マイ・インターン(吹替版) | |
クリエーター情報なし | |
メーカー情報なし |
2015年のアメリカ合衆国で製作されたコメディ映画。監督・脚本・製作はナンシー・マイヤーズ。主演はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ。
アン・ハサウェイはニューヨークにある服飾関係の通販サイトの会社社長。自宅のリビングで始めた会社は急成長する。ついこの間まで主婦だったアン・ハサウェイは会社の経営は見様見真似。人の使い方も良く分かっているわけではない。何事にも自分本位。気まぐれに社会貢献のつもりでシニアインターンの募集を出すよう指示を出すが、それさへ忘れている。
ロバート・デ・ニーロは70歳。とっくの昔に子育ては終わり息子は遠くカリフォルニアで暮らしている。会社員勤めを終え今は気楽な一人暮らし。しかし何か虚しさを感じて暮らしている。ある日、街でシニアインターンの募集の広告を見つけ応募し採用される。
全ての事に目を通し決済するアン・ハサウェイに対し幹部社員から不満がでる。仕事が溜り進捗遅れが発生している。プロの経営者に会社を任せるべきだと話が出る。しぶしぶその話に乗り時間を調整し人選に入る。多忙で食事もままならない。たまたまロバート・デ・ニーロがその日、社用車の運転をすることになりアン・ハサウェイを面談の場所まで送っていくことになる。
面接を前にして
アン・ハサウェイ「胃が空っぽ」
ロバート・デ・ニーロ「寿司でも買う?」
アン・ハサウェイはその提案を断りそのまま面談に入る。面談はあっさり終わる。アン・ハサウェイのお眼鏡にかなわなかったらしい。
選んだ食事の場面は帰りの車の中でロバート・デ・ニーロがアン・ハサウェイのために買ってきたスープの場面。
ロバート・デ・ニーロは周りの若い社員から見れば化石のような人。でも無駄に歳を重ねてきたわけではない。人の気持ちが分かり気配りができる。そんなロバート・デ・ニーロはだんだん若い社員の信用を得て仲間になっていく。しかしそんなロバート・デ・ニーロをアン・ハサウェイは一瞬疎ましく思うこともある。最後は自分にとっても大事な存在だったんだと気づく。
(2018年9月)