じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『のんき大将脱線の巻』 1949年

2024年01月08日 21時18分28秒 | ■映画・ドラマ
著者 :
ポニーキャニオン
発売日 :
ビデオテープを処分することにしたので、処分前に見納め、、、

『のんき大将脱線の巻(原題:Jour de fête)/1949』を観ました……短篇の『左側に気をつけろ(原題:Soigne ton gauche)/1936』も併録されています。

-----story-------------
<のんき大将脱線の巻>
「乙女の星」で幽霊の役を勤めたジャック・タチが原作、監督、主演する喜劇で、脚本はタチがアンリ・マルケ及び「奥様は唄に首ったけ」「バラ色の人生」のルネ・ウェレルと協力執筆し、撮影はジャック・メルカントン、装置は「バラ色の人生」のルネ・ムーラエールがそれぞれ担当し、音楽はジャン・ヤトヴが作曲した。

のどかなフランスの田舎の年に夏祭の日が来た。
村の広場にはいろいろの見世物のテントや屋台が並び、メリー・ゴー・ラウンドの賑やかな音楽が子供達の心を浮々させる。
この村を受持っている郵便屋フランソワは自転車に乗ってやって来る。
配達するとどこの家でも一杯のブドー酒をお茶がわりにすすめる。
世間話しの無駄口をかわして笑う習わしである。
いよいよ祭の日、村人は野良を休んで広場に集る。
村娘ジャネットはメリー・ゴー・ラウンドの若者の流し目に、恥ずかしそうに答える、子供達は木馬に乗ったり、菓子をほおばったり笑い興じる。
フランソワは顔見知りの若者に袖を引かれ、テントがけの映画館の外からのぞき込む。
スクリーンにはアメリカの郵便配達の有様が写っている。
飛行機、自動車を動員して目覚しいスピード振りである。
アメリカ式に少しは急いだらどうだいと若者にからかわれて、フランソワはその気になった。
その日は祭の祝酒ですっかり酩酊したので、局にも帰らず貨車の中に一夜を明したが、目を覚すとフランソワはアメリカ式だと思い出し、疾風の如く自転車を走らせてスピード配達をしてのける。
ところが余りアメリカ式に走りすぎて、川の中に真逆様にとび込みぬれ鼠になり、フランスの田舎ではアメリカ式よりお国振がよいと悟った。


<左側に気をつけろ>
「ぼくの伯父さん」シリーズの喜劇王ジャック・タチと、「禁じられた遊び」「太陽がいっぱい」の名匠ルネ・クレマンが、ともにキャリア初期の1936年にタッグを組んだ短編コメディ。
タチが主演と脚本を、クレマンが監督を務めた。

田舎のボクサーたちに“次の試合は莫大なファイトマネーがかかっている”という電報が届いた。
農家の息子ロジェ(ジャック・タチ)は家の手伝いをほうり出して、ボクシングの真似をして遊んでいる。
チャンピオンの練習相手が倒れたため、彼が間に合わせにリングにあがることになった。
ロジェハ入門書を片手に珍ファイトを繰り広げる。

ジャン=リュック・ゴダール監督が「右側に気をつけろ」でオマージュを捧げたことでも知られる。
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いやぁ……ジャック・タチの作品は和みますねー ところどころで、クスっと笑いながら、見納めしました、、、

この世界観、好きですねー アメリカ式? 自転車の暴走シーンが印象的でした……フランスの田舎町の風景も良いですね! 

