じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『風神館の殺人』 石持浅海

2025年04月06日 21時35分32秒 | ■読書
石持浅海の長篇ミステリ作品『風神館の殺人』を読みました。
『鎮憎師』に続き、石持浅海の作品です。

-----story-------------
ある復讐のために高原の施設に集まった十人の中の一人が殺された。
犯人の正体と目的が掴めぬ中、第二の殺人が! 長編密室ミステリ。

高原の保養施設「風神館」に集まった十人の男女。
彼らの目的は、自分たちを不幸に陥れた企業の幹部三名に、死を以って償わせること。
計画どおり一人目を殺害したあとに、彼らが目にしたのは、仲間の一人の変わり果てた姿だった。
誰かが裏切ったのか!? 仲間の死を警察に通報すれば、復讐計画が頓挫してしまう。
外部との連絡が遮断された館で、皆が疑心暗鬼にかられる中、さらに仲間が殺されて……。
猜疑と信頼が交錯する密室ミステリの秀作。
 『崖の上で踊る』を改題。
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2018年(平成30年)に『崖の上で踊る』というタイトル刊行され、2022年(令和4年)に改題して文庫化された作品です。

 ■序章 復讐者
 ■第一章 風神館
 ■第二章 フウジンブレード
 ■第三章 キーパーソンの死
 ■第四章 暫定的結論
 ■第五章 連続殺人
 ■第六章 欠席裁判
 ■第七章 対立
 ■第八章 真の顔
 ■第九章 裏切り者
 ■第十章 敵と味方
 ■終章 復讐者

密室空間で殺されていく仲間たち……ともに罪を犯すために集結した10人の中に裏切り者がいる!? 史上最悪の復讐劇を描いた長編ミステリ、、、

計画は完璧なはずだった……仲間が仲間を殺すまでは――。

那須高原にある保養所に集まった絵麻をはじめとする10人の男女……彼らの目的は、自分たちを不幸に陥れた企業「フウジンブレード」の幹部3人を、復讐のために殺害することだった、、、

計画通り1人目を殺した絵麻たち……次なる殺人に向けて、しばしの休息をとった彼らが目にしたのは、仲間の一人の変わり果てた姿だった――。

裏切り者は誰なのか? そしてその目的は? 史上最悪の復讐劇が今始まる! クローズド・サークルの名手が挑む、予測不能の本格ミステリ!

保養所に集まった10人の男女……同じ目的、復讐のために集まった仲間が、ひとりずつ殺されていく、、、

10人の中に犯人がいるはずなのだが……誰が味方で誰が敵? 復讐の連鎖? 裏切り者は誰? その目的は? 結末まで真相が判らず、その結末も嫌な感じでしたが、そんな展開も含め、クローズド・サークルものとして愉しめました。
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『鎮憎師』 石持浅海

2025年04月05日 20時36分39秒 | ■読書
石持浅海の長篇ミステリ作品『鎮憎師』を読みました。
石持浅海の作品は、2月に読んだ『女と男、そして殺し屋』以来ですね。

-----story-------------
奇想の作家の新たな挑戦。
本格ミステリーの可能性を拓く傑作誕生!

赤垣真穂は学生時代のサークル仲間の結婚式の二次会に招かれた。
その翌日、仲間の一人が死体となって発見される。
これは、三年前にあった“事件”の復讐なのか!?
真穂は叔父から「鎮憎師」なる人物を紹介される……。

「ちんぞうし?」
わたしは訊き返した。知らない言葉だ。
「そう」順司叔父は、前方を見ながらうなずいた。「『憎しみを鎮める人』ってくらいの意味だよ(中略)鎮魂という意味じゃない。事件の話を聞いて、上手に終わらせる方法を考えて くれる人だ」(本文より)
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2017年(平成29年)に刊行された作品……復讐心を消す職人「鎮憎師」が事件を推理する物語です。

 ■序章
 ■第一章 再会
 ■第二章 ジュリエット
 ■第三章 絞り込み
 ■第四章 分析
 ■第五章 鎮憎師
 ■第六章 機会と動機
 ■第七章 事情聴取
 ■第八章 残された者たち
 ■第九章 状況報告
 ■第十章 犯人はどちら
 ■第十一章 招集
 ■第十二章 復讐の連鎖
 ■終章 
 ■解説 千街晶之

「鎮憎師」は哀しき事件の真相を見極め、憎しみの炎を消すことができるという――。

大学時代のサークル仲間の結婚式の2次会に招かれた8人の同窓生……会には3年前、恋人だった藤波覚史の無理心中に巻き込まれながら一命を取り留めて以来疎遠になっていた熊木夏蓮もサプライズで登場、、、

盛り上がった9人は翌日も集まることになった……しかしその日、夏蓮は死体で発見される。

これが藤波の死に対する復讐だとすれば、犯人は8人の中に!? メンバーの赤垣真穂は、叔父から「鎮憎師」なる人物を紹介される、、、

「憎しみを鎮める人」沖田洋平は事件を解決し、さらなる復讐を食い止めることができるのか!? 斬新な設定に唸る本格ミステリ!

