ここは山の頂上部分がなだらかな小さな盆地になっていて中央には何ヶ所か小さな沼もあります。頂上部分を囲む城壁跡は総延長約２．８ｋ ｍ、面積は３０ｈａ。城壁跡に沿って一周する道は起伏もありちょっとしたハイキングです。
今回は霞がかかっていて海が見えなかったのがちょっと残念。
で、前回の２月２７日のエントリーで「復元作業に入っている」と書いて「出来上がりが楽しみだ」とも書いたのですが、今回はその出来上がりを確認するために行ってきました。出来上がりにかなり期待感を膨らませて訪れました。
今年岡山では夏と秋の国体を開催する予定（夏は既に始まっている）で、秋までには何とか見える状態に持っていくものばかりだと思っていたのですが・・・・・
惨憺たる状態で放置してありました。
放置じゃないかもしれません。休みなのかもしれません。
が、やる気があるのか無いのか。
版築でかなりの高さと幅がある城壁（土塁）を復元しようとしているのですが、中途半端な人力のかけ方じゃいつ完成するか心もとない。何か予算切れで放置された山間部の林道工事現場にも見えなくもない。
約２．８ｋ ｍの城壁を全て復元するつもりもないようだし、完了後はここはどう始末をつけるんだろう？と、いやーな気分で帰りました。
版築土塁はともかくいっそ何もしなかった方がマシかもしれないと思わせるのは、いい加減な構造物の出来栄え。この前訪れたときは時間も無かったのでよく見なかったのです、本当に考証しているんでしょうか？
別の意味で完成（完了）が楽しみになってきましたｗ
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