-----staff/cast-------------
<のんき大将脱線の巻>
監督:ジャック・タチ
製作:フレッド・オラン
脚本:ジャック・タチ
   アンリ・マルケ
   ルネ・ウェレル
撮影:ジャック・メルカントン
音楽:ジャン・ヤトヴ
出演:
 ジャック・タチ
 ギイ・ドゥコンブル
 ポール・フランクール

<左側に気をつけろ>
監督:ルネ・クレマン
脚本:ジャック・タチ
製作:フレッド・オラン
音楽:ジャン・イアトーブ
出演:
 ジャック・タチ
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『雲霧仁左衛門6(8)「隠し蔵」』 2023年

2023年10月15日 21時19分21秒 | ■映画・ドラマ
『雲霧仁左衛門』の第6シリーズ… いよいよ最終話です、、、

今週は『雲霧仁左衛門6(8)「隠し蔵」/2023』を観ました。

雲霧一党の京最後の盗みは仁左衛門筆頭に一党総出の大仕事… 欠けた名茶碗を見つけた仁左衛門だが、徳兵衛はさらに手の込んだ仕掛けをしていた、、、

仁左衛門は徳兵衛との会話を思い出しながら、見事にカラクリを見破り50万両を盗み出しました… 仁左衛門の京での最後の盗みは、道を踏み外そうとしているおつるの目を醒ますことだったんですねー。

おつるが心を入れ替えた佐一に語る「働くとは、端(はた)の者を楽にする」という言葉と教えるシーンが印象的でした… おつると佐一は、きっと今津屋を立て直すでしょうねー 明るい未来が感じられるイイ結末でしたね、、、

次のシーズンでは雲霧一党はどこに現れるんでしょうねー 楽しみにしておこうと思います。

-----story-------------
まさかの将軍上洛中止と、仁左衛門(中井貴一)たちの盗みによって、その悪事が明らかになった蒼井(八嶋智人)。
だが、御用金50万両だけは、行方知れずのままであった。
まんまとその金を手にしたのが、今津屋おつる(原田美枝子)であることを、安部式部(國村隼)も、仁左衛門も見抜いている。
仁左衛門の記憶に、昔の仲間・徳兵衛(谷田歩)と交わした、とある約束が蘇る。仁左衛門、京での最後の盗み、その真の目的とは…

-----staff/cast---------
【原案】
池波正太郎 『雲霧仁左衛門』
【脚本】
岡本さとる 松下隆一 三谷昌登
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
中井貴一 國村隼
近藤芳正 手塚とおる 山中崇史 矢崎広 やべきょうすけ 須藤公一 村田雄浩 ほか
(新キャスト)
原田美枝子 八嶋智人 池田成志 片桐仁 近藤公園 中田クルミ
矢柴俊博 小日向星一 木下晴香 平田雄也 野添義弘 寺島進 DAIGO ほか
【語り】
黒田崇矢
【演出】
山下智彦 宇喜田尚 服部大二 石原興 井上昌典
【制作統括】
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 渡邊竜(松竹) 柳川強(NHK)
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『雲霧仁左衛門6(7)「一番の悪党」』 2023年

2023年10月08日 21時50分05秒 | ■映画・ドラマ
『雲霧仁左衛門』の第6シリーズがスタートしたので、週末が愉しみですね、、、

今週は『雲霧仁左衛門6(7)「一番の悪党」/2023』を観ました。

京都で、次に雲霧が狙うのは、所司代の蒼井が横領して貯め込んだ江戸かの御用金、、、

雲霧は、蒼井が高坂や式部に見張りさせている屋敷の蔵には金がなく、空の蔵を見張らせ金を雲霧に盗まれたことにして式部や高坂たちに責任を押し付ける計略であることに気付く… そして、実際に金が隠されているのは蒼井家の思い出の地・上賀茂の大樹の近くにある古いお堂であることを知り、見事に大金を奪い去りました。

お見事でしたねー この後、蒼井はどうなるのか!? 次回はいよいよ最終話… 愉しみです。

-----story-------------
蒼井(八嶋智人)から預かった追加の御用金を、仁左衛門(中井貴一)に盗まれた今津屋佐一(小日向星一)が、突如姿を眩ませた。
安部式部(國村隼)は蒼井の不正の証拠を暴くために、蒼井は自らの不正の証拠を隠蔽するために、佐一の捜索に手を尽くす。
だが、その頃江戸から、誰もが驚く報せが京へ向かっていた。
人知れず、その報せを待ち構えていたのは雲霧仁左衛門であった。
いよいよ仁左衛門の手が、京の都の巨悪・蒼井に迫る。