「鎮憎師」という復讐を自主的に諦めさせるというキャラクタが印象的な作品でしたね……最終的には鎮憎師の沖田洋平と妹の千瀬が事件に決着をつけるものの、犯人捜しは当事者たちに一任しており、一同が仮説をぶつけ合うという当事者たちの推理合戦が物語の中心となっているということがとてもユニークでした、、、

登場人物が口走ったさりげないひと言から、その裏に隠された心理を読み取り、予想しなかった真実を浮かび上がらせるプロセスも面白かったです……復讐の連鎖を食い止めることができたし、意外な真相も愉しめました。

鎮憎師……シリーズ化しても良いんじゃないかな。
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『料理長が多すぎる』 レックス・スタウト(著),平井イサク(翻訳)

2025年04月04日 17時30分12秒 | ■読書
アメリカの作家レックス・スタウトの長篇ミステリ作品『料理長が多すぎる(原題:Too Many Cooks)』を読みました。
レックス・スタウトの作品は、8年前に読んだ『苦いオードブル』以来なので久し振りですね。

-----story-------------
世界各地から選出された15人の名誉あるシェフたちは、保養地カノーワ・スパーに集いソースの味ききに興じていた。
ところがその中の一人が刺殺された……この集いに主賓として招かれていた、蘭とビールを愛し美食家探偵を自任するネロ・ウルフは、誇り高き名料理長たちをまえにその重い腰をあげたのだが……!
解説/「ネロ・ウルフと料理」日影丈吉
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1938年(昭和13年)に刊行された作品……ユーゴスラビアのモンテネグロ出身で、美食と蘭をこよなく愛する私立探偵ネロ・ウルフ・シリーズの第5作です。

世界各地から選出された15人の名誉あるシェフたちは、保養地カノーワ・スパーに次々と姿を見せ始めていた……そして晩餐会が催されるまさに前日、ソースの味ききに興じていたシェフの一人が刺殺された! 

この集いに主賓として招かれていた、蘭と麦酒を愛し美食家探偵を自認するネロ・ウルフは誇り高き名料理長たちをまえにその重い腰をあげたが……全篇に贅を凝らした料理がちりばめられ美食を自認する読者には垂涎の書。

ネロ・ウルフ・シリーズの作品を読むのは初めて……安楽椅子探偵のネロ・ウルフが、美食を求めて向かった保養地で殺人事件が起きるというシリーズ中でも珍しい展開の作品みたいですね、、、

列車に乗って泊りがけの旅をするというだけで、恐怖のあまり逆上するネロ・ウルフ……偏屈で手のかかるネロ・ウルフと内心でボヤきながらも同行して仕事をこなすアーチー・グッドウィンのコンビが保養地カノーワ・スパーに向かう序盤の展開はワクワクしながら読めたのですが、その後、世界各地から選出された名料理長15人等、事件に関係する一気に登場人物が増えるだけでなく、その人間関係が込み入っていて、誰が誰だったのか人物相関がわかりにくく、なかなか物語に入り込めず集中できなかったですね。

文体も少し読みづらかったし、時代が時代なんでしょうが人種差別も甚だしく、惹き込まれる感じがなかったですねー ちょっと残念……。
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『野獣死すべし』 ニコラス・ブレイク(著),永井淳(翻訳)

2025年03月30日 18時12分32秒 | ■読書
アイルランド生まれのイギリスの作家ニコラス・ブレイク(セシル・デイ=ルイス)の長篇ミステリ作品『野獣死すべし(原題:The Beast Must Die)』を読みました。
イギリスの作家の作品は、先日読了したアガサ・クリスティの『復讐の女神』以来ですね。

-----story-------------
探偵作家フィリクス・レインは、最愛の一人息子を暴走する自動車に引き逃げされた。
再三の調査にもかかわらず自動車の行方は知れず、六カ月がむなしく過ぎた。
怒りを抑えきれない彼は、ひとり見えざる犯人に復讐を誓った! 
英国の桂冠詩人セシル・D・ルイスがブレイクの筆名で綴った、香気あふれる本格傑作。
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1938年(昭和13年)に刊行された作品……ニコラス・ブレイクの代表作で、私立探偵ナイジェル・ストレンジウェイズ・シリーズの第4作です。

