正月早々の災害に遭遇した我々日本人は助け合いの精神が旺盛だと実感した。こうで有って欲しい行為で日本人が持つ行動に、関係性が薄い東京暮らしの人間に、これでは行けないと思わせる災害と事故で有ったと思って居る。 北陸地方に限らず、災害が起こったその時よりも数日後の方がより事情が分かるから、日本の弱点やこうすべきで有った事などが、感じられるのだ、災害時には救援の為の自動車が出入りするが、崖崩れや川や道路に大きな亀裂が入って通行できない事が起こる、狭い国土だから余裕の有る道は造れない、断層の上に道路を造ったりする、海岸線を走る道路が全国に有るのが現状だ、トンネルを開通させれば危険から逃れれるが、工賃が高く付く、インフラの整備は平たんな土地よりも数倍多く掛かる、そんな普通でない状況は、全国に有るのが日本だ、人工工作物を造らないと公共性が保てない。
日本はこうした災害が起こっても、瓦礫の撤去をして元の社会へと近づけて行く、土地が多く有るところは当分そのままにして新しく道路を造ったりする、日本は他人が持つ土地に接近しているから、その土地を買うとかしないと前に進めないのでトータルすると高コストとなる場合が有る、最近は危険だからと塀を造らいで家を建てるだろうが、古い家は大抵は塀で囲む、これが地震で倒れたりするから道を塞ぐのだ。そして重たい瓦が乗っていて落下が多い。 これに依り給水車が通れない、物資が運べない、何より救助隊が入れない等経験しているが、日本は土地を国の物と言う概念が無いから、中国の様に貸して居れば取り上げれるが、それは出来ないと言うジレンマが有る。 これが国造りとか災害時の復興やインフラ整備が大抵遅れるのだ、道路を新しく造るにも買収等で30年位の年数が必要となる。戦争なんかして貧乏になったから、その為のお金が用意出来ない、日本の道路はG7の国々からしたら狭いのが普通だ、情けないと思う時が、海外に出掛けた時に感じる、日本のゴチャゴチャ感だ、裏通りに入ると、それを強く感じる。
日本の良い所は、復旧が迅速だ、そんな不便な時には「炊き出し」が普通に行われる、断水にも給水車が来てくれる、生活物資が全国から集まる、これらは日本人として誇れる事だ、この精神を忘れずに引き継いで欲しい、何より多くの海外からお悔やみや早く立ち上がってくれと激励が届いている、こんな事が起こるから人間同士は仲間だと言う意識を持つ事は、必要だ。反して日本は政治家は質が低いから賄賂で動いたり、利益供与を与えたりしない事を約束させないと行けない。今の羽田は明かに混雑だ、これを減らさないと、また起こる、4本の滑走路でも多いのに5本目の考えが有るらしいのだ、全く強欲な連中がいるものだと呆れるが。
暗闇での管制官は大変な任務だ、普段大きな飛行機を見慣れているが、今回の海保の飛行機は小型だったから見落としたのではと思える、ブラックboxが解析されたら判明するだろうが現在はお互いの言い分だけだ、JAL乗務員は適切な判断と行動で有った、結果オウライで有った。しかしニュースにはなってないがANAの関係者も助けに入ったらしい。
災いが福となるケースは有るが、それが謙虚に見れるのが大惨事の時だ。日本は歴史的に災害の多い国だ、破壊されたインフラの整備は、日本が誇れる技術とか経験が有るから成り立つのだ。