年からテストが難しくなるので、なんとかしなければ……。

レベル2への課題

・文法的ミスをなくす。これは7A時代から永遠のテーマ。
・語彙をもっと増やす。せっかく英字新聞をとっているのだから、もっとまじめに読まないと。
・リスニングを上手くなる。TOEICも絡んでくるので、英語を聞く時間と方法を確保したい。
・苦手なものはListen & Repeat。頭真っ白。シャドウイングの練習が必要か。
・とにかく日頃のインプットが大事。
 このレベルになってくるとレッスンの回数よりも、いかに自分の引出しを豊かにするかの方が重要。

まとめ

自分にとってNOVAは英語が話せる唯一の場。
週末の楽しみなエンターテインメント。

こんなに長く続けられたのは、
基本的に自分は英語が好きというのが大きいけど、
うちのブランチ特有のアットホームな雰囲気のおかげでもある。
幸いにも、講師陣はいい人が多くて助かっている(たまにハズレもいるけど)。

もちろん、NOVAに対する不満もある。
日本人スタッフはがめついくせにいい加減とか、
予約が取りにくいときは、ほんとにぜんぜん取れないとか、
セールスがしつこいとか、いろいろ。

「NOVAとはさみは使いよう」の名言があるように、
うまく利用すればこんなに面白いものはない。
ただ漠然とレッスンを受けるよりも、
普段勉強(インプット)したことをレッスンで試すくらいの積極的な姿勢で挑みたい。

いつか必ずNOVAを辞める(卒業する)日がやってくる。
仲のいい講師陣との別れはつらい。
おそらく今のポイントがなくなれば、次は更新しないであろう。
そのとき自分はどのあたりにいるのだろうか。
楽しみでもあり、怖くもある。

NOVA 7Aから3への歩み その4 2005年12月26日

2005年12月26日 | 英語学習

レベル4

2001年6月2日~2002年1月6日 計78レッスン

そのころ使っていたテキストはレベル5までしかカバーしていないので、
レベル4から上が載っているテキストを購入させられる。
いきなり活字が小さくなって、文章量が圧倒的に増えていたので思いっきりビビる。
最初のレッスンで講師の話すスピードが明らかに早くなっていることに気がつき、
今までずいぶんと手加減されていたことを痛感する。

ターゲットグラマーは、仮定法過去、推量や断定の助動詞、助動詞+完了形、未来完了形など。
ターゲットグラマーを使った基礎的な練習はもちろんのこと、
生徒さん同士でディスカッションをさせられることが多くなった。
レベル5のときご無沙汰だったVoiceにすこしづつ参加するようになる。

レベル4になりたては、講師陣が大幅に入れ替わった時期でもあった。
有能な講師が何人か去っていき、新しい人が増えた。
95%の確率で二日酔い状態のやる気のない講師もやってきた。
そいつと当たったレッスンは捨て
そいつ以外はみんないい人だった。

ちなみに、いわゆるハズレ講師はいなくなるのが早い。
本人のやる気の問題もあるだろうし、日本人スタッフにクレームが集中するはず。
そのクレームはトレーナーに伝わり、説教される羽目になる。

トレーナーが入れ替わったせいかレベルアップの基準がゆるくなっている気がした。
顔見知りの生徒さんのレベルアップ・ラッシュがあった。
同じレベル4でも、ものすごくしゃべれる人と、そうじゃない人が混在し、アレ?と思う。
その後、レベル3に上がると、その傾向にますます拍車がかかることになる。

他のブランチの方から聞いた話や日記によると、
NOVA全体でレベル設定が昔よりも一段落ちくらいになっているらしいとの情報。
ほんの一握りしかいなかったレベル2がこの時期に急増したそうだ。
レベル3への試験が論述式から選択式に変更されたのも、
この事実を示唆しているように思えた。
トレーナー云々は関係なく、NOVAそのものの方針だったらしい。

レベル4に上がった勢いに上して、
2001年7月下旬に生まれて初めてTOEICを受ける。
テスト前日にTOEICフレンズでリスニングパートを試しにやってみた。
パート3、4がまったく太刀打ちできず。
本番を前にして、ものすごく不安になる。