 ■第一部 フィリクス・レインの日記
 ■第二部 仕組まれた事故
 ■第三部 この死の体より
 ■エピローグ
 ■解説 復讐から憎悪の研究へ 植草甚一

推理作家フィリクス・レイン(フランク・ケアンズ)は最愛の一人息子マーティンを轢き逃げで失ってしまう……しかし6カ月にわたる捜査にもかかわらず、警察は犯人の車を発見することが出来なかった、、、

フィリクスは独力で犯人を捜し出し、自らの手で復讐することを決意する……作品の約1/3にあたる第一部がレインの日記形式、その後は三人称で語られるという、異色の構成による本格ミステリで、この構成により単なる謎解き小説にとどまらず、心理サスペンスとしても強烈な印象を残す作品。

幼い息子を轢き逃げされて天涯孤独の身となったフィリクスが、加害者を探し出し、そして復讐のために殺すことに人生を捧げることを決意……その復讐の日々を綴った日記を執筆、、、

愛する息子を喪ったフィリクスの哀しみと怒り……作品全体の1/3を占める日記の部分で物語に惹き込まれていきましたね。

その後、物語は三人称の語り口に変化……フィリクスの殺人計画は失敗しるも、轢き逃げ犯は何者かによって毒殺されてしまう、、、

自らに嫌疑がかかることを懸念したフィリクスは、私立探偵ナイジェル・ストレンジウェイズに真相究明を依頼……捜査の中で、関係者の過去や素顔が徐々に明らかとなり、終盤にトリックと巧妙な伏線がピタリと嵌る という展開が面白かったですね。

サスペンスとしても、本格ミステリとしても愉しめました……登場人物の複雑な家庭環境等、現代に通じるテーマも含まれており、90年近く前の作品とは思えませんでしたね。
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『スタフ staph』 道尾秀介

2025年03月27日 20時10分10秒 | ■読書
道尾秀介の長篇ミステリ作品『スタフ staph』を読みました。
道尾秀介の作品は、先月読んだ『サーモン・キャッチャー the Novel』以来ですね。

-----story-------------
息もつかせぬノンストップの感動大作、ついに文庫化

移動デリを営み、ワゴン車で日々料理を売っている掛川夏都。
若い女と不倫した夫を叩き出し、今は海外で働く姉の息子・智弥と共同生活をおくっている。
ある日、いつものように駐車場の片隅で営業していると、スーツ姿の男性に「保健所のほうから来ました」と声をかけられた。
衛生状態を調べる、とワゴンに乗り込んだ男は、夏都を脅してそのまま車を走らせる。
「これはもしかして、誘拐?」ようやく慌てはじめる夏都だったが、行きついたマンションの一室で待っていたのは――?
ページをめくりはじめたら途中でやめられない、ノンストップミステリー長篇!
解説/間室道子
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文藝春秋の発行する週刊誌『週刊文春』連載後、2016年(平成28年)に刊行された作品です。

ランチワゴンは疾走する……危険な中学生アイドルを乗せて、、、

バツイチ、アラサーの移動デリ経営者・夏都(なつ)、人生最高で最悪の2週間。

街をワゴンで駆けながら、料理を売って生計を立てる女性・夏都……偶然にも芸能界を揺るがすスキャンダルを知ってしまった彼女は、その流出を防ぐため、緑色の髪をしたアイドル・カグヤと協力することに、、、

ある女性の携帯電話に残されたメールを削除せよ! カグヤと協力してミッションに挑む夏都だったが――想像をはるかに超えたラストで話題騒然となった『週刊文春』連載作。

芸能界を揺るがすスキャンダルが暴かれることを阻止しようとした目的、そして、その事件そのものが、ある目的を果たすための伏線となってたという展開……そして、結末で明らかになる事件の仕掛人の意外性 については面白いな! と思いましたが、、、

何だろうなぁ、自分でも理由がわからないのですが、登場人物に魅力を感じることができず、物語に惹き込まれる感じがなかったんですよね……読みやすいし、現代の風俗や家族関係について巧く描いているとは思ったんですけどね。

以下、主な登場人物です。

掛川夏都(かけがわ・なつ)
 32歳。夫・昭典と離婚後、ワゴン車で料理を売る移動デリを営んでいる。
 一緒に暮らす中学生の智弥に何かと助けられている。

掛川智弥(かけがわ・ともや)
 13歳。中学2年生。家ではだいたいパソコンをいじっている。
 情報を収集、分析するのが得意で、通っている学習塾の数学講師と親しい。

