開催目前なのにオリンピック関連に盛り上がりが無い、小池にやる気が無いのが原因の一つ、そして安倍が誘致に関わったが持病が原因とかで政権まで投げ出した。その前の慎太郎が五輪を東京でと言わなければ良かったが、彼も無責任な奴だからもう関係ないと無視状態、この国は以前から政治が責任を取らない体質になっているのは世界に対して恥だが、そんな事オレ関係ないと有権者の国民までが投票した事さえ忘れているのか?とこれまた関心度は落ちている、コロナ禍が全てを壊したと言えば、これに帰結するだろうが、最近の週刊誌情報を基にその損得勘定を転記してみる。
海外からの観戦者の受け入れは中止となっていて、選手団や関係者の数も減る傾向に有る、日本人にも入場制限するだろうから入場収入は大きく落ち込むと予想されている。民間会社が経済効果の数字を出していて、観客を入れた場合は1兆8千億余りの収入となり、無観客では1兆66百億円余りと、大きな差が無いのは幸いだ。期間中が猛暑でなければ良いがと気がかりだ。
経済損失だけを見ればコロナで緊急事態宣言での損失の推計は大きい、1回目は昨年の4月から5月で推計6兆4千億円、2回目今年1月から3月初め頃で6兆3千億円と推計、現在は3回目で3兆1千億円と推計している、特に現在のは五輪目前だから宣言を掛けたと思われる、何かと五輪に引っ掛けているが損失額は大した額ではない、緊急事態の方が関係する企業や店が多くなるから損失が膨らむ、この推計損失の補償は有るとしているが入金が遅くてもう限界と感じている店のオーナーが殆どだろう、既に閉店している店は多い、路面店で人通リも多い場所でもテナントが決まっていない空き店舗が多くなっている。
この推計が当たっていれば五輪の中止の方が経済損失の面からは、その決定されても多くの経済界は良しとの判断だ、全く変異ウイルスが入ってこないとは言えないから、国内に変異を拡散してくれるなと国民は思っている。
街には不景気風が吹いているのに株式市場は絶好調の様子だ、彼らは五輪中止を願っている、確実に株高が来ると、彼らは株に流れてくる太い客を掴んでいるから、彼らの前向きな行動がウイルス感染で躊躇していると、これは事実だろうと思っている、普通の人の懐なんて知れている、が株式投資に投入されるお金は別の財布に入っているから、この額は大きい。
日本も欧米の様に貧富の差が有る国だから、こうなったなら貧乏人もこれに従うしかない、おこぼれが回ってくるのを待っしかない。
元々富が有る人は実は少なく、多くの人は努力やラッキーで有った人で貧乏人もいれば金持ちもいるのが経済原則だから、真面目に努力すれば良い。
商業五輪と言われ出したのは1984年開催のロスアンゼルスが最初で、その後夏季開催は9回で、開催後の成長率で上回ったのはアトランタ、ロンドン、リオの3回だけで、シドニーやアテネ、北京など6都市で開催された後の成長率は落ちているらしい、よって3勝6敗が五輪の成績。
開催翌年以降の財政はシドニーの豪州以外の5ヵ国は悪化したから1勝5敗となる、これが10年後では6カ国すべてが開催年より借金が増えているから全敗で有った。
この数字が示すように、財政の影響は長期的に見ればリスクが大きいのが五輪です。日本はコロナ禍以降に3回も補正予算を組んで、国債を112兆円余りを増発した、借金を増やしただけ、五輪より経済を立て直した方が長期的にプラスだから、この際五輪は中止て感染を抑えるのがベストの選択です。
これに国民は理解しなければ、国民の赤字が増えるだけと思って下さい。