本番はやはり玉砕……。
パート3、4はぜんぜんダメ。
パート7の長文は時間内に全部回答できず。
なんて恐ろしいテストなのだろう!!
結果は680点。
とほほであった。
やはりある程度の受験勉強は必要だと感じた。
その後、TOEIC参考書を買いあさりTOEIC対策を徐々に始める。

TOEIC受験後、しばらく英会話はスランプに陥る。
レッスンで英語が思ったように出なくなる。
2001年夏ごろの日記をあらためて読んでみると非常につらくなってくる。
かなり精神的に打ちのめされていたことがわかる。
英語が現状打破への希望だった。生きる希望といってもいい。
NOVAとの出会いがなかったら、もしかするとこの頃自殺していたかもしれない。
911のおかげで十何年ぶりの渡米がキャンセルになったのもつらかった。

つらいことばかりだったけど、秋頃からいいこともあった。
NOVAの生徒さんでホームページを運営されている方々がいらっしゃることに気がつく。
インターネット経由で他ブランチの方々と少しづつ交流が生まれていく。
秋も深くなってきた頃、NOVAつながりのサイトで知り合った方々とのオフ会が初めて実現。
翌年にVoiceを利用したVoiceオフが開催されることになる。

今はなきユニークな英会話スクールHowdy Howdyが気になりだすのもこの頃。
オフ会のメンバーが、このスクールにも通っていたのだ。
あ、そうだ。オフ会にHowdy Howdyの講師も連れてきてもらったんだっけ……。
Howdy Howdyについては、レベル3か別のエントリーでとりあげます。

秋頃うちのブランチに赴任してきた英国人講師に一目惚れ(正確には二目惚れ)。
外国人に恋したのは生まれて初めて。
英語がなかったら彼女に会うこともなかった。
生きる希望が湧いてくる。
英語をもっとがんばらなきゃと思う。
日記も彼女に対するハラハラ・ドキドキのエピソードが頻発し、
いちばん面白い時期となる(<自分で誉めてどうする!?)。
すみれ*さんから、「手に汗にぎる英会話」との称号ををいただく。
まさにそういう感じでした。

2002年1月初めに、トレーナー担当のレッスンを受けたあと、
レベルアップの推薦状をいただく。
休日出勤が多くて思うように通えていなかったので、
約半年でのレベルアップは信じられなかったし、飛び上がるくらい嬉しかった。
スランプからなんとか立ち直り、暮れの頃はわりと調子がよかったような気がする。

推薦状の最初のサインは12月2日。
二人目は12月24日。
最初のサインから最終的に推薦状が手渡されるまでにえらく日にちがかかっているのは、
レベル5時代と同様に好不調の落差が激しかったためと思われる。
レベルアップの筆記試験はえらく難しかったのを覚えている。
こんなの習ってないよ!ヽ(*`Д´)ノゴルァって。

7Aで駅前留学にデビューして、約1年半かかってレベル3に到達することができました。
自分は週末にしか行けなかったので、
平日にコンスタントにレッスンできる人がうらやましかったです。

次回は、現在のレベル3についてとりあげます。

NOVA 7Aから3への歩み その3

2005年12月22日 | 英語学習

レベル5

2001年1月21日~2001年5月20日 計55レッスン

入学当時はとりあえずレベル5くらいまでいければいいかなと思っていた。
いざレベル5になってしまうと欲がでてくる。
こうなったらレベル3までいっちゃいましょう!
英語に対する意欲はますます旺盛になる。

2001年4月からTime誌とThe Japan Timesの定期購読を始める。
日本人スタッフから「語彙が幼稚」と言われてから、
どうすれば語彙を増やせるかを何人かの講師に相談してみた。
返ってくる答えは共通していて、
「とにかく英語を読みなさい」だった。
現在起きている事件や話題が英語でどう表現されているか?が純粋に興味あったので、
上記の2誌をとることに決定。
自分への投資第2弾であった。

ターゲットグラマーは、仮定法、関係代名詞、過去完了形、間接話法など。
テキストの文字数が若干増えてくるが、
レッスンの難易度的にはまだマッタリしていたように思う。

