gooブログはじめました!

大企業ほどノンビリ社員は要らなくなる時代の変化に、日本は?

日本企業のトップに外人が居る事は不思議でない時代になっている、最近の話題は日本人に馴染の「アリナミン」や「ベンザブロック」を製造販売している武田薬品は2016年に本社から切り離して分社していた、いわゆる大衆薬品は競争も有るし収入面では安定しているだろうが大きな儲けにはなってない。

創業238年にもなる老舗企業だが競争の激しい薬は開発に長年の積み重ねで、それが成功する保証もないリスクの高い分野である、2000年以降に革新的な大型新薬を生めていない、苦境に陥っていた、これを打破するために海外企業の買収にシフトする、2008年に米国企業でがん遺伝子治療薬を手掛ける会社を約9千億円で買収、2011年にはスイスの会社を約1兆円で買収、17年には米国の会社を約6千億円で買収している、今の社長ウエバーは2014年に英国の製薬会社から引き抜く、現在まだ40歳代後半だから若い、その彼が昨年アイルランド(税金が安い登記上本社)の血液や免疫等の希少疾患治療薬の会社を6兆円強で買収する、さすがにこんな大金で買収して何十年後に黒字化出来るだろうと気になっていた案件だ、有利子負債から手元資金を引いた「純有利子負債」が5兆円超に膨らんだ。これを減らすためには資産の売却が必要で今回のアリナミンを手放すことになる。

武田薬品の経営陣は半数が外人で社員も今や外人が多くなっている(9割とか)20年以上前に新卒で入社した社員は今やどの位いるか知りたい。
世界には投資家とか投資ファンドを運営している会社が多く存在してる、中には日本のGDP以上の資金を持つ会社まで有る、日本の会社の時価は低いのでこれから益々狙われる時代となる。

今後は中国が日本を狙うだろう、今までは悪条件ながら中国へ進出した日本企業の選別をしているだろうと想像できる、今後の成長が見込まれる分野でその為には時間を掛けて戦略的に推し進めてくる、特に米国との関係が悪化しているので日本との関係も悪化はしたくないと思っているだろう、強気で交渉しない日本人の性質は分っているからやり易いと思っているに違いない、それにしても従来日本企業が有利だった産業が10年もすると中国が追い付き追い越している、日本企業のだらしなさには驚いている、彼らは取り組むのが早く決断力も有る、何より1日でも早く参入して商品を出す、多少品質に問題有っても走りながら改良すればよいと考えているから競争にもならない、コロナウイルスの発症地だが早く回復させ、これを例えば「マスク外交」の道具として先進国へ平気で粗悪品を取り合えず流し込む、文句言われようが返品されようが彼らはへこたれない、面の皮が大変厚い民族だから世界中何処にでも住み着く強い精神を持っている、日本人が彼らに勝てない一面だ。

親会社が中国で上司も中国人の時代が15年後にはかなりの数となる、どうする日本と、その時まで命が続かないが憂慮している。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事