喜び日記

日々の幸せ見つけます♪

カチューシャの歌

2010-02-06 14:54:38 | Weblog
カチューシャかわいや
わかれのつらさ
せめて淡雪とけぬ間と
神に願いをララかけましょか

子供の頃聞いた悲しく、さびしく、切ないような

歌でしたが

浅田次郎氏の小説を読んでいたら

母親が亡くなってから、父親の借金のため

姉は吉原弟の主人公は盗人の親分へ売られます

器量よしの姉はおいらんになりますが

身請けをすると言ったその人があまりにもの大金に

ご破算にした為に、主人公の兄貴分がその人の家の

お金を盗んで足抜けさせるのですが

その時には姉はスペイン風邪で死に掛けており

主人公が背負っていく道中に

なぜか永井荷風に会い歌を歌ってあげなさいと言われ

この歌を歌うのですが、

口ずさむだけでも泣けてきます

小説とは本当にすばらしくまるで現場を

見ているようです

これからもずっと心に残る作品になりそうです

今日も読んで頂き有難うございました