国立西洋美術館「モネ 睡蓮のとき」展の入場者数、過去のモネ展と比べる。

　2月11日、国立西洋美術館の「モネ　睡蓮のとき」が閉幕した。

 

　入場者数は、80万人超え！！

　正確には、807,566人。

　国立西洋美術館の展覧会では歴代４位となるとのこと。

 

 

【国立西洋美術館の展覧会入場者数トップ11】

 

１位：1,071,352人

バーンズ・コレクション展

1994年1月22日〜4月3日

 

２位：851,256人

ルーヴル美術館展 － 17世紀ヨーロッパ絵画

2009年2月28日〜6月14日

 

３位：831,198人

ミロのビーナス特別公開

1964年4月8日〜5月15日

 

４位：807,566人

モネ　睡蓮のとき

2024年10月5日〜2025年2月11日

 

５位：611,983人

欧州評議会特別展　西洋の美術：その空間表現の流れ

1987年3月28日〜6月14日

 

６位：586,273 人

オルセー美術館展1999 － 19世紀の夢と現実

1999年9月14日〜12月12日

 

７位：574,502 人 

ゴヤ展

1971年11月16日〜72年1月23日

 

８位：541,149 人

セザンヌ展

1974年3月30日〜5月19日

 

９位：531,144 人

ミレーの「晩鐘」と19世紀フランス名画展

ミッテラン大統領来日記念

1982年4月17日〜6月13日

 

10位：516,711人

プラド美術館展　スペイン王室コレクションの美と栄光

2002年3月5日〜6月16日

 

11位：505,246人

ラファエロ展

2013年3月2日〜6月2日

 

 

 

【１日あたり入場者数】

　開催日数は108日（たぶん）と、長めの「モネ　睡蓮のとき」。

　１日あたり入場者数は、7,500人弱の計算。

　国立西洋美術館の展覧会では歴代15位あたりに位置する。

 

 

 

【過去開催された大型のモネ展との比較】

 

807,566人（１日あたり約7,500人）

モネ　睡蓮のとき

2024年10月5日〜2025年2月11日

国立西洋美術館

 

464,129 人（１日あたり4,688人）

モネ　連作の情景

2023年10月20日〜24年1月28日

上野の森美術館

 

452,943人（１日あたり5,662人）

モネ　連作の情景

2024年2月10日〜24年5月6日

大阪中之島美術館

 

763,512人（１日あたり10,046人）

マルモッタン・モネ美術館所蔵　モネ展

2015年9月19日〜12月13日

東京都美術館

 

709,260人（１日あたり9,273人）

大回顧展  モネ　印象派の巨匠、その遺産

2007年4月7日〜7月2日

国立新美術館

 

310,915人（１日あたり約6,200人）

モネ展

1994年2月11日〜4月7日

ブリヂストン美術館

 

386,181人（１日あたり8,776人）

モネ展

1982年10月9日〜11月28日

国立西洋美術館

 

　今回と同じくマルモッタン・モネ美術館所蔵作品による2015年のモネ展を4万人ほど上回り、歴代のモネ展で入場者数トップとなるようだ。

 

　ただ、１日あたりの入場者数では、2015年、2007年、1982年に次ぐ４番目。

 

　展示室、特に撮影可能な第３章「大装飾画への道」の展示室はあれほど混雑していたのに、過去にはそれ以上に混雑したモネ展があったこととなる。

（美術館展示室のスペックにも左右される。上野の森美術館の撮影可能な展示室の混雑ぶりは、実に酷かった。)

 

 

 

　「モネ　睡蓮のとき」展は、国立西洋美術館のあと、京都市京セラ美術館と豊田市美術館に巡回する。