菅沼(すがぬま)
 学習塾「馬場学院」の数学講師。塾のある雑居ビルの中に住んでいる。
 人付き合いに不器用な面が目立つが、授業の腕は一流らしい。

棟畠(むなはた)
 新宿を中心に土地・ビルを管理する「棟畠不動産」を営む。
 夏都が月・水・金に営業している西新宿の駐車場オーナーでもある。

カグヤ
 蛍光緑色の髪をした美少女。コスプレなどもこなすアイドルとして活動している。
 姉で女優の寺田桃李子のために無謀な計画を実行に移した張本人。

オブ
 カグヤの親衛隊。「柳牛十兵衛」に下見に来て、夏都の拉致には成功するが……。
 水餃子のようなつるりとした顔。本名が小渕沢だから、オブ。オブラージの弟。

オブラージ
 カグヤの親衛隊。サラサラのストレートヘアーを真ん中分けにしている巨漢。
 オブの兄で、大きいほうの小渕沢なので自らオブラージを名乗る。

タカミー
 カグヤの親衛隊。長身長髪で、美少女キャラの描かれたTシャツを愛用。
 普通の会話でも名探偵の決め台詞のような妙に芝居がかった喋り方をする。

プー
 カグヤの親衛隊。眼鏡のつるがこめかみに食い込むほどの丸顔。
 小太りな体型があるハプニングを引き起こすことになる。

室井杏子
 寺田桃李子がかつて売れないアイドルユニット「アマレッツ」を組んでいた相手。
 人気女優となった桃李子と違い、芸能界を引退して現在は移動デリを営んでいる。
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『プレゼント』 若竹七海

2025年03月23日 19時40分22秒 | ■読書
若竹七海の連作ミステリ短篇集『プレゼント』を読みました。
若竹七海の作品は、先月に読んだ『殺人鬼がもう一人』以来ですね。

-----story-------------
ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。
トラブルメイカーのフリーター・葉村晶と、娘に借りたピンクの子供用自転車で現場に駆けつける小林警部補。
二人が巻き込まれたハードボイルドで悲しい八つの事件とは――。
間抜けだが悪気のない隣人たちがひき起こす騒動はいつも危険すぎる!
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1996年(平成8年)に刊行された短篇集……葉村晶が初めて登場する作品で、当初は単発の予定だったが葉村晶のキャラクターが予想外の好評を博したことからシリーズ化されたようですね。

 ■海の底
 ■冬物語
 ■ロバの穴
 ■殺人工作
 ■あんたのせいよ
 ■プレゼント
 ■再生
 ■トラブル・メイカー

トラブルメイカーのフリーターとピンクの子供用自転車で現場に駆けつける警部補……間抜けで罪のない隣人たちが起こす事件はいつも危険すぎる!

葉村晶が活躍する事件と、小林警部補と部下の御子柴のバディが活躍する事件が交互に描かれ、最後話の『トラブル・メイカー』で初めて両者が顔を合わせるという構成の連作ミステリでした。

本格ミステリ要素が強くて愉しめたのは、

幼馴染の吉本惇に裏切られ破滅した主人公が、吉本を別荘に呼び出して殺害……計画は完璧のはずだったが、小林警部補の鋭い追及により完全犯罪が綻ぶ『冬物語』、

三杉若葉は、親友・塩川春美の遺体を雇い主である大学助教授・片倉忠の家に運び、2人が心中したように見せかける……工作を終えた後、若葉の前に小林警部補が現れ真相を推理することで見えていた景色が反転する『殺人工作』、

の2篇かな……刑事コロンボっぽさを感じさせる倒叙ミステリでしたね。

葉村晶シリーズらしさが感じられたのは、

編集者の井坂敏雄から依頼されたハードボイルド作家・赤月武市が残したホテルの一室に付いた染み(血痕)を取る仕事……葉村が、染みを取るだけでなく、失踪した赤月の謎を解く重く切ない展開の『海の底』、

葉村のもとに知人女性の南佳代子から、恐喝絡みのトラブルに巻き込まれたので助けてほしいと連絡が入る……以前、佳代子と三角関係で揉めたことのある葉村は連絡を無視するのだが、葉村は事件に巻き込まれていく『あんたのせいよ』、

2篇かな……スッキリしなくて後味の悪いダークな結末なんだけど、それが面白いんですよね。

それ以外では、

1年前、誕生日パーティ当日に殺された佐伯里梨を偲ぶため関係者らが再び集まり、誰が里梨を殺したのか? 真相を探るため事件について語り合う……その場にいきなり刑事を名乗る男が現れ 巧い叙述ミステリの『プレゼント』、

葉村、小林警部補、御子柴刑事が揃って登場、葉村晶シリーズの続篇『依頼人は死んだ』に繋がるエピソードが満載でファンには嬉しい作品……葉村の実姉・珠洲の非人道的な行為が強く印象に残る『トラブル・メイカー』、

