子ども達が当園の野外公園で出会うと、必ずと言ってよいほど歓声を上げる生きものがいます。以前、ちらっと話題に挙げたのでお気付きの方もいるかもしれません。
「カニ」です。
それも4種類も生息しています。
クロベンケイガニ
野外公園で一番見られるカニ。体が黒っぽい。野外公園の何処にでもいる。
ベンケイガニ
体全体が赤い。野外公園ではあまり見られない。
アカテガニ
クロベンケイガニに次いでよく見られるカニ。オスはハサミ脚が赤い。野外公園の物陰に隠れていることも多い。何故か放蝶園によくいる。
モクズガニ
水の中に住んでいるのでなかなか普段は見られないが、北ゾーンに抜ける水中観察窓によく姿が見えるので、脚に毛がモサモサと生えていたらこのモクズガニ。
このカニたち、野外公園だけにいてくれればよいですがいつの間にか室内にも入り込んでいます。
特に夏は室内に入り込むカニが増えるため、「カニが逃げていますよ!」と来園者の方々に教えられることが多いです。そんな時は「外から入ってきているだけなんですよ」などの返答をしていますが、皆さん「え、そうなんだ!」などと驚かれたり、笑って下さったりと反応は様々。
とにかく、昆虫館で飼っているわけではないし、外に逃がしても逃がしても入ってくるカニをスタッフ達は半ば諦めながらも、今日も室内から逃がしています。
外で作業をしている公園スタッフにとってカニは困りものな生きものです。公園の小川や池、花壇などどこにでも穴を掘ってカニは生活しています。特に夏の水辺の周りはカニだらけ。
池に穴が空くと水漏れして水位が下がってしまいます。池の穴を埋めてもすぐにカニたちが穴を空けます。埋めても埋めてもキリがありません。
今年の冬もカニたちが夏の間に開けた池の穴を塞ぐ作業を予定していますが、春になれば水辺近くに穴を掘って越冬していたカニが出てきて、また穴を空けることでしょう。
子供たちにとってはとても人気者、スタッフにとってはちょっぴり困りものなカニの紹介でした。
ちなみに当園の周辺は水田に囲まれています。当園の裏手に回れば農道をたくさんのカニがわさわさと歩いています。きっと水田も穴だらけのはず。農家の方々はこのカニたちに一体どういう対応をしているのでしょうか。
文:園芸担当
「カニ」です。
それも4種類も生息しています。
クロベンケイガニ
野外公園で一番見られるカニ。体が黒っぽい。野外公園の何処にでもいる。
ベンケイガニ
体全体が赤い。野外公園ではあまり見られない。
アカテガニ
クロベンケイガニに次いでよく見られるカニ。オスはハサミ脚が赤い。野外公園の物陰に隠れていることも多い。何故か放蝶園によくいる。
モクズガニ
水の中に住んでいるのでなかなか普段は見られないが、北ゾーンに抜ける水中観察窓によく姿が見えるので、脚に毛がモサモサと生えていたらこのモクズガニ。
このカニたち、野外公園だけにいてくれればよいですがいつの間にか室内にも入り込んでいます。
特に夏は室内に入り込むカニが増えるため、「カニが逃げていますよ!」と来園者の方々に教えられることが多いです。そんな時は「外から入ってきているだけなんですよ」などの返答をしていますが、皆さん「え、そうなんだ!」などと驚かれたり、笑って下さったりと反応は様々。
とにかく、昆虫館で飼っているわけではないし、外に逃がしても逃がしても入ってくるカニをスタッフ達は半ば諦めながらも、今日も室内から逃がしています。
外で作業をしている公園スタッフにとってカニは困りものな生きものです。公園の小川や池、花壇などどこにでも穴を掘ってカニは生活しています。特に夏の水辺の周りはカニだらけ。
池に穴が空くと水漏れして水位が下がってしまいます。池の穴を埋めてもすぐにカニたちが穴を空けます。埋めても埋めてもキリがありません。
今年の冬もカニたちが夏の間に開けた池の穴を塞ぐ作業を予定していますが、春になれば水辺近くに穴を掘って越冬していたカニが出てきて、また穴を空けることでしょう。
子供たちにとってはとても人気者、スタッフにとってはちょっぴり困りものなカニの紹介でした。
ちなみに当園の周辺は水田に囲まれています。当園の裏手に回れば農道をたくさんのカニがわさわさと歩いています。きっと水田も穴だらけのはず。農家の方々はこのカニたちに一体どういう対応をしているのでしょうか。
文:園芸担当
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます