「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」(国立西洋美術館)
2011年3月26日~6月12日
国立西洋美術館
1 アトリエの画家(1628頃、ボストン美術館)
2 東洋風の衣装をまとう自画像(1631-33、パリ市立美術館)
3 陰のかかる自画像(1634、個人蔵、ニューヨーク)
4 羊飼いの礼拝(1646、ロンドン・ナショナル・ギャラリー)【弟子作品】
5 トビトとハンナ(1659、ボイマンス美術館)
6 騎手(フローリス・ソープ)(1654、メトロポリタン美術館)
7 白い帽子の女(1640頃、個人蔵、ニューヨーク)
8 3人の音楽家(聴覚)(1624-25、個人蔵、ニューヨーク)
9 石の切除(触角)(1624-25、個人蔵、ニューヨーク)
10 音楽を奏でる人々(1626、アムステルダム国立美術館)
11 ヘンドリッキェ・ストッフェルス(1652頃、ルーブル美術館)
12 髭の老人(1659、リンダ・ベイダー・コレクション)
13 書斎のミネルヴァ(1635、個人蔵、ニューヨーク)
しばらく休んでいた美術館訪問は、レンブラント展から再開しました。
開館時間は10時から16時までと短縮されています。
入場も15時までと、閉館時間の1時間前(通常の30分前ではない)なので要注意。
27日(日)14時過ぎの到着。
思いのほか観客が多いので、目が疲れる版画はパスし、油彩作品に絞って鑑賞することとしました。
レンブラント作品は全115点(油彩13点、素描3点、版画99点)。
上述は、油彩作品の題名・制作年・所蔵先を、展示順に記載しています。
「ヘンドリッキェ・ストッフェルス」。若くてきれいな女性ですが、作品の状態が影響してか、何かしら生活の疲れが表面に浮かんでいるようです。
「書斎のミネルヴァ」は、さすがの貫録。
「アトリエの画家」や「トビトとハンナ」は小品ですが、味のある作品です。
「白い帽子の女」はなぜかしら見入ってしまいます。
「3人の音楽家(聴覚)」「石の切除(触角)」は、レンブラントには見えない作風ですが、「初期の初期」の作品とのこと。
やっぱりレンブラントは素敵ですね。
2週間遅れとはなりましたが、展覧会が開始されたのは、ありがたいことだなあと思います。