が印象的でした……若竹七海らしさ満載で愉しめました! 面白かったです。
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『復讐の女神』 アガサ・クリスティ(著),乾信一郎(翻訳)

2025年03月22日 22時16分34秒 | ■読書
イギリスの作家アガサ・クリスティの長篇ミステリ作品『復讐の女神(原題:Nemesis)』を読みました。
『さあ、あなたの暮らしぶりを話して クリスティーのオリエント発掘旅行記』、『カリブ海の秘密』に続き、アガサ・クリスティの作品です。

-----story-------------
マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。
その一週間後、「ある犯罪調査をしてほしい」と富豪が記した手紙が届く。
だが、具体的な犯罪の内容については何も書かれていなかった。
マープルは手紙の指示通り旅に出るが、そこには様々な思惑をもつ人々が待ちかまえていた。
『カリブ海の秘密』の続篇。
(解説 南波雅)
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1971年(昭和46年)に刊行された、ミス・マープルシリーズの長篇11作目となる作品……長篇として出版されたミス・マープルシリーズは次作の『スリーピング・マーダー』が最後ですが、執筆された時期は本作がシリーズ最後となります。

 ■1. 序曲
 ■2. 合言葉はネメシス
 ■3. ミス・マープル活躍を始める
 ■4. エスター・ウォルターズ
 ■5. あの世からの指図
 ■6. 愛
 ■7. ある招待
 ■8. 三人姉妹
 ■9. ポリゴナム・バルドシュアニカム
 ■10. “なんと、やさしく! なんと、美しく! 過ぎし日よ”
 ■11. 事故
 ■12. 協議
 ■13. 黒と赤のチェック
 ■14. ブロードリブ氏の疑念
 ■15. ヴェリティ
 ■16. 検死審問
 ■17. ミス・マープルの訪問
 ■18. ブラバゾン副司教
 ■19. 別れの言葉を交す
 ■20. ミス・マープルに考えあり
 ■21. 大時計三時を打つ
 ■22. ミス・マープルその次第を語る
 ■23. 終曲
 ■解説 合い言葉はネメシス 南波雅

午後になると2つ目の新聞「タイムズ」をひらくのが、セント・メアリ・ミードに住むミス・マープルの習慣だった……ときどき知った名前に出会うことがあるので、死亡欄にはとくにていねいに目を通す、、、

その日もラフィールという名を見つけた……数年前 カリブ海に遊んだマープルが自ら〈復讐の女神〉と名乗って大活躍をしたとき、彼女に援助の手をさしのべてくれたあの大富豪のラフィール氏だった。

ところがそれから一週間ほどたって、故ラフィール氏の奇妙な伝言が弁護士を通じてミス・マープルに伝えられた……遺産の一部を譲りたいが、ついてはマープルを〈復讐の女神〉とみこんであることをやってほしいというが、マープルに何を期待しているのか、何をしてもらいたいのか全く判然としない、、、

カリブ海の事件のことからラフィール氏は何か犯罪を解決してもらいたいのだろうと解釈したマープルは、死者の依頼を引き受けることにした……だが、事件そのものが分らないという雲をつかむような事態の前にさっそく開始した活動も行き詰ってしまった。

そのとき死者から第2の指令がとどいた……身辺に十分気をつけて、英国の古い館と庭園をめぐる観光旅行に参加するようにと、、、

〈復讐の女神〉ミス・マープルのミステリ・ツアー……女史が意欲を燃やすミス・マープル3部作の第2弾!

『カリブ海の秘密』でマープルに出会い、ともに謎解きをした大富豪ジェースン・ラフィールが死去し、彼が遺言にミス・マープルが解決すべき別の謎を残す……という展開で、『カリブ海の秘密』の後日譚的な物語です、、、

死亡したラフィールからの何らかの犯罪を調べてほしいという遺言状が届き、解決に成功すれば2万ポンドをマープルに相続させるというが、何をしらべるかすらわからない状況からのスタート……五里霧中のままラフィールが生前に手配したイギリスの有名な邸宅や庭園を巡るバスツアーに出かけたマープルは遂に悪の匂いを嗅ぎつける という興味深いプロローグが物語に惹き込まれました、、、

バスツアーで、登場人物が一気に増え、それぞれに怪しい部分があるなぁ……と感じていたところ、旅の途中で旧領主邸の怪しげな三姉妹が登場、さらにはツアー客の中のひとりがハイキング中に岩崩れにより重症を負い と中盤からは一気に物語が動きます。

