何て凝ったと思わず叫びたい気持ちの加州での大火災は雨でも降らない限り鎮火しそうにない、火災が広がる事は周辺に燃える物が多い事だし、水の供給が少ない傾向に有るだろう、毎年何処かの地域で発生する火災は制御法が特にないから普段から水の貯蔵法を取り入れた防災しかない、火災地域は新興の高級住宅だから、損失は多大だ。
周辺にはダムの様な水を溜める施設は無い様に思える、広大な加州だけど車で走った記憶が有るエリアではない。その多くはシスコの南でシリコンバレー地域だ、そこにも水ガメはない、住宅地は有るが主に事務所関係が多い地域だから、火災に成ると損失は多くなる、加州は雨の少ない地域だから住むにしても職場としても最適なエリアではない。
火災用と庭への散水用としても水がめとしては足らない、周辺数十kmでも足らないだろうが、その上流にはレイクタホと言う大きな湖は有る、冬場は雪が降ったりするから雪解け水には期待は出来る、通勤エリアではないから定住者は少ない、主に観光地としては人は集まる、大変綺麗なエリアで個人的にはここに来る機会は有る、特に夏場は過ごし易い。
今回の大火災で復興が進むとは思わない、トータルな防災がなされて居れば人は戻るだろうが今回はダメージが多い、損失額も多くなるから戻り分には期待は持てない、以前からの住宅地でなく、どちらかと言えば新興住宅地だろう、LAに勤め先が有っても少々遠いから通勤族は戻らないと思われる、広大なエリアに車社会が築いた住宅エリアだから、今回のショックは大きい、再びこの地に家を建てる人は、今後の防災計画次第だろうと思う、インフラ整備に膨大な資金が必要で、この地に再び暮らせる場をと考える人は多くないだろう、この点でチョイスの多い加州だから、何処かで新興住宅開発は起るが、防災計画が最重要課題で有ろう、インフラ整備には資金が必要で、長期で開発が進められるから10年単位での発展だろう、急がなくてもインフラの構築次第と思う、体験者は強く思って居るから最重要項目は火災に強い都市計画だ、これなくして発展は無い、盲点で有った都市開発の弱点をどう克服していくかが課題だ。
どちらかと言えば平坦な土地で有るLAエリアは開発には向くエリアだ、最近は地下鉄も出来たし、車で職場までと考えなくても良いのだ、この点で東京とは異なる都市開発がなされる、住宅エリアは少なくとも30年前からそこには人が暮らすコミュニティーが有った筈だ、そうでない小さな新興住宅エリアは基本車社会でないと人は住めないから若い世代が中心となる、暮らすには長年人が居たエリアでないとそこにはスーパーも出来てなかったりするから暮らすエリアとはならない、アメリカの特長で大規模開発がされて、そこには多くの商業施設が有る事が前提での開発が進む、駐車場が広すぎて隣の施設への移動は車を動かす必要は有る、便利な様で不便だ、特に日本人の様な歩いての移動に成れていると、不便と感じる、そんなコンパクトな開発エリアは米国には少ない、車社会に成れた国民と、歩いて移動する日本人とは異なるのだ、アメリカは食料品を売るスーパーと日曜雑貨を売るウオールマートの様な大きな店舗とは形態が異なるので、ある面不便を感じる、この点でその地域に日系の店が出来ると買い物に行き易くはなる。
少ないが日系社会に有る商業施設は、どこも小さいがワンストップで買い物が出来るようになっている、日本人が移住して多くが暮らすとはならないが、アメリカに住む機会が有れば、そこは日系社会が有る事は有用な選択となる、そんな地域は有るので、そこで暮らしてください。