自身には残された資産はないが、親が半世紀前に田舎から東京に働きに来て、そのまま都内か近郊で駅近に戸建て住宅を買っていれば、今はそれなりの資産額です、ピークは昨年末まででその間に運よく買い手が付き売却していれば1億円前後にはなったで有ろう、不動産情報には詳しくないが筆者が住んでいる地域は比較的都心部ですから1坪が350万円~400万円もする時期が有った。
半世紀前なら30から50坪程度の土地付き戸建てが普通の勤め人でも買えた、問題は買うと決断で出来たか出来なかったかが運命の分かれ道、真面目にコツコツと働き購入ローンを完済していれば今は1億円もの資産家です。
所が近所にはこの5年間も空き家のままの戸建てが有る、場所は角地に有るから位置としては申し分ない、条件が悪ければ(抵当権が付いている等)買い手が現れても買わない、少し範囲を広げれば多くの空き家は点在しているので買い手が付けば、そこには極小住宅が3棟建つ、このタイプの住宅が何処かで建設中なのが都内の有利な点で、親が有る程度の道路に面している家を買ったか、裏手に買ったかで、半世紀後に差が出てしまう。
その親の子供は60歳前後から70歳位だからリタイヤーしているだろう、この年代でも後20年位を生きることになる、子供が何人いるかで財産分与で揉めるだろうがスムーズに分割出来れば3000万円は貰える、この額は大きいから老後資金としては十分だ、問題はこれをどう使うかだ、今までの日本はどうにか順調に成長し、先進国と言われているが細かく見れば前途が有望とは言えない、3000万円プラス自身の資産額の合計で5000万円有れば年金での生活は余裕だ、がこれは誰でも当てはまらない。
親が資産を残してくれても自身の人生は波乱万丈も有る、リタイヤー年代の生き方の諸説が新聞や雑誌に記載されていて関心は高いと聞く、健康で病気持ちでなければ自由度は高い、パートナーが居るか居ないかでも差が出る、孤独死も現実多いし、高齢者を狙う詐欺師も居るから、出来れば同居人が居た方が何かとメリットが多いと考える、食事作りの家政婦の役割なら居ない方が良いと思えるが、皆さんはどうだろう、隣近所に多くの高齢者が暮らす大都会東京だ、食べて生きているだけの人も多い、介護ヘルパーが頼りで生き延びている高齢者も多い、これらを見るとこんな人生は歩みたくないと思っているが今はコロナ禍で何ともつまらない生き方をさせられている、早く制限付きを無くして欲しいと願っている。
筆者自身ならどうするかを簡単に記します。
若い頃に欧米で暮らしたり海外へは日本国内より多くの地域を尋ねているから当然老後は海外で暮らすのが第一の選択で候補地は決めていた、しかしアクシデントが起こり、取り合えずこの案は中止する。
ならば地方都市への移住が第二の選択として考えても見たが、パートナーが地方には行きたくないと、これも中止。
その後は胃がんで手術、体力は落ちた等病院通いも多くなったので東京で暮らすしか方法がなくなった。
暇の毎日だが調査の仕事が長かったし海外との物事の比較はライフワーク、それらに付随する問題点を考察する時間に当てたい。