本作も意外な人物が犯人でしたねー 愛が憎しみに変わる恐ろしさを感じる作品でした……それにしても、ツアー客の怪しげな2人組がマープルの危機を救うとは、、、

終盤は予想外の展開が愉しめました……本作品は3部作の第2作となる予定でしたが、アガサ・クリスティの死去により第3作は発表されないままになったようです。

以下、主な登場人物です。

ジェーン・マープル
 探偵好きな独身の老婦人

ジェースン・B・ラフィール
 マープルの知人。故人

マイクル・ラフィール
 ラフィールの息子

エスター・ウォルターズ
 未亡人。ラフィールの秘書

アーサー・ジャクスン
 ラフィールのマッサージ師

ジェームス・R・ブロードリブ
 上位弁護士。ジェースン・ラフィールの遺言執行人

シュスター
 弁護士。ブロードリブの共同経営者

クロチルド・ブラッドベリースコット
 ジョスリン・セント・メアリの旧領主邸在住

アンシア・ブラッドベリースコット
 ブラッドベリースコット家の三女

ラヴィニア・グリン
 ブラッドベリースコット家次女。未亡人

ヴェリティ・ハント
 殺された娘

ノラ・ブロード
 行方不明の娘

ブラバゾン
 副司教。フィルミンスター在住

ライズリー(ゼラルディン)・ポーター夫人
 観光バスの乗客

ジョアナ・クロフォード
 観光バス乗客。ポーター夫人の姪

ウォーカー大佐
 観光バス乗客。退役軍人

ウォーカー夫人
 観光バスの乗客。メリーピットの知人

ヘンリー・バトラー
 観光バスの乗客

メイミー・バトラー
 観光バスの乗客。ヘンリーの妻

ミス・エリザベス・マーガレット・テンプル
 観光バスの乗客。ファローフィールド校の元校長

ワンステッド教授
 観光バス乗客。病理・心理学者

リチャード・ジェームスン
 観光バスの乗客。建築家

ミス・ラムリー
 観光バスの乗客

ミス・ベンサム
 観光バスの乗客

ミス・クック
 観光バスの乗客。ミス・バローの連れ

エムリン・プライス
 観光バスの乗客

ミス・バロー
 観光バスの乗客。ミス・クックの連れ
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『カリブ海の秘密』 アガサ・クリスティ(著),永井淳(翻訳)

2025年03月21日 18時23分53秒 | ■読書
イギリスの作家アガサ・クリスティの長篇ミステリ作品『カリブ海の秘密(原題:A Caribbean Mystery)』を読みました。
『さあ、あなたの暮らしぶりを話して クリスティーのオリエント発掘旅行記』に続き、アガサ・クリスティの作品です。

-----story-------------
ミス・マープルが転地療養のため西インド諸島に来てから一週間が経ち、彼女は単調な生活に少し退屈しはじめていた。
そんな時マープルを相手に自分の懐古談をしていたパルグレイヴ少佐の表情が、一瞬こわばった。
ある殺人犯の写真を見せようとした時、少佐はマープルの右肩ごしに何かを見たらしいのだ!
翌日、マープルの予感を裏づけるように少佐は死体となって発見され、平穏なカリブの休日はにわかに暗雲に覆われた!
-----------------------

1964年(昭和39年)に刊行された、ミス・マープルシリーズの長篇9作目となる作品です。

 ■1. パルグレイヴ少佐、懐古談を語る
 ■2. ミス・マープル、品定めをする
 ■3. ホテルでの死
 ■4. ミス・マープル、診察を乞う
 ■5. ミス・マープル、決断をくだす
 ■6. 夜の半ばに
 ■7. 浜辺の朝
 ■8. エスター・ウォルターズとの会話
 ■9. ミス・プレスコットその他
 ■10. ジェイムズタウンの決定
 ■11. ゴールデン・パームの夜
 ■12. 古い罪は長い影を落とす
 ■13. ヴィクトリア・ジョンスン退場
 ■14. 取調べ
 ■15. 取調べ続行
 ■16. ミス・マープル、援助を求める
 ■17. ラフィール氏、活動を開始する
 ■18. 牧師のいぬ間に
 ■19. こわれた靴の効用
 ■20. 深夜の恐慌
 ■21. ジャクスン、化粧品の講釈をする
 ■22. モリーに男が?
 ■23. 最後の日
 ■24. 復讐の女神
 ■25. ミス・マープル、想像力を駆使する
 ■解説 マープルとおしゃべり 芳野昌之

こんな土地でも何かしら事件はおこるのかしらと、ミス・マープルはつい訊いてしまった……前の冬にひどい肺炎をわずらい、医師に転地療養をすすめられていたマープルが、甥のレイモンドの世話で西インド諸島にきて一週間ほどたっていた、、、

