綴り箱

今、そして思い出綴り…

感染性胃腸炎

2013年02月25日 | 日記
金曜日から風が強く、仕事先では、花粉症のお客様増えてます。

花粉症と感染性胃腸炎、どちらの話を書こうかな…
と思っていたところTwitterで、感染性胃腸炎のツイートを目にしたのと、昨日、派遣先の先輩から

『○○さんが、ノロでした』

と、メールいただいたこともあり、感染性胃腸炎についてのあれこれ綴ってみます。

昨年末より、ノロウイルス流行りました。


ノロウイルスは、乳児から高齢の方まで広い年齢層で急性胃腸炎を起こすウイルスで、下痢だけでなく嘔吐を起こすのが特徴と言われています。
アルコールや高温に対する抵抗性が強いことが特徴で、乾燥や酸にも強く、水中でも長時間生きていることができる非常に厄介なウイルスなので、感染力があり、しばしば集団感染を引き起こしてしまうんだそうです。

お店で、家族でお買い物にご来店、子どもさんが店内で嘔吐したときのことです。

たまたま本部から来ていた社員の方が、

『店長に次亜鉛酸ナトリウムって言ってきて』

そんな指示を受け、床や棚の掃除と商品の撤去を行ったことがありました。

何故なら、ウイルスが床に残り、乾燥しホコリと共に空気中に舞い上がり感染が広がっていくこともあるんだそうです。
手指からの感染ばかり気にする方も多いですが、このような感染経路もあるためのしっかりとした処置、消毒が必要だったんですね。
お医者様に、トイレやドアノブの消毒を言われ、購入にご来店のお客様もいらっしゃいます。

やはり、感染しないための対策のひとつです。

ノロウイルスには多数の遺伝子型が存在するため、同じ人が複数の違った型のウイルスに感染することがあるそうです。さらに、感染が腸粘膜での局所感染なので免疫の持続時間が短いことも特徴なので、一度かかったからといって安心していると、再感染を起こすこともあると説明うけました。

Twitterで、ノロウイルスで夜間救急に駆け込みっていう話聞かなくなったけど、また最近増えてきているな…というツイート目にしました。

ノロウイルスには、効果のある抗ウイルス剤やワクチンはありません。
通常、対症療法が行われます。

息子が感染性胃腸炎にかかったとき、病院で言われたことは、

お腹が、かがみバラになっていない?
寝返りうったりしたときに、水枕のような水がコポコポ動く音わかる?

これは、胃が動いていないってことなんだよ。
消化不良を起こしてる状態。

吐き気と下痢がおさまるまで、水分補給のみしてね。
食べても吐くだけだから、悪いものを出し切らないとね。

収まってきたら、おもゆ、おかゆ、消化のよい物からはじめてね。
下痢が長く続くようであったり、熱が高くなったりしたら、連れて来て。

何時ものかかりつけの先生です。

診断も胃腸炎だね。
とのことで、流行っているのはノロだけど検査で出たわけじゃないし、検査出しても結果出る頃には回復してくるし、検査代払ってまで検査する段階じゃないし、特効薬があるわけでもないから…

分かりやすくて納得です。

お店に来たお客様で、
ご夫婦そろって下痢と吐き気でした。

ノロじゃないかって、ノロに効く薬どれ?って
乳糖不耐症なんですけど…ってご来店のお客さまもいました。
よくよく話を伺うと、3日前に感染性胃腸炎で病院にかかったとのことで、乳糖不耐症じゃあなくて感染性胃腸炎からだったようでした。

下痢したら下痢止めなんですけど、ノロの場合下痢止めちゃうとお腹にウイルスが残ってしまうため、下痢をむやみに止めてはいけないと言われているそうです。

この場合、経口飲料おススメしました。
脱水症状にならないような策でした。

ご夫婦で相談に見えた方は、先日、店頭でご挨拶しました。

『この間は、ありがとう』

嬉しいお声がけいただきました。

乳糖不耐症だと思ってご来店いただいたお母さん、お医者様に受診した日の夜まで水分補給のみで、翌朝からお粥からスタートと言われ、パンをミルクでパン粥にしたら吐いてしまったとかでした。

ネットで調べたらミルクを吐くのは、乳糖不耐症ってかいてあったからそう判断したとのことでした。

色々状況を伺って、お母さんも落ち着いたようでした。

まだまだノロウイルス多発する季節です。

うがい、手洗い、マスク…

体調管理に気をつけたいものです。









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