昨日人手不足の疑問について書いたら、多くの人に読まれた。通常は数十人程度だが、その約十倍が見てくれた。昨日の夕方のニュースで開店前に数百人が並んだ映像が有ったが、何時間も並んで買うような物だとは思わないが、こうした映像を見ると全国にこんな現象が日々行われて居るだろうと想像する。この人たちも短時間なら働ける人だから、日本が深刻に人手不足と言う事に信憑性がない、と感じた。暇人でも単に働く気がない人が多い事も一理有るだろう。世の中何を求めているかは、スマホの普及で映像絡みの情報が多いから、これに左右されるだろう、地下鉄内では9割はスマホを見ている、将来目が悪くなる人が多くなる事は想像出来るから、メガネ屋は無くならないで有ろう、眼科医も大丈夫そうだ。現実スマホを見ている子供は目のトラブルが多いらしい。
今朝は他の記事で。理想とする老後の住まいに付いて書いて有ったので、そこにコメントを1本書いた。要するにどこでも有りそうな老人施設で、廃校となった学校をリフォームして暮らせる状態にした内容で、何処にでも有る記事として興味が無いことをコメントした。
筆者は残念だが今、東京を離れられないから、終活は東京になるだろうと思う、理想は10万人程度の市の、隣に興味が有る。空き家が益々現れるだろうから、暮らす家がゼロにはならない、と思っている。 その時に体力が有る事は重要で、DIY的な事には子供の頃から抱いていたから、雨漏りしない程度の家をリフォームしながら暮らしたい、これが叶わないのなら、老後は逆に不安な生き方になるだろうと想像はする。
日本全国に空き家が多過ぎる、子供たちが居れば、子供部屋を必要と考えて戸建を建てるが、地方の子供たちは高校までは親元から通学するが大学とか専門学校へは都会に出るのが、戦後から続いて居るパターンだから分かっているが、戸建ての生活を理想とする、長男は嫁を向かい入れて、一人っ子の女の子は養子をと思う親バカが多い、現実は大きな家は子供たちが使った玩具等の倉庫になるのだ。子供は帰らず空き家となる、これらが積み上がって100万戸以上となるのだ、大変な無駄だが日本の政策の間違いから起った現象だ。昔は日本の地方に働ける工場が有った、それが人件費等の高騰で、その他の地方へと移転する、やがて中国等の人件費が安い国へと移転する、付加価値が高い商品で有れば海外に行く必要はないが、何処の国でも造れるものなら、彼らが自前で造る、当たり前の事を繰り返しているに過ぎない。
高度な商品やサービスを提供できるなら良いが。全ての会社を必要とはしない、会社が独自に教育したりして生き残るのだ。
日本は戦後から重要品目で、他国との競争で負けた分野が有る国だ、造船や石炭産業が中国や韓国に移った、今注目の半導体も韓国が主に抑えている、80年代までは日本は世界でトップで有った。 各種家電品もタイや中国で製造する、工場の移転だけでなく、製造権まで移すのだ、こうして日本の製造業が弱体する、三菱重工が民間旅客機製造が出来ないとギブアップしたのも、もうビッグプロジェクトに期待が持てない証拠だ。熊本での半導体製造は台湾が中国から攻撃されたらと言うリスクから移転するだけで、日本に取ってのメリットは少ない。
北海道でのラピダスの方が将来的には恩恵が有るだろうが、研究室での線幅の成功で、実用化では経験ない、これが上手く行けるかどうかは近未来先での実用化だ。こうして日本独自での成功例はない、今の経営陣とか大学の教育では将来の確約は持てない。これが究極の課題で、フラフラしている政治を考えると日本の未来は明るくない。