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G7の大役で日本は経済や核、資源エネルギーで成果を出せるか。

G7各国が持ち回りで議論する年1回の取り決めや方向性を決める大事な会議だ、今年は昨年まで続いたコロナ問題が収束に近づいて、発展へと舵を切りたいが、アメリカ発の金融危機や半導体等先端技術分野で不安感が有る、そんな時に日本は先端技術開発に資金を投入しようとしている、タイミング的には良くない状況なんだが、それでもG7議長国としてこの任を推し進めるのか、には少々不安な気持ちだ。

議論されるテーマは多岐に渡っているから、日本に関心有る分野も有れば不得手な分野も有る、特に広島開催で「核」の取り扱いは重要な案件で有る、被爆国として世界に持たない方向での話し合いを決めて欲しいが、ロシアのウクライナ戦争が収まる気配が無い、ロシアを追い詰めれば「核」使用に踏み切るか、もしれない、有ってはならない事だが、今や脅しではなく、現実的な解決を望む。

日本は北朝鮮、中国、ロシアが至近距離に有る、地政学的に言えば危険な地域だ、国民に関心なテーマでないかもしれない、しかし被爆の体験を二度と味わいたくない。

日本の関心事は経済だ、世界の中で取り残され感が強いので、この中で半導体関連には巨額を投資する予定だ、世界のトップ企業を日本に集めたからには、現実的にリーダーとして役割が有りそうだが、今やハイテク分野での注目技術など持っていない、辛うじて製造装置と素材では強みが有りそうだが、韓国や台湾が積極的だ、中国に半導体で追い上げられるとは思っていなかったが、一般的な分野では追い付かれた、お金で世界中から技術者集めてもいる、日本での縮小で、多くの技術者が中国へ渡ったのは事実だ、長い半導体の空白期間を造ったのだから文句は言えない。
そんな日本が多額な資金投入で、いきなり数段先のハイテク分野に参加しようとしている、そんな事が現実出来るのかと思える、パスして来た技術で作れるのか、露光装置なんかは得意としていたが、ニコンで出来るのか、何故オランダにこの先端企業が生まれたのか、技術者数は圧倒的に中国が上だ、しかし中国は一部先端分野商品の入手が出来ないので、完成品にはならない、アメリカが睨みを利かしているので進展出来ないで居る、経済的圧力で、中国の追随を許さない覚悟でいるのだ。

エネルギー分野での中国企業は圧倒的にシェアーを抑えている、太陽光発電のモジュールは80%以上が中国製、コストで勝てない日本企業は撤退している、風力発電も今や世界1として稼働させている、緩い日本社会はこの分野だけでも日本進出を許している、何とも情けないのが日本の姿勢だ、アメリカの様に強くなれないでいる、日本の政治家が絡んでいる事業は有るからだ、インチキ社会の日本が中国を抑えきれるとは思っていない、そんな程度でしかない日本がG7を仕切れるとは思わない。

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