-----staff/cast---------
【原案】
池波正太郎 『雲霧仁左衛門』
【脚本】
岡本さとる 松下隆一 三谷昌登
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
中井貴一 國村隼
近藤芳正 手塚とおる 山中崇史 矢崎広 やべきょうすけ 須藤公一 村田雄浩 ほか
(新キャスト)
原田美枝子 八嶋智人 池田成志 片桐仁 近藤公園 中田クルミ
矢柴俊博 小日向星一 木下晴香 平田雄也 野添義弘 寺島進 DAIGO ほか
【語り】
黒田崇矢
【演出】
山下智彦 宇喜田尚 服部大二 石原興 井上昌典
【制作統括】
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 渡邊竜(松竹) 柳川強(NHK)
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『雲霧仁左衛門6(6)「儲け話」』 2023年

2023年10月01日 20時33分56秒 | ■映画・ドラマ
『雲霧仁左衛門』の第6シリーズがスタートしたので、週末が愉しみですね、、、

今週は『雲霧仁左衛門6(6)「儲け話」 /2023』を観ました。

京都で、次に雲霧が狙うのは、江戸から届けられた追加の御用金30万両、、、

所司代の蒼井は、今津屋おつるに対し、30万両の大普請を今津屋に任せると持ち掛ける… 但し支払うのは20万両で残りの10万両は蒼井が着服する算段。

おつるは「これ以上今津屋だけが目立っては蒼井との関係も疑われる」ときっぱり断るが、蒼井は息子の佐一に目をつけ、胡蝶の命を奪うと脅し大普請を引き受けさせた… しかも10万両、、、

困り果てた佐一に、胡蝶が知り合いの職人だと雲霧一党の伝次郎たちを紹介… 儲けは要らないと言われた佐一は彼らを頼ることに。

こうして出入り業者も一族の縁者で固めるという今津屋の「鉄の掟」は破られた… この後は、雲霧の思う壺、、、

番頭から格下げになって店番をする幸兵衛の元に贔屓となっていた雲霧一党の亀菊(木下)が訪ね、幸兵衛は眠り薬を飲んで熟睡… その隙に雲霧一党が見事に10万両を奪い去りました。

お見事でしたねー 次回も愉しみです。

-----story-------------
いよいよ今津屋おつる(原田美枝子)と所司代・蒼井(八嶋智人)の、黒い繋がりに確信を持ち始めた安部式部(國村隼)は、一計を案じ、蒼井の元に探りを入れる。
当然、素知らぬ顔を決め込む蒼井は、江戸から届いた御用金の追加金で、さらに私腹を肥やそうと企んでいた。
そして誰よりも早く、その報せを手に入れていた仁左衛門(中井貴一)の狙いも、追加金に向けられていた。
果たして蒼井が、その追加金を預けた先とは。

-----staff/cast---------
【原案】
池波正太郎 『雲霧仁左衛門』
【脚本】
岡本さとる 松下隆一 三谷昌登
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
中井貴一 國村隼
近藤芳正 手塚とおる 山中崇史 矢崎広 やべきょうすけ 須藤公一 村田雄浩 ほか
(新キャスト)
原田美枝子 八嶋智人 池田成志 片桐仁 近藤公園 中田クルミ
矢柴俊博 小日向星一 木下晴香 平田雄也 野添義弘 寺島進 DAIGO ほか
【語り】
黒田崇矢
【演出】
山下智彦 宇喜田尚 服部大二 石原興 井上昌典
【制作統括】
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 渡邊竜(松竹) 柳川強(NHK)
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『雲霧仁左衛門6(5)「茶器の値打ち」』 2023年