このレベルにきてラッキーマンツーマンを初めて体験する。
自分はいつもグループレッスンを予約している。
グループレッスンは1回につき1ポイントの消費で済む。
マンツーマンで予約すると1回につき3ポイントも取られてしまう。

しかし、同じレッスンの時間帯に同じレベルの生徒さんの予約がないと、
グループレッスンの予約でもマンツーマンになる。
ポイント消費も1でOK。
これがいわゆる「ラッキーマンツーマン」
1レッスン40分をネイティブ講師とサシで会話をつなげることができたのが、
ものすごく自信になった。

レベル5のときは一度もVoiceに出なかった。
「出なかった」というより、「出る気力も体力もなかった」のほうが正解。

この時期は休日出勤が多くて、週1回しかNに行けないことが多かった。
日頃の疲労が蓄積したままの状態で英会話に臨むと、頭に鉛が入っているように重く、
モヤがかかっているような状態でぜんぜんしゃべれない。
2レッスンやって英語勘を取り戻すのがやっと。
もっと英会話したいのに、またすぐ地獄のウィークデイに突入。
こんなことの繰り返しで好不調の差が激しかったにちがいない。
また、レベル5に上がってから急に予約がとりにくくなったのもよくなかった。

こんな状態だったので、わずか55回のレッスンでレベル4への推薦状をもらったときは、
嬉しかったのと同時に驚いたです。
100回くらいレッスンしないと上がれないのではないかと危惧していたので……。

推薦状をよく見てみると、最初のサインは1ヶ月前にされたものだった。
二人目のサインまでえらく日にちがかかっていた。
やはりそれだけ好不調の波が大きかったということでしょう。
波乱万丈のレベル5時代であった。

7Aからスタートして、1年弱でレベル5をクリアできた。
順調にレベルアップを繰り返すとますます駅前留学が楽しくなる。

次回はいろいろ転機があったレベル4についてとりあげます。

NOVA 7Aから3への歩み その2 2005年12月21日

2005年12月21日 | 英語学習

レベル6

2000年11月3日~2001年1月13日 計34レッスン

サクっと通過してしまったので、レベル6はあまり印象に残っていない。
まだやってないテキストのユニットがあったにもかかわらず、
レベルアップの推薦状をいただいてしまう。
レッスンメイトの英語は7Aとあまり変わりがなく拍子抜けする。

積極的にVoiceに参加した時期でもあった。
上のレベルの生徒さんよりも、自分の方が目立ってしまうこともしばしば。
「まだレベル6なんです」というと、他の生徒さんから驚かれたこともあった。

英会話が楽しくて仕方がなかった。
講師陣にもそんなオーラが伝わっていたらしく、とてもいい関係を築いていく。

たまに日本人スタッフから、
「講師からのフィードバックを聞いていかないか?」
とお誘いを受けることがある。
アドバイスをいろいろいただけるのだが、たいていセールスを絡められる。
当時はポイントがまだワンサカあったので、強引なセールスをされることはなかった。

文法的な間違いがまだけっこうあるのと、語彙が幼稚と言われてしまう。
文法のミスは自分でも気づいていたのでいいのだが、
語彙についてはその言い方もあってカチンときた。
Nに通うだけでなく、ふだんの学習が必要であることを自覚させられた。

あとから当時のことを振り返ってみれば、
カチンとさせられたそのヒトコトが英語学習のヒントになっていることに気が付いた。
つまりインプット(覚えること)の重要性。
このへんは近いうちに詳しく書いていきます。

ターゲット・グラマーは主に未来形。
付加疑問文、現在完了進行形、使役の第5文型、used to ~など。

次回はレベル5について。

NOVA 7Aから3への歩み その1 2005年12月20日

2005年12月20日 | 英語学習
前の日記に書いたとおり、
2000年5月末にレベル判定のテストを受けて7Aと判定された。
6月よりレッスンを本格的に開始する。
週末の土日にレッスンするペースは、今も昔も変わらない。
当時の目標はTOEIC800点!

