米国は日本の親分の様な国で、多くの大企業が進出しているし貿易額も多い、悔しいが日本は戦後から、この国なしでは何の存在感が無い国だ、アメリカがクシャミすれば日本は風邪を引くと揶揄されて来た。
よって今回の大統領選は、トランプでなければ無関心で良いが、毎度ながらこの国は選挙で拮抗する2大政党なのだ、今回は特にトランプが返り咲きを狙って戦っている、この国の繁栄をもたらした自動車や鉄鋼産業が今も盛んな地域で、ラストベルト(さびた工業地帯)と言われている、労働者が多く暮らす地域だから、以前なら民主党が強かったが共和党も追い付き、現在は無党派と言うべきか民主と共和以外の党が有ればそこに投票すると約16%もの市民が思っているペンシルベニア州が有る、こんな態度を決めかねている州が取れなかったら負け戦となる可能性が出るので、党は力を入れて選挙集会を行っている。
アメリカは約1年を掛けて選挙活動して居る国だ、長いので途中で嫌になるのではと思うが、そうで無い不思議な国だ、市民が候補者に投票するのではなく選挙人の数で当落が決まる、事前に有権者として登録する、よって正確にどの政党支持かは分かる、今は共和党に非大卒者が多く、民主は白人層の大卒が多いと言われている、以前とは異なっている社会だ、過激分子は共和に多い、今回の選挙後に再び暴動が起こるかもしれない。
しかし選挙を棄権する人は4割は居ると言われている、何の為の長期的な選挙活動かと不思議に思う面は有る、なにせトランプの様に弾劾訴追を受けてた犯罪者だが、大統領選挙で指名されれば大統領に成れる。
彼は若い頃から政治的な活動していた訳ではない、にわか政治家で有るが、目的が有り「恩赦」を狙っている、司法権で決まられた刑罰を、行政権で消滅とか軽減する事で、大統領に成る目的と言われている、これを行使して無罪放免を勝ち取るのだ。逮捕拘束が有る人物はイスラエルのネタニヤフ首相やプチンも本来なら国外に出ると入国した国で捕まるのだ、よって彼らは国外には行かない。
トランプがアメリカの大統領には成って欲しくない政治家や国は多い、EUは望まない、NATOのメンバー国だが関与はしたくないと思って居るからだ、毎年のG7会議も参加したくないのが本音で、基本複数での会合は望まなない、彼が好きなのは1対1だ、話が難しくならないからで、トランプは知識の無いのがバレるのを嫌う、何せ不動産屋は場所が良い事とそこに建てる物件に話題性が有れば成功する、単純なビジネスしか経験がないのが欠点だと自覚はしている、中国に高い関税を掛けて占め出しを狙っている、これは中国を世界1の国にしたくないからで、これは有る面賛成する。
アメリカは移民で拡大した国なのだが、これを嫌っている、彼の親はドイツからの移民で、今日の人口数ではまだ足りないと思うが、この点で何を考えている人物かは分からない点が多い、日本を嫌う人物で、これは日本がバブル時代にNYの有名不動産を買収した件が有った事だ、当時彼は40才前後でやる気は有ったが、米国は不景気で有った、アジアの小国がアメリカに進出して来たのを歓迎してはいなかった事をビジネスマンから聞いていたから多分そうだろうと思っている。
日本は彼らが政権を獲れば確実にマイナスとなる、来年は世界同時不況になるとの話も有る、日本は赤字国債の発行で生き延びているが、どうなるだろうかを注視しないと行けない年だ、今以上にマイナス経済を重ねる場合ではない、がトランプは容赦しないと考える、国として食っていける国にしないと行けない、米騒動が有ったが、相対的に物価が安くなるとは思えない、困窮者も多く、手持ち資産は多くない、ハリスの民主党が政権を獲って欲しいと思うが、僅差で揉めると思っている。