2023年09月24日 20時20分02秒 | ■映画・ドラマ
『雲霧仁左衛門』の第6シリーズがスタートしたので、週末が愉しみですね、、、

今週は『雲霧仁左衛門6(5)「茶器の値打ち」 /2023』を観ました。

京都で、次に雲霧が狙うのは、今津屋おつる・佐一の呉服屋… と思わせておいて、所司代の蒼井の屋敷に出入りし、蒼井とグルになり無価値の茶道具等を高値で売り付けて暴利を貪っている武家茶人の十阿弥哲斎でした。

蒼井はおつるに、安部式部が御用金の使途について嗅ぎまわっていると教え、金を茶道具に替える策を授けたが、哲斎を使って雲霧対策として佐一にもこれを勧める… 佐一は金が必要な時にはいつでも買い取ることを約束に2000両分の茶碗などを購入、、、

ところが胡蝶のご執心の佐一はこのことを話してしまい、雲霧に狙われることになったんですよねー あとは、いつものパターン… 雲霧一党が見事に大金を奪い去ります。

しかし、その場に安部式部が… 今回は煙幕でなく、たくさんの唐傘を降らせて、雲霧は消え失せました、お見事!

これからどうなることやら、次回も愉しみです。

-----story-------------
材木屋今津屋の蔵を襲った仁左衛門(中井貴一)の次なる狙いは、今津屋佐一(小日向星一)の呉服屋であると、安部式部(國村隼)は睨んでいた。
しかし、これまで鉄の掟によって、店を守って来たおつる(原田美枝子)は、式部や高坂(寺島進)の忠告に耳を貸さない。
そんな今津屋に、十阿弥哲斎(小松和重)という武家茶人が現れた。
裏で繋がる所司代の蒼井(八嶋智人)からの入れ知恵であった。

-----staff/cast---------
【原案】
池波正太郎 『雲霧仁左衛門』
【脚本】
岡本さとる 松下隆一 三谷昌登
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
中井貴一 國村隼
近藤芳正 手塚とおる 山中崇史 矢崎広 やべきょうすけ 須藤公一 村田雄浩 ほか
(新キャスト)
原田美枝子 八嶋智人 池田成志 片桐仁 近藤公園 中田クルミ
矢柴俊博 小日向星一 木下晴香 平田雄也 野添義弘 寺島進 DAIGO ほか
【語り】
黒田崇矢
【演出】
山下智彦 宇喜田尚 服部大二 石原興 井上昌典
【制作統括】
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 渡邊竜(松竹) 柳川強(NHK)
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『雲霧仁左衛門6(4)「月とすっぽん」』 2023年

2023年09月19日 22時16分11秒 | ■映画・ドラマ
『雲霧仁左衛門』の第6シリーズがスタートしたので、週末が愉しみですね、、、

今週は『雲霧仁左衛門6(4)「月とすっぽん」 /2023』を観ました。

京都で、次に雲霧が狙うのは、今津屋次右衛門の材木屋、、、

次右衛門は、闘茶会でのいかさま賭博に関わったことを義姉おつるから大叱責を受け、先代・徳兵衛と比べて「月とすっぽん」呼ばわりまでされ、佐一や使用人の前で罵倒され、「兄のことなら自分の方がよく知っている」と反論して、飛び出していく… 屋台でやけ酒する次右衛門に先代の徳兵衛の愛弟子“源三郎”の名を騙った州走りの熊五郎が接近、悩みを優しく言いてやる熊五郎にすっかり気を許した次右衛門は、身内の者以外を店に入れてはならないという今津屋の「鉄の掟」を破り、材木屋の手伝いを頼む。

そこからは、雲霧一党の思う壺… 蔵の中の隠された昇降機で天井部屋に隠されていた大金を奪い去ります、、、

蔵の中の見事なカラクリ… それもそのはず、今津屋の先代・徳兵衛は雲霧一党のカラクリの徳兵衛だったですねー 25年前、おつると出会った徳兵衛は足を洗っていたんですね。

