個人的なメモとして残すのですが、
もしかすると同じことを考えているかもしれないので、ここへ書いておきます。
独自ドメインでメールアドレスを作る場合、
1・レンタルWebサーバーに付属するメールサーバーを使う
2・VPS上にメールサーバーを構築する
3・独自ドメインが使えるメールサーバー(メールボックス)を契約する
のいずれかがメジャーな方法だと思います。
私は3の方法をとっています。
しかし、巷にはポータルサイト等のサービスとしてメールボックスが使えるものもあります。こうしたサービスを使いつつ、独自ドメインでアドレスを作ることも可能では?と考えました。
1.Yahoo!メール
「Yahoo!ドメイン」でドメインを取得すると、プラス月314円(税込)でYahoo!メールで使えるメールアドレスが作成できる。
1契約で1ドメインあたり50個までアドレス作成が可能。
作成した独自ドメインのアドレス宛に届いたメールを、あらかじめ作成しておいたYahoo!メールのアドレス(---@yahoo.co.jp)に転送、送信するときにはYahoo!メールのメール作成画面上で送信元の部分を独自ドメインに指定するという仕組み。アドレス1つ1つにメールボックスが作られるわけではないので、少々特殊な運用が必要。
他社ドメインをYahoo!メールのメールサーバーに接続させることはできない模様。
2."Outlook.com"のメール
旧Hotmail系のメールサービス。現在はMicrosoft 365のうちの1つのサービスに組み込まれている。
個人の場合はMicrosoft 365 Personal、法人の場合はMicrosoft 365 Business Basic以上のプランに契約すると、独自ドメインを接続させることが可能。
ただし、GoDaddyで取得したドメインの利用に限る。他社で取得管理するドメインは接続不可。
メールボックスの容量は50 GB
3.iCloudのメール
言わずと知れたAppleユーザー向けのクラウドサービス。
iCloud+ のサブスクリプション契約(月130 円(税込)~)をしている場合、独自ドメインの利用が可能。
200 GB(月400円(税込))以上のプランを契約、かつファミリー共有グループを設定している場合、メールドメインもグループ内全員が使えるようになる。(裏返せば、独自ドメインのメールアドレスを配布する場合は、対象者全員をファミリー共有に入れる必要がある。)
メールボックスの容量はdriveなど他のサービスと共用で50 GB
4.Gmail
ビジネス向けのGoogle Workspaceの契約が必要。
Business Starter(1人あたり月680円(税込))以上のプランで独自ドメインを接続可能。
メールボックスの容量はプランによって異なるが、フォト、drive等と共用になる。Starterの場合は 30 GB
個人の場合で、iPhone・iPadやMacを使っている場合には、iCloud+が手軽で良さそうです。
一方、小規模な企業やサークル活動で使うのであれば、Yahoo!メールを使う方が良さそうです。
OutlookやGmailはメール以外の、他の機能も使うのであれば良いと思いますが、人数分の契約をする必要があるため費用対効果を考えてしまいます。
上記は個人で調べたレベルですので、内容については各自で提供元にお問合せください。