この数日マスクに関係する記事やインタビューを目にする機会が有り、やはりマスクは患者側が相手に対する予防やエチケットでは着用は必須だが、一般人には外す方の意見が多い、その一例を紹介する。
東京大学に医科学研究所が有ります。本郷ではなく白金台に有りここにがん治療の講演会を聞きに訪れた事は有り、医科研での研究は注目している機関では有ります。
ここの感染症に関する研究を率いる教授がいて、そこの研究チームがマスクの効果についても実験した仲間がいて、その結果の話です。
人間が普通の状態で呼吸するときの吸うと、飛沫の実験です、普通のマスクの場合には外から入ってくるウイルスを防ぐには限界が有った。
感染者がマスクを着用したと設定した条件で飛沫が飛ぶ状況では効果は見られた、医療用マスクN95は米国基準で作られたマスクで、これは効果が有るが少し抜けて入ってくる、隙間が出来るから5%位はこのマイナス面です、よって95となっている、Nは塩化ナトリュウムの事で塩です、小さな粒子の透過を95%に抑えるという意味、尚今の段階でウイルスに季節性が有るかどうかは判明していない、通常のインフルエンザウイルスは季節型と言われていて冬に流行します、これが今の夏場でも各地で収束となっていない事に疑問と言うか研究中らしい。
現在ワクチンや治療薬は出来ていないがワクチンの作り方は基本的に決まっているのでそれを粛々実験している、種類が多いからそこから何が効くかは実験を繰り返すしか方法はない様だ。
筆者はこのブログでもマスクしない派と言っているが、この件に関してアンケートした同志社大学の社会心理学の研究チームの結果はこうだ、マスクを着ける動機は、感染が怖いからでも他の人を守るためではなく「皆が付けているから」が断トツ
の結果だった。日本人の「皆で渡れば怖くない」と言う心理や行動と一致した、メーカーが様々な商品を作り出しているが、基本は同じでターゲットは買いの心理をつくことです。
今回は3月下旬、年齢や居住地などの構成が日本の縮図となるよう千人を選び、マスク着用の理由や頻度を尋ねた。
標準化編回帰係数という指数を算出した結果(最高は1)で、断トツは上記に書いた「人が着けているから」で0.44、次は「不安の緩和」で0.16、自分の感染防止や他人の感染防止は0に近くて、本来の効果だろうと思っていない、関係ないとされた。
毎日流されている感染者数と全国的な感染の広がりだが、クラスターでの感染が起こる、これは原因が追究出来るから対策が打てる、しかし感染経路不明が多いから心配する気持ちはわかる、がウイルスは何処にでも存在していない、外の空間に飛散したとしても空気感染はない、今熱中症で病院に運ばれる特に高齢者はマスクを外したらと思う、最近はやりの手作り布マスクはウイルス対策には全く効果ない、人込みに出掛けない、対話が有る場面ではマスク着用、を守れば感染するケースはないか少ない、毎年流行するインフルエンザの方が数は多く、死亡例も多い、このことはすっかり忘れている国民が多いのは気がかりだ。
ウレタン製の立体に見える特に黒マスクは今の季節には相応しくない、マスク内の温度が少し上がる、このタイプの商品は色違いでセット売りされている場合は買わないのを勧める、洗えるとしているが、基本の機能は劣る。
これも着けている人を多く見かけるから買っている、心理に負けている人です。