気候も景色もすばらしいのだが、晴天つづきの天候やシュロの木ばかり目につく景色が少しばかり単調なように、毎日変りばえしない生活にミス・マープルはちょっと退屈していたのだ……さかんにアフリカ時代の懐古談をしていたパルグレイヴ少佐は一瞬びっくりしたようだったが、数年前そこでおきたある巧みに仕組まれた殺人事件について話し出した。

そして話の終りに犯人が写っているという写真をみせようとしたときだった……途中まで差しだした少佐の手が、急に動かなくなった、、、

彼はマープルの右肩ごしにじっとうしろを見つめている気配だった……少佐の顔が濃い赤紫色に変り、はた目にも分る狼狽ぶりになった。

話はそこで打切りになってしまったが、ミス・マープルは少佐の態度の急変が気になった……なにか意味がありそうだ、、、

そして翌朝、マープルの予感を裏書きするようにパルグレイヴ少佐が死体になって発見され、それとともに平穏で単調そのものだったカリブ海の休日はにわかに暗雲におおわれはじめ、ポアロに劣らぬ名探偵ミス・マープル活躍の格好の舞台へと変化していった!

カリブ海のサントノーレ島にあるリゾート・ゴールデン・パームで静養しているマープルが殺人事件に巻き込まれる物語……セント・メアリ・ミードを離れても、マープルがおしゃべりの渦中にいることは相変わらずで彼女は軍を退役したパルグレイヴ少佐の退屈な回顧談に耳を傾けていた、、、

パルグレイヴ少佐は何度も殺人罪から逃れた男の話をし始め、彼は殺人犯の写真を見たいかと尋ねて財布の中からスナップ写真を出そうとするが、突然話題を変えてしまう……マープルがその理由を確かめようと顔を上げると、近くに数人の人影を発見する。

翌日、パルグレイブ少佐が自室で死んでいるのをメイドのヴィクトリアが発見し、マープルは彼が殺されたことを確信する……その後、メイドのヴィクトリアが刺殺され、次に滞在客のひとりラッキー・ダイスンが殺害される、、、

マープルは車椅子に乗った年老いた実業家ラフィールとの会話の中で、ひとつひとつの事象を丹念に振り返るりながら徐々に真相に近付いていく……という展開。

意外な犯人、そして納得の動機……面白かったです。

以下、主な登場人物です。

ジェーン・マープル
 探偵好きな独身の老婦人

パルグレイヴ少佐
 ゴールデンパーム・ホテルの滞在客

ジェースン・B・ラフィール
 同上。スーパーマーケットのチェーン店経営

エスター・ウォルターズ
 同上。未亡人。ラフィールの秘書

アーサー・ジャクスン
 同上。ラフィール氏の従僕兼マッサージ師

ジェレミー・プレスコット
 同上。牧師。聖堂参事会員

ジョーン・プレスコット
 同上。プレスコット牧師の妹

グレゴリー・ダイスン
 同上。植物学者

ラッキー・ダイスン
 グレゴリーの妻。ラッキーは愛称

エドワード・ヒリンドン
 同上。大佐。植物学者

イーヴリン・ヒリンドン
 同上。エドワードの妻。植物学者

グレアム
 同上。医師

ティム・ケンドル
 ゴールデン・パーム・ホテルの経営者

モリー・ケンドル
 ティムの妻

ヴィクトリア・ジョンスン
 ティムの使用人

ジム・エリス
 ヴィクトリアの情夫

ウェストン
 サン・トレノ警察警部

レイモンド・ウェスト
 ミス・マープル甥。小説家&詩人
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『さあ、あなたの暮らしぶりを話して クリスティーのオリエント発掘旅行記』 アガサ・クリスティ(著),深町眞理子(翻訳)

2025年03月20日 12時12分48秒 | ■読書
イギリスの作家アガサ・クリスティの旅行記『さあ、あなたの暮らしぶりを話して クリスティーのオリエント発掘旅行記(原題:Come, Tell Me How You Live)』を読みました。
『アガサ・クリスティー99の謎』を読んで、もっとアガサ・クリスティのことを知りたくなったんですよね。

-----story-------------
アガサ・クリスティーの夫マックスは著名な考古学者だった。
しばしば夫婦は中東の地へ発掘旅行に出かけ、彼の地で実り多い時を過ごしている。
二人で第二次大戦前に訪れたシリアでの発掘旅行の顛末を、ユーモアと愛情に溢れた筆致で描いた旅行記にして、豊かな生活を送った夫妻の結婚記録。
(解説 深町眞理子)
-----------------------