余談だけど、最初のころは、
NOVA講師は校外で生徒と飲みに行ったり、遊びに行ってはならないという規則を知らなかった。
「講師を飲みに誘えるようになる」のも当時の目標だったことを告白しておきます(汗)。

レベル7A

2000年6月4日~10月29日 計50レッスン

最初のうちは、いっぱいいっぱいだったので、1日に1レッスンのペース。
言いたいことがなかなか英語にならず、1レッスンやるとストレスのあまりボロボロに疲れてしまう。
しかし、普段のストレスとは違って、やりたいことをやっている気持ちいいストレスだった。
誰かに強制されてやっているのではなく、自分の意志でやっている。
「英語好きなんだ」って実感した瞬間でもあった。
好きであることは、苦労を苦労と感じさせないマジックがある。
8月ころからだいぶ慣れてきたので、8月下旬から1日2レッスンのペースに変更。

9月からVoiceにもチャレンジ。
他校への遠征Voiceも経験する。

よそのいろんなNOVA日記を読んでいくと、
ふつう7AくらいではVoiceはおろか、
他校への遠征Voiceは敷居が高いものであるらしいことをあとで知る(汗)。
当時はそんなこと知らなかったこともあって、
月1回ほどのペースでVoiceに出ていたような記憶。
CLUB7も積極的に利用。

他のレベルの生徒さんの英語を聞いてみて、
「自分よりの上のレベルであっても、決してスラスラしゃべれるとは限らない」
ことを知って正直なところアレ?と思う。
とはいえ、自分の英語は文法的に間違いだらけ(汗)。
人の英語がどうのこうの言える立場ではなかった。ぷ。

正確な文法で話そうと思うと、しゃべりだす前にあれこれ考えてしまい、
大人しい人になってしまう。
文法はとりあえず置いといて(つ´∀`)つ、積極的にしゃべるほうに力を入れていた。
ノリとハッタリの世界。

テキストの同じユニットを何度もやらされるようになってちょっと飽きてきたころ、
不思議な夢を見た。
あるオーストラリア出身の講師と北海道へ旅行した夢。
次の日、Voiceを楽しんでいたところ、突然レベルアップの推薦状をもらう。
推薦状に講師2名のサインが書かれているのだけど、
そのうちのひとりが夢に出てきた講師のものだった。
シンクロニシティか?虫の知らせか?

初めての推薦状は嬉しかったですねえ。
普段誉められることがあまりないもので……。

予約変更できない3時過ぎの出来事だったので、
7A最後の2レッスンは消化試合となった。
計52レッスンを受けて7A通過となった。
NOVA以外では特に勉強しなかったので、
復習をきっちりやったりすればもっと早く上がれたのかなと反省。

7Aのターゲット・グラマーは主に過去形。
過去形がまともにしゃべれなかった自分にはちょうどよかったかもしれない。
現在進行形、現在完了形、have to ~などもあった。

長くなってしまったので、レベル6は次回に。

NOVAとの出会い その2 2005年12月19日

2005年12月19日 | 英語学習
レベル判定の試験が終わって、受付近くのブースで結果を待つ。
これっぽっちもない英語脳をフル回転したおかげで疲労困憊のヨレヨレ。

前回、自分にNOVAの概要を説明してくれたお姉さんが結果を伝えてくれた。
7A

9つあるレベルの下から3番目。
初心者レベルといっていいだろう。

複雑な心境だった。
一番下の7Cじゃなくてホッとしたものの、
学生時代にわりと英語が得意だったので、
もうちょっと上になるのじゃないかと期待していた部分もあった。
正直なところ、ちょっとショックだった。

長いブランクがあったし、
過去形すらしゃべりで言えなかったのだから仕方ないよな……。
しぶしぶ納得するしかなかった。

ちなみにオフィシャルサイトでは、「7A」の能力をこんな感じで想定している。
7Bに較べて会話の中で使えるボキャブラリーが多く、知っている限りの言葉を用いて、
日常生活の最低限の欲求を満たすためのサバイバルなコミュニケーションができます。
基本的な必要最小限のボキャブラリーがあり、何とか意志の疎通はできますが、
会話の中では簡単な単語の組み合わせでしか話すことができず、センテンスでは話せません。