雲霧は、悪事に手を貸してしまった今津屋にお灸を据えたのかもしれませんねー これからどうなることやら、次回も愉しみです。


-----story-------------
闘茶会に関わった公家たちや、今津屋次右衛門(池田成志)の身柄を渡さない京都所司代の蒼井(八嶋智人)に、式部(國村隼)は、何かしらの不審を抱き始めていた。
そんな中、仁左衛門(中井貴一)は、次の狙いを次右衛門の店である材木屋に定めていた。
今津屋には代々、身内の者以外を店に入れてはならないという「鉄の掟」があった。
仁左衛門はその鉄の掟を破るために策を考える。

-----staff/cast---------
【原案】
池波正太郎 『雲霧仁左衛門』
【脚本】
岡本さとる 松下隆一 三谷昌登
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
中井貴一 國村隼
近藤芳正 手塚とおる 山中崇史 矢崎広 やべきょうすけ 須藤公一 村田雄浩 ほか
(新キャスト)
原田美枝子 八嶋智人 池田成志 片桐仁 近藤公園 中田クルミ
矢柴俊博 小日向星一 木下晴香 平田雄也 野添義弘 寺島進 DAIGO ほか
【語り】
黒田崇矢
【演出】
山下智彦 宇喜田尚 服部大二 石原興 井上昌典
【制作統括】
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 渡邊竜(松竹) 柳川強(NHK)
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『雲霧仁左衛門6(3)「大茶会襲撃」』 2023年

2023年09月12日 22時16分04秒 | ■映画・ドラマ
『雲霧仁左衛門』の第6シリーズがスタートしたので、週末が愉しみですね、、、

今週は『雲霧仁左衛門6(3)「大茶会襲撃」 /2023』を観ました。

京都で、次に雲霧が狙うのは、公家の中末吉と竜胆が仕切る幕府禁制の賭博である闘茶会、、、

中末吉と竜胆は、闘茶会でのいかさま賭博で雲霧一党による損失を取り戻そうとしていたんですよね… それを知った雲霧一党は、賭博の客として紛れ込み、集まった大金を奪い去ります。

雲霧の動きを見抜いた安部式部も賭場へと乗り込みましたが、少し遅かったかな… 京都での雲霧と安部式部の対決が本格化しそうなので愉しみですね。


-----story-------------
雲霧仁左衛門(中井貴一)に蔵を襲われ、共に煮え湯を飲まされた公家の中末吉(野添義弘)と竜胆(矢柴俊博)は、その損失を取り戻すために、幕府禁制の賭博である闘茶会を画策する。
その二人の悪事に誘われたのは、今津屋の跡取りである次右衛門(池田成志)であった。
大金が動く闘茶会に、目を付けた雲霧一党。
さらに、その雲霧の動きを見抜いた安部式部(國村隼)は、一気に賭場へと乗り込むのであった。

-----staff/cast---------
【原案】
池波正太郎 『雲霧仁左衛門』
【脚本】
岡本さとる 松下隆一 三谷昌登
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
中井貴一 國村隼
近藤芳正 手塚とおる 山中崇史 矢崎広 やべきょうすけ 須藤公一 村田雄浩 ほか
(新キャスト)
原田美枝子 八嶋智人 池田成志 片桐仁 近藤公園 中田クルミ
矢柴俊博 小日向星一 木下晴香 平田雄也 野添義弘 寺島進 DAIGO ほか
【語り】
黒田崇矢
【演出】
山下智彦 宇喜田尚 服部大二 石原興 井上昌典
【制作統括】
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 渡邊竜(松竹) 柳川強(NHK)
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『雲霧仁左衛門6(2)「公家と小判」』 2023年

