待望の討論会1回目だが2回目が有るかどうかは未定だから、この際に見て置いた方が良いだろう、時差の関係で日本時間は11日の午前中だから大抵は仕事中、夕方以降のニュースかSNSで見る機会は有るだろう、初対面だからとハリスがトランプ側によって拍手を求めた、不意打ちに有ったとトランプが思ったかどうかはどうでも良いが、現実の討論はハリス有利で展開したと思っている、トランプの数々の不祥事と、彼は主要国と意見や考えを共有する人物で無いし、基本対立的な考えだから、今の世界情勢からしたら、好ましい人物ではない、のはハッキリしている。彼は大統領の資質を持ち合わせていない。
個人的にも彼が米国の大統領には相応しくないと考える、彼の基本スタンスは裁判での逃れ道に、使う手段として選んでいるだけだ。そうで無ければ、世界観とか、どうしたら先進国と言うか民主主義国との付き合い方等が有っても良いが、彼にはない、これが最大の欠点として相応しくない。何より彼は不動産屋として彼個人の意思や判断で行えるが、政治はお互いの理解とか調整能力が必要だ。
彼の前回の大統領職に於いても、会議には出席はしないとか、お互いの前担当者が決めた約束や協定を簡単に破棄する等身勝手な所が有る、ノーベル平和賞狙いで、北朝鮮との会合は2回持った。結果は何も進展しなかったし、前進も無い。こんな疎かな行動が批判されるのだ。
共和党は今やトロンプ党になってしまったから、以前の党に戻るのに10年は掛かる、要職に付いて居た人物は離れているから、中身のない党になっている、これが不味い1点だ、今回の選挙戦でもハリスに投票すると言う人が多く現れている、これでは党との意見の調整でなく、トランプ個人との調整となる、そんな事をアメリカ国民が望んでいるのかと思う、不可解な現象だ、役に立ちそうにない変人のケネディ家の人物を仲間に引き寄せた、その他にも任せられない事象が起きている。
ハリスの話法がトランプに勝った、彼女は裁判官経験だし、判事にまでなったから、相手を説得とか分からせる能力は持っている、トランプの長年は不動産屋だから、価格交渉や規制の中でギリギリの違法性で仕事に取り組んだ、だけだからビジネスマンで有った事など参考にはならない、多くの弁護士を雇い、違法性に勝つことだけだ。こんな初歩的レベルでも分からない米国人は現実に居るのだ。
討論後に若者に人気の歌姫・スウィフトがハリスを応援するとSNSに挙げた、ハリウッドからも応援が有るだろう、スポーツ界とかその他の分野で支援の輪が広がれば、アメリカに取っては良い事が起こる。 NY州の裁判所が評決を選挙後に引き延ばしたが、これは有利にはならない、刑務所に短い間でも入れた方が彼の為になるし、乱暴者が反省もするだろう、選挙に負けてトランプ派を一掃して、以前の共和党に戻る事を願うのだ。アメリカは健全でないと世界は乱れるのだ、これは望まない、世界の警察は必要だ、今は余りにも争いが多過ぎる。