それについてちょっと書き残します。
三氏とも小泉首相にずいぶん辛口のコメントをされていた。辛口という私の表現は実は正しくなくて、もっときつい表現になるか。
例えば
「アメリカの悪の枢軸国として北朝鮮は名指しされたわけだが、その結果、日本国内にあった北朝鮮を支援するという動きが封じられ、そのために困窮した北朝鮮の金正日が考え出したことが日朝首脳会談であって、交渉は決して小泉首相だから実現したことではないし、拉致被害者の一部が戻ってきたわけではない。北朝鮮にとって拉致被害者は食料との交換物でしかない。小泉首相は金正日の踊らされているだけだ。」
というようなことになる。これは増田氏のお話。(ほんの話のさわりで、また私が正しく氏の思うところを表現できているかどうかも怪しいが。)
私も増田氏の考えは、もっともかと思う。
が、その反面、小泉首相だからできたのではないかとも思うのだ。なぜなら増田氏が言われていたが、森首相の時代、森首相が一気に日朝国交正常化に走ろうとした時、増田氏は土下座して止めたことがあった。もし小泉首相ではなかったら、金正日の誘いに乗って一気に乗る人物だったかもしれない。逆に全く無視する人物だったかもしれない。
小泉首相の出した結果を少しは良く評価することもできるのではないのか、と思うのだが、これは傍から見ている第三者的な都合の良い思いか。
もっとも「日朝国交正常化を任期中に行う」というのは、私もどうかと思う。人によっては「2年の任期中」の条件をつけることで、金正日に圧力をかけているのだと言う人もあるが、そんなものが圧力になるとも思えない。
それと小泉首相のパフォーマンスの話。これはよく聞くことだが、ほんとのところはどうなんだろう?と思っていたのだが、やはりちょっと過ぎることが窺えた。
三氏とも共通していたのは「日本の国民の理解と支援があってここまでやってこれた。これからもご支援をよろしくお願いします」ということだった。
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