綴り箱

今、そして思い出綴り…

母の思い

2015年07月03日 | 日記
夕飯後、くつろいでいると携帯に着信

えっ? 母から…

慌てて出ると、

『この間は、ありがとう 喉は、どうぉ?』

聞いてのとおり、もう少しかな…

『今日、担当の先生がきて、もう一つ手術の同意書を頂きたいって』



先日、29日に行ったとき、看護師さんと手術前の説明を受けました

前日、当日、病室の件…

冊子をもとに、説明がありました

そして、昨日、父と妹でカンファレンスを復習、手術の同意書に署名

父から署名してきたと昨日連絡がありました

ただ、私としては気になることが幾つか…
復習のほか、25日の検査のこととかは?
と聞くと、なにもない

わかった

そう言って電話を切ったものの、ツボないよーって感じでした

そんなこと思いながらでしたから、母の電話は慌てました

母は、淡々と何時もと変わらずです

ホント、自分の母ながら、大きいな…って思います


電話の内容は

今日は、医局会議だったようで、最終的な手術の打ち合わせがあったそうです

そんな中、今回の病気が見つかるきっかけとなったMRI

実は、超音波の検査で心臓の弁に問題アリで、MRIになったことがきっかけでした


心臓弁膜症…かな
そんな思いもありました

今となっては、その状況の説明を受けることはできません

ただ、今回の手術をしたあと、1~2年後に手術が必要になるケースも考えられるため、
今回、合わせて処置をしたいとのことだそうです

土曜日までに、家族の方が来られればということでした

長女さん(私)は、都合つかないかということを言われたそうですが、
母から遠いので、今回は無理かも…次女か夫じゃだめかと聞いたら、
ちゃんと説明させてもらいますって言ってくれたそうです

母に
超音波の話から、弁の話なかったから、気になってたこと
25日の冠動脈の検査は、異常なしと聞いたけど
腎機能は?
点滴とか、あれからしてた?

『入院当日から検査までしたくらいかな』

トイレ大変だったでしょ

『何度もいったよ』

そうか、納得
腎機能は、大丈夫そうだね

先生方、最前つくしてくれてるね
私は、先生のお話に異議ナシ
お父さん、またパニックになるかもだけど、説明してもらって
同意書に署名してもらって

お父さんのことは、あとでちゃんと聞いとくからね

『ありがとう』

そんなこんなで、談話室から電話くれたとかでかれこれ1時間近く
沢山、話してくれました

そして、しっかり、しかられました

『咽頭炎、こじらせないように
それじゃなくても、普段から無理のかたまりで過ごしてるから
おかあさんに、心配かけないように!』

こっちが、元気もらいました

大きな手術前で、本来なら情緒不安定も当たり前でしょう

それが、何時もと変わらずで、淡々と

そんな大げさにしなくても…おかあさん、死んじゃうんじゃないんだから…とか
おまえも、年なんだから…とか

おいおい、おかあさんに年って言われたら、二の句がでないよ~

凹むどころか、元気
カラ元気じゃなくて、何時もと変わらなく…

しかも、父や妹、義息子たち、孫達、
親戚のこともだけど、そっちの気遣いまで

大きいな…深いなって

母の思いは、大きく、深い
 
そんな母の笑い声は、心に響きます

手術日は、七夕

運の良さを信じてます








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