1946年(昭和21年)に刊行された作品……アガサ・クリスティ・マローワン名義で出版された、夫マックス・マローワンとの中東発掘旅行記です。

 ■『テルのうえにすわってた』
 ■まえがき
 ■第1章 シリアをさしていざ行かん
 ■第2章 予備調査の旅
 ■第3章 ハーブル河とジャフジャーハ河
 ■第4章 チャガール・バザールでの最初のシーズ
 ■ 第5章 シーズンの終わり
 ■第6章 旅の終わり
 ■第7章 チャガール・バザールでの生活
 ■第8章 チャガールとブラーク
 ■第9章 マックの到着
 ■第10章 ラッカへの道
 ■第11章 ブラークよさらば
 ■第12章 エイン・エル・アルース
 ■エピローグ
 ■解説 一九三〇年代のオリエント発掘旅行記 深町眞理子

ミステリの女王アガサ・クリスティには、もうひとつ考古学者の妻としての顔があった……14歳年下の考古学者マックス・マローワンと結婚していらい、ほぼ毎年のように彼に従って発掘旅行に出かけていたのである、、、

本書は、そうした発掘現場での暮らしぶりについて語ったもので、愛すべき旅行記であると同時に、実り多かった夫妻の結婚生活をも垣間見せてくれる……アガサ・クリスティの愛情あふれる旅行記。

ミステリ作家アガサ・クリスティではなく、考古学者マックス・マローワン夫人として、フランス支配下のシリアの発掘現場での日々の暮らしぶりを語った作品です……当時の中近東の生活ぶりがユーモアを交えて生き生きと描かれていましたね、、、

衝撃的だったのは、宿泊施設で身体の上を跳ね回る蚤たちや壁を覆うゴキブリ、そして身体だけでなく顔の上までも走り回るネズミ……うーん、これには耐えれそうにないなぁ、、、

眠れないし……トラウマにもなりそうです。

あとは、現地の人たちの命……というか人の死に対する意識についての記述が印象に残りました、、、

一家の面子や威信のための殺人であれば、それはやむを得ないことと考え、罪に問われても刑期は長くないとのこと……宗教の違い、文化の違いという面が大きいと思いますが、その価値観は理解できないなー 現代におけるテロ行為とかも同じような感覚なのかもしれませんね。
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『アガサ・クリスティー99の謎』 早川書房編集部(編)

2025年03月19日 20時45分11秒 | ■読書
イギリスの作家アガサ・クリスティに関する雑学集『アガサ・クリスティー99の謎(原題:99 Mysteries of Agatha Christie)』を読みました。
アガサ・クリスティ関連の作品は、昨年12月に読んだ『バートラム・ホテルにて』以来ですね。

-----story-------------
「ミス・マープルの住んでいる村の名は?」などの初歩的な謎から「小説内の殺され方のベスト5は?」などの超難解な謎まで、九十九の謎に挑戦! 
クリスティーに関する興味深いエピソードをクイズ形式にまとめ、関連したビジュアルを全頁に配した、楽しみながらクリスティー通になれる雑学集。
-----------------------

2004年(平成16年)に刊行された作品……日本で独自に編纂された一冊のようですね。

 ■伝記的事柄
 ■趣味・その他
 ■ポアロ
 ■ミス・マープル
 ■トミーとタペンス・他
 ■作品全般
 ■戯曲・映画・テレビ
 ■その他
 ■解説 アガサ・クリスティーの魅力 羽生善治
  ※『ミステリマガジン1990年10月号 アガサ・クリスティー生誕百年記念増大号』に収録されたものを転載
 ■あとがき 早川書房編集部

アガサ・クリスティ本人や作品に纏わる雑学集……テーマや分類ごとに豆知識や作品の概要がコンパクトに紹介されているので、アガサ・クリスティ作品の案内本としては良いかな、、、

アガサ・クリスティがパリに留学していたこととやピアニストになることを夢見ていたこと等、初めて知った情報も多くて愉しめました……羽生善治の解説も興味深かったですね。

本書のNo.99で紹介されているアガサ・クリスティ自身のお気に入りの自作は以下の10作品とのこと(1972年に数藤康雄の質問に答えたベストテンで、「その時々の気分で変わる」という注釈付き)です、、、

 ■そして誰もいなくなった
 ■アクロイド殺し
 ■オリエント急行の殺人
 ■予告殺人
 ■火曜クラブ
 ■ゼロ時間へ
 ■終わりなき夜に生まれつく
 ■ねじれた家
 ■無実はさいなむ
 ■動く指

『そして誰もいなくなった』、『アクロイド殺し』、『オリエント急行の殺人』の3作品は、私も大好きな作品ですねー それ以外は、読者や評論家の目線とは違いがある印象ですね……『ねじれた家』と『火曜クラブ』は未読なので、機会があれば読んでみたいな。
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