クレオパトラとエジプトの王妃展
2015年7月11日~9月23日
東京国立博物館 平成館
2014年の東京都美術館のメトロポリタン美術館展以来のエジプト美術展。
本展は、2008年にモナコで開催された『エジプトの王妃』の役割と性格を明らかにしようとする展覧会をベースにしているとのこと。
あれ?1点未着?
まあいいか、と入場。
1 出品元が豪華。ブランド美術館が勢揃い。
以下、国別出品数(カッコ内は、うちエジプト美術以外)。
アメリカ 17
イギリス 55(1)
フランス 14(4)
ロシア 1
ドイツ 19(2)
オーストリア 8
イタリア 13(2)
オランダ 8
ベルギー 14
スイス 20
スペイン 1(1)
ヴァチカン 3(2)
モナコ 4
日本 4
続いて、所蔵者別出品数。
アメリカ 17
ボストン美 7
メトロポリタン美 1
ブルックリン美 5
ペンシルヴァニア大学博 4
イギリス 55(1)
大英博 10
マンチェスター博 28
アル・タニコレクション 15
個人蔵 2
フランス 14(4)
ルーヴル美 7
マルセイユ地中海考古学博 2
マルセイユ美 1
ディジョン美 1
アヴィニョン・カルベ美 1
アグド、海洋考古学博 1
個人蔵 1
ロシア 1
エルミタージュ美 1
ドイツ 19(2)
ベルリン・エジプト博 10
ヒルデスハイム博 7
ハイデルベルク大学 1
ハノーヴァー・フリッツ・ベーレンス財団 1
オーストリア 8
ウィーン美術史美 8
イタリア 13(2)
トリノ・エジプト博 5
トリノ古代博 1
フィレンツェ・エジプト博 5
ナポリ国立考古学博 1
ブレシア市立美 1
オランダ 8
ライデン国立古代博 8
ベルギー 14
ブリュッセル、王立美術歴史博 14
スイス 20
ガンダーコレクション 12
オルティスコレクション 1
個人蔵 7
スペイン 1(1)
カルドナ公爵コレクション 1
ヴァチカン 3(2)
ヴァチカン美 3
モナコ 4
グリマルディ・フォーラム 4
日本 4
MIHO MUSEUM 1
古代オリエント博 2
出光美 1
地元はない。仲間で成果を持ち寄った感が漂う。持ち寄った展示品のレベルは私にはわかりかねるが。
2 ひたすら続くエジプト美術。約170点。
【章立て】
第1章 王(ファラオ)をとりまく女性たち
第2章 華やかな王宮の日々
第3章 美しき王妃と女神
第4章 権力をもった王妃たち
第5章 最後の女王クレオパトラ
食傷気味の私は、最後の部屋、第5章にある《カエサル》の頭部像に、ほっとする。
で、お気に入りは、やはり最後の部屋にある「ローマ美術」から、
《アクティウムの海戦のレリーフ》
ローマ時代、スペイン・カルドナ公爵コレクション
そんな私、将来エジプト美術に目覚めることがあるとしても、それはずいぶん先のことのようだ。