政治や民族がまとまる事は永遠のテーマとして解決はしないと思って居るが、中東には詳しくないから意見は述べられない。その昔にローマから日本へ帰る途中でテレアビル空港が経由地で有って、手荷物を全て持って降ろされた、テロが多い時期で有ったから厳重に荷物をチェックされた、カメラもシャッターを1回だけ押せと言われて従った事が有る、欧州からは普通北回りが多いが、ローマ発だから南回りにしたのだろう、航空会社はJALで有った、空港には銃で武装した兵隊が飛行機の近くに10人以上が取り囲んでいた、物々しい体制を敷いていたのを記憶している。
世界には争いを起こしている国が中東やアフリカには有る、平和ボケしている我々日本人には特に中東の複雑さは理解しにくい、今回はイスラム組織ハマスが最初に 、攻撃したらしいが、その前提条件が何で有ったかは解らない、知ろうとも思わない、幾つかの国が絡んだりすると余計に複雑となり、長期戦の争いとなるであろう、サウジアラビアは米国寄りと思って居たら、最近はそうではないらしい、イランとサウジは対立していたのは知って居たが、今回の衝突で余計に拗れたに違いない、宗教的には近いトルコが存在している、この国の人口は多いので調整役が担えるのかが心配だ。
小さい国も含めてイスラム教が多い、歴史的にはソ連連邦の支配下に有った国が多いから、使って居る言語はソ連系に近い。
そして貧しい国が多いが、石油やガスが採れる国は豊かだ、この点で力関係はGDP額で順位付けしているかもしれない、世界の警察官で有る米国は、イスラエル支援だから、軍事的な分野だけでもウクライナとイスラエルへの支援が加わる、予算の請求を議会に求めるが、その総額は16兆円位にはなるだろう、追加資金だからバイデン政権には厄介な問題だ。長期戦となるで有ろうから、アメリカの大統領選にバイデンは取り組めないかもしれない、民主と共和で争う訳で第三軸はないが、これでは二つの戦争で身動きが取れない。バイデンは益々体力が持つのかと心配だ、トランプの性格からしたら、バイデンの真逆で行くだろうから、反対勢力を勢い付けるかもしれない、ケネディ家からの出馬が有り、彼への支持は大きくならないと思う、40代後半なら若さで引っ張れるが、60代後半だから若さがないし、少し変人とのうわさが有る、弁護士では有るがバランス感覚では物足りない人物だと言われている。
中国の習は「一帯一路」を念頭に参加国の会議を行ったが、今回は24ヶ国が参加した、首相や大統領等の首脳の参加は5ヶ国だけ、前回の2019年からは合計数が減った、これには中国の「債務のわな」が問題視されているから、これに対する不信感が有る、イタリアは離脱表明しているし、貿易面でも中国だけにプラス面が増大しているだけ、参加する意味が見いだせないとの意見が多い。
日本も中国との関係がギクシャクしている、日本人会社員がスパイの疑いで逮捕された、こんな事は中国人が日本でこの数十年で行ったで有ろう数は数十倍多いだろう、緩い日本はスパイ天国とも言われているから、日本が中国人留学生や在日大使館の監視強化を長年怠っていたからで、この点でアメリカは日本の緩さに懸念をしていた。
東シナ海ではフィリピンが中国の海保の行き過ぎに警戒している、明らかな中国の埋め立て工事が進行しているから、これには周辺国も警戒しているのは事実だ。
弱い立場のアジア諸国で、日本の存在感は無い、貿易額が多いから、この点で関与は避けたい心理が働いて居る、尖閣諸島でさえ防衛を完全に履行しているとは言えないので、大使を呼んで口頭注意を言うだけでは駄目だ、拿捕すると本気で対処しなければアジア諸国から強い日本とは思われない。
装備面では軍隊だが、自衛隊を数段格上げして軍隊組織を持たねばならない時期が近いかもしれない、これに反対する国は中国だけだろうから、曖昧な自衛隊をどうするかの政治の動きを見せないといけない。
世界は混沌としだした。日本は沖縄に近い台湾が有る、ここに中国が攻撃したら巻き込まれるだろうから、強い態度で中国と向き合わなければならない。
この点で日本国民の支持程度が分かれ道だ、どうする日本。