要約すると、
知っている単語を並べているだけ、まともな英語にはほど遠い。

大きなお世話だ!ヽ(*`Д´)ノゴルァ

こんなはずじゃない!
徹底的に鍛えなおしてベラベラになってやる!
リベンジのため、即座に本格的な入学を決意した。

TOEICコースではなく、普通の英会話コースでやることにした。
TOEICで高得点をとっても、しゃべれなければ何にもならない。
というか、そのときの状態ではTOEICどころの話しではなかった。

400ポイントとVoiceも申し込む。
自分への投資。
2000年6月から本格的に英会話を開始。
週末にNOVAへ通うことになる。


レベル7Aから3への道のりを次回に総括してみます。

NOVAとの出会い その1 2006年12月16日

2005年12月16日 | 英語学習
NOVAとの出会いは2000年5月21日までさかのぼる。

買い物ついでに地元の駅ビルに入っているNOVAに初めて行ってみた。
TOEICコースのパンフレットをもらうだけの軽い気持ちで。
そのときはまだ、ここにまさか入学しドツボにはまっていくなど予想だにしなかった。

当時、TOEICを受けてみようと突然思い立った。
高得点をとれれば、アレをナニするためのアドバンテージなるかもしれないので。
学生のとき以来、本格的な英語の勉強はご無沙汰。
いきなり試験を受けても高得点は難しい状態。
勉強が必要だ!
独学だと続かないような気がして、どこかスクールにお世話になるのも悪くないと思った。

駅ビルのレストラン街にあるNOVAに着くと、
きれいな受付のお姉さんがいた(・∀・)萌!
パンフレットだけもらって帰るつもりが、座っていろいろ説明を聞くことになってしまった。
お姉さんの説明がなかなかいい感じだったので、
とりあえず、3レッスンだけのお試しコースを受けることにした。
嗚呼、敵のペースに見事はまってしまった……。

翌土曜日にレベル判定のテストを受けることになった。
そのときの緊張ぶり・ダメダメぶりを過去の日記から。

土曜日に英会話学校で実力テストを受けてきた。
その人のレベルに合ったクラスから始めるということで、今回のテストは必須なのであった。
テスト前からかなり緊張していたように思う。
お昼御飯のマックもろくに味がわからなかった。
午後1時半ちょっと前に学校へ着く。
まずは筆記試験。
ひとりでせまい部屋に閉じこめられ、答案を埋めていく。
もっと難しい問題を予想していたのだが、中学生レベル程度の文法問題だった。
学生時代の期末テストを思い出してしまう。
筆記テストを受けるなんていったい何年ぶり?
よその部屋で行われている授業の声がビンビン聞こえてくる。
これがちょっとプレッシャー。
隣の部屋では小さな子供が英語のレッスンを受けていたようだ。
グループレッスンの和気藹々とした笑い声も聞こえてくる。 
45分の制限時間を使い切る前に答案を埋めることができた。
お次はネイティブとの1対1面談。
お相手はダニエル先生。
彼は自分よりも若そう。
ここで思いっきりアガってしまった。
言いたい英語がなかなか出てこなくて、パニック!
頭の中は真っ白。文法的にかなりメチャクチャな英語で話してしまう。
いま言った英語はメチャクチャじゃん!としゃべりながら気がつくこともしばしば。
しかし、単語をつなぐのに精一杯で、文法的なことまで頭がまわらない。
やばいやばいって焦ると、ますますパニックに陥ってしまう。
終わったあとは汗びっしょり。へろへろに疲れてしまった。

最初は初対面の挨拶から始まり、自己紹介。
ここまではよかった(ような気がした)のだが。
次にサラリーマンの一日が描かれたセリフのない漫画を見せられ、
それを英語で説明しろときたもんだ。
もう、頭真っ白ですわ。

何かを描写させるのは、その人の語学力を見抜くのに手っ取り早い。
発音やイントネーションはもちろんのこと、
どの程度の語彙をもっているか?
どれだけ正しい文法で話せるか?
文の構成力はどうか?
などみんなバレちゃう。

