募集しても人が集まらないとか人手不足とか言っているが、現実は多くの人が職に付かずに時間を持て余している。企業の努力が足りないのではと思うのだ、今や職探しは新聞の求人欄ではなく、ネットから情報を得るとか職安だろうか、と疑問に思うが、筆者なんか後期高齢者だから探しても一つもヒットしないだろう、女性は別で介護職なら直ぐに見つかるのだ、この職業は出来て15年以上に成るが当時から比べて若年層は敬遠する職業として定着しているから60歳以上の高齢者が頼りだ、中には80歳台でも元気なら求人が有ると聞く、これを男性に当て嵌めればヒットはしない、男性はビル清掃とか工事現場での交通整理しかないだろう、そんな仕事を高給で働いていた内勤の人は見向きもしない、東京には退職した男性は行き場が無いから図書館に来る、略100%で高齢者男性だ、殆どがスポーツ紙を見ているか週刊誌を見ている、よって来ても誰かが見ているから、タイミングが合わないと見れない。
中には英字新聞を読んだり専門的な新聞や書籍を読んでいる、仕事の延長で習慣化されている様だ、中後年女性は少ない、家庭内でやる事が日々有るだろうから来れない、午後以降は高校生とか大学生が勉強の場として活用している、夜の9時45分まで開いて居るから、この時間帯にしか来れない人が利用しているだろう、筆者はこの時間帯には来なくていいから行かない。
高齢者は体力が落ちているから力仕事と長時間は無理、短い時間なら働ける人は多いと思うが、銭湯に高齢者向けのサービス券で1週間に一度は行くが、今まで常連で来ていた人が来なくなったが同年代の新顔を見る機会は多い、来なくなった人は生まれ故郷に帰ったのか、田舎暮らしで移転しただろうかと、思うのだ、この年代は地方から来た人が多いから、病気持ちで東京から離れられない人以外は、空虚に過ごすしかないのが現実だ、遊び人も若い頃と違い、今は巨大なナイトクラブは歌舞伎町にもない、高額を請求しそうなキャバクラは多いが、楽しい場が無くなった、パチンコなら全国に有るだろうが、それも今は時代の変化で行く人は少ないだろう、どうする高齢者の都会暮らし?、を真剣に考えるのだ、高齢者にはコロナで動きが取れなかったロスタイムで、体力が落ちたのではと思うのだ、最近は身体から力が抜けて行くと感じるようになった。これでは不味いと身体を動かす趣味を持とうと、チャレンジしている。朝晩の散歩は日課にした、暑いから時間は短いが足から来る衰えはない様にと心掛けている。
自分で考え、自分で行動するしかない、人様には頼れないから、終活も考慮しなければならない、高齢者の後見に弁護士とか司法書士がなる例が多いが、これは利用しない、資格で判断しない性格だから、彼らを信用しないのだ。困る事例が多く寄せられていて、利用にはならないと判断している、出来れば弱者を世話しているグループには少額でも行く様にしたいと考えているし、後数年すればそんな場所とかと関係性が出来ればと思うのだ、身体が不自由でも受け入れてくれる施設系を持つ団体だ、国内にも有るだろうが地方なら中古住宅の空き家が多いから、少々のリフォームで隣近所で20人位が暮らせる場が欲しい。
その場には家庭菜園は必要、坂を登らないと行けない場所は無理、そんなのが理想郷と考える。海外の高齢者施設を見学した事が有り、その中で日系人が暮らす老人ホームも見学した、彼らはお金がなくても暮らせる施設を利用できる、日本はこの点では後進国だ、と断定できる。
お金次第は先進国でない、比較的都心部に入居金数千万円を払い、毎月20万円以上もする高額高齢者向け施設が有るが、そんな施設の建設許可を出す役所は何を考えているのかと疑問符だ、自慢できる施設とは思わない。そんな施設で暮らす人も良心派とは思わない。