2023年09月03日 20時24分48秒 | ■映画・ドラマ
『雲霧仁左衛門』の第6シリーズがスタートしたので、先週から週末の愉しみが増えましたね、、、

今週は『雲霧仁左衛門6(2)「公家と小判」 /2023』を観ました。

京都で、公家の竜胆の次に雲霧が狙うのは、御所修繕のために今津屋に発注された30万両のうち1万両を賄賂として受け取っていた武家伝奏の中末吉の蔵… 竜胆と同じく、不正な金を盗み出します、、、

今回の手口も鮮やかでしたねー お見事! 次回は、公儀が将軍上洛のために投入する莫大な御用金100万両の一部を自らの懐に収めようとする京都所司代・蒼井主膳正と、それに協力させられる今津屋おつるが狙われそうですね… 愉しみです。

-----story-------------
京の商人たちから金を騙し取っていた公家の竜胆(矢柴俊博)の蔵から、その不正な金を盗み出した仁左衛門(中井貴一)と一党が、次に狙いを定めたのは、武家伝奏の中末吉(野添義弘)の蔵だ。
中末吉は、御所修繕のために莫大な御用金の中から30万両を京都所司代・蒼井主膳正(八嶋智人)に要求していた。
その中末吉とも裏で繋がっていたのは、今津屋おつる(原田美枝子)とその義弟・次右衛門(池田成志)であった。

-----staff/cast---------
【原案】
池波正太郎 『雲霧仁左衛門』
【脚本】
岡本さとる 松下隆一 三谷昌登
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
中井貴一 國村隼
近藤芳正 手塚とおる 山中崇史 矢崎広 やべきょうすけ 須藤公一 村田雄浩 ほか
(新キャスト)
原田美枝子 八嶋智人 池田成志 片桐仁 近藤公園 中田クルミ
矢柴俊博 小日向星一 木下晴香 平田雄也 野添義弘 寺島進 DAIGO ほか
【語り】
黒田崇矢
【演出】
山下智彦 宇喜田尚 服部大二 石原興 井上昌典
【制作統括】
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 渡邊竜(松竹) 柳川強(NHK)
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『雲霧仁左衛門6(1)「雲霧、京へ」』 2023年

2023年08月27日 21時36分20秒 | ■映画・ドラマ
2022年(令和4年)に放送された『雲霧仁左衛門5』…好評を博した人気番組の第6シリーズが、満を持してスタートです、、、

さっそく第1話『雲霧仁左衛門6(1)「雲霧、京へ」 /2023』を観ました。

今回の舞台は、京都… 雲霧が狙うのは、公儀が将軍上洛のために投入する莫大な「御用金」! 雲霧一党が京の町を縦横無尽に駆け回りのが愉しみですねー 今回は、京の商人たちから金(賄賂)を騙し取っていた公家の竜胆の蔵から、その不正な金を盗み出します、、、

「殺さず、犯さず、貧しき者からは奪わず」の掟を守り、まるで雲か霧のように跡形もなく、鮮やかな手口で盗みを働く… お見事でしたね。

そして、京へ乗り込んできた火付盗賊改長官の安部式部と雲霧仁左衛門の再会… 今後の展開が楽しみです、、、

今のところ、これまでレギュラーだった七化けのお千代(内山理名)が登場していないんですよねー 残念だな… サプライズで途中から登場してほしいですね。

-----story-------------
大盗賊・雲霧仁左衛門(中井貴一)とその一党が、突如現れたのは京の都であった。
京は、およそ100年振りの将軍上洛の報せに賑わっていた。
将軍上洛の為に、江戸から京へ運ばれたのは御用金100万両。
この機会に公家たちに近づき大儲けを企むのは、京の大店・今津屋を取り仕切る女将のおつる(原田美枝子)だ。
そして、仁左衛門と時を同じくして京へ乗り込んだのは、火付盗賊改長官の安部式部(國村隼)であった。