当時はしゃべるとき現在形と過去形の区別もつけられなかった。
英語を読むときは現在形と過去形の違いはわかるけど、
いざしゃべるとみんな現在形になってしまう(汗)。
現在完了をしゃべりで使うなどこのときは問題外。
3単現のSも言えない。
「読み」・「書き」する英語と「聞く」・「話」す英語はこうも違うものかと痛感させられた。

学生のときは英語がわりと得意だった。
学生時代の英語はペーパーテストのときに正しい答えを書けば、それでよかった。
英語を話す必要はなかった。

いざネイティブを前にして、ぜんぜんしゃべれなかった。
とにかく悔しかった。

長くなってしまったので、つづきは次回に。

NOVAのしくみ 2005年12月15日

2005年12月15日 | 英語学習
すみません。
日記の書き方が悪くて一部誤解を与えてしまいました。
自分はまだレベル3です。
申し訳ありません。

最近の日記でNOVAのレベルについて書かせていただきました。
NOVAに行ったことのない人には何のことかわからないと思われます。
簡単に説明してみようと思います。

NOVAでは、9つのレベルが設定されています。
NOVAのオフィシャルサイトの説明によると、
外国語を使いこなす能力を正確に測定し、生徒一人ひとりの実力に合わせたレッスンを行うため
生徒さんは9段階で能力別に振り分けられます。

下記のサイトにレベル設定の基準というか目安が掲載されています。
9段階のレベル設定

NOVAに入学すると、まず最初にレベルチェックのテストを受けさせられます。
自分のときは筆記と面接がありました。
現在はどうなのでしょう?
レベルの判定は確かその日のうちに出たと記憶しています。
自分は7Aでした。
7Aは下から3番目の初心者レベルでトホホでした。

その後、その判定されたレベルでレッスンを受けていくことになります。
テキストもレベル別になっています。

レッスンを何度か受けて、実力が上がったと講師に判断されると、
レベルアップの推薦状がもらえます。
この推薦状を受付にもっていくとレベルアップのテストを受けることができます。
そのテストに合格すると、1段階上のレベルに上がることができます。
以前は筆記でしたが、現在は面接になっているようです。

レベルアップの推薦状をもらうと、
自分は単純なので素直に嬉しかったです。
生徒さんにとって、いいモチベーションになると思います。

とはいえ、
このレベルアップにはいろんな逸話があります。
残りポイントが少なくなるとレベルアップしやすいとか……。
レベルアップを匂わせて、ポイント更新の営業をせまられるとか……。
あの人は上がったのに、自分はなんで上がらないの?チクショーッ!とか……。
いろいろドロドロな噂がありますので、このへんを頭に入れておくと、
NOVAについての日記が100倍楽しく読めることでしょう。
( ̄ー ̄)ニヤリ

NOVAのレベル考 2 2005年12月14日

2005年12月14日 | 英語学習
レベル2にふさわしい英語力を身につけることを考えると、
なんという遠くて長い遠い道のりなのだろうと、
やらなくてはならないことの多さに圧倒されてしまう。

昨日の日記にこう書いたものの、後で変な違和感を感じてしまった。
まるで、NOVAでレベルアップするのが目的で英語を勉強しているような書き方だったことに気がついた。
これじゃあ、本末転倒だ。

NOVAのレベル云々は、正直なところどうでもいいのである。
あくまでも目標は、アレをナニすること。

ゾーン制になってから、レベル1から4まで同じゾーンGでくくられてしまった。
テキストもゾーンG用なので、もし2に上がっても同じテキストを使う事になる。
以前のテキストはレベル毎にセクションが分かれていたが、
現行のテキストは分かれていないように見える。
同じ教材を使いつつも、レベルによってレッスンの難易度が異なるのであろうか?
よくわからない。

ゾーン制のせいでたとえ2に上がったとしても、
グループレッスンをとる限り、
常に下のレベルの生徒さんと一緒にレッスンを受けさせられる可能性がある。
ますますレベルアップの意味がないように思える。

大切なのは、
1日にひとつでもいいから単語か表現を覚えて、
自分の引出しを豊かにすること。
つまり、自分の英語の幅を広げること。
継続は力なり。

レベルアップはあとからついてくるもの。
それでいい。