-----staff/cast---------
【原案】
池波正太郎 『雲霧仁左衛門』
【脚本】
岡本さとる 松下隆一 三谷昌登
【音楽】
遠藤浩二
【出演】
中井貴一 國村隼
近藤芳正 手塚とおる 山中崇史 矢崎広 やべきょうすけ 須藤公一 村田雄浩 ほか
(新キャスト)
原田美枝子 八嶋智人 池田成志 片桐仁 近藤公園 中田クルミ
矢柴俊博 小日向星一 木下晴香 平田雄也 野添義弘 寺島進 DAIGO ほか
【語り】
黒田崇矢
【演出】
山下智彦 宇喜田尚 服部大二 石原興 井上昌典
【制作統括】
佐野元彦(NHKエンタープライズ) 渡邊竜(松竹) 柳川強(NHK)
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『恋する惑星』 1994年

2023年07月15日 21時43分53秒 | ■映画・ドラマ
著者 :
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 :
BS松竹東急で放映していた4Kレストア版の『恋する惑星(原題:重慶森林、英題:Chungking Express)/1994』を観ました。

-----story-------------
麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラーと、恋人にふられ落ち込み気味の刑事モウとの不思議な出会い。
そして、モウが立ち寄る小食店の新入り店員フェイと、スチュワーデスの恋人にふられる警官との出会いとすれ違いという、平行線をたどる二組の関係を軸にして展開する、香港ニューウェイブ、ウォン・カーウァイ監督が描く恋愛映画。
しかし本作はそこいらのよくある恋愛劇とは全然違う。
幻想的な音楽とクールなモノローグ、そして映画全体に浸透している独特の香り--洗練された映像の中に主人公達の情熱的な心理描写をミックスさせ、今までにない新鮮さが作品いっぱいに広がっている。
また、出演している主人公達がどの人物もとても魅力的で実に良い。
特に新入り店員役のフェイ・ウォンがとってもキュートで素晴らしいの一言。
それにしてもこの監督の映画はどの作品も、内容は勿論の事、劇中で使われている音楽のセンスが本当にイイ。
本作でも幻想的な音楽からインド音楽まで様々な曲を大変効果的に使って、作品により深みを与えている。
中でも、実際歌手として活動するフェイ・ウォンの“夢中人”が流れるシーンでは、彼女の淡い恋心と重なって実に印象的。
なおこの作品は、これを観たクェンティン・タランティーノが狂喜し、彼の作った全米映画配給新レーベル“Rolling Thunder”の第一回配給作品に選ばれている。
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当時、日本では有名ではなかったウォン・カーウァイや金城武、フェイ・ウォンの名を一躍有名にした作品… クエンティン・タランティーノが絶賛して、アメリカでの配給権を獲得した作品でもあります。

失恋した刑事のモウ(金城武)は、逃亡中のドラッグ・ディーラーの女(ブリジット・リン)と出会う… 続いて、恋人とすれ違いが続く警官663号(トニー・レオン)は、飲食店〈ミッドナイト・エクスプレス〉の店員フェイ(フェイ・ウォン)と出会う。

登場人物が魅力的に描かれていることと、挿入歌として使われているママス&パパスの"夢のカリフォルニア"、フェイ・ウォンの"夢中人"(クランベリーズ"ドリームス"のカヴァー曲)が印象的な作品です、、、

特にトニー・レオンとフェイ・ウォンがイイんですよねー 不器用な恋が素敵です。

-----staff/cast-------------
監督:ウォン・カーウァイ
製作:ジェフ・ラウ
脚本:ウォン・カーウァイ
撮影:クリストファー・ドイル
   ケン・ラーワイ
美術:ウィリアム・チャン
音楽:チャン・ファンカイ
   ロエル・A・ガルシア
出演:
 トニー・レオン 警官633番
 フェイ・ウォン フェイ
 ブリジット・リン 金髪女
 金城武 警官223番/モウ
 ヴァレリー・チョウ 客室乗務員
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