世界人口数で1位と2位が競争する訳だから注目に値する。EVに関しては中国が先行しているがインドは価格で追撃態勢だ、買える世代は中国が多く、産業の広がりも圧倒的に中国、電池分野でも新技術が開発されない限り、中国が有利に展開しそうだ。こんな中でインドが割り込んできた、それも安く提供するを「コンセプト」参入したから、現状ではインド製が国内シェア9割と、これはかなり歪な状況だ、その中でタタ自動車が市場の87%を抑えている、これも他国では見られない現象で、今後もそうだとは言えないと思っているし、メーカでもタタの独り勝ちは有り得ないと思っている、小型自動車でのシェア一位はスズキで、彼らの戦略では2025年度までに参入としていたが、前倒しで24年からとした、他社も今の価格では参入出来そうにないが売れている事実は有るので参入を急ぐ方針に切り替えた。 この中で注目はスズキで有る、シエアー1位がどの車種でどの位の価格で参入してくるかが見えてない、タタ自動車はEV市場の大衆化の約束を守る、と言っていて価格を100万ルピー(約160万円)だと言う、先行予約で1万台の予約が入ったので、これを2万台に切り替えた。外観の写真しか見てないので何とも言えないが、他社価格と単純に比較しても100万円位は安いだろう、今まではキャンペーン価格としても、今後には店や充電器インフラ、何より電池の生産計画が見えない、これがEV車の生命線だから、安定的に出せる電池価格に左右されるのが電気自動車だから、これの内製化が可能なら、コンセプトで有る大衆化は可能だが、タタが電池材料の鉱脈を見付けた話はない、他国から優先順位1位で買い入れる話もない、これでインド製が生産ラインに載るだろうかは疑問だ。
対して中国は高級車ブランドを送りだして世界で戦うとBYDとしている、高級車だから価格は高い、約1500万円から2900万円とすると、一気に高級ブランドとなるがこんな金額出して海外の金持ちが中国車を買うとは思えないが、BYDの創業者は2003年からの悲願で有ったらしく、今年度にはアナウンスするらしい。
今や中国は最安値が60万円位から、多くは中価格帯から高級車でも600万円以下で有ったが、これを一気に1500万円として中国人の金持ちが付き合いで数十台は買うかもしれないが、なんのブランド力もない中国車に1500万円はないと思うのが普通だがオーナは売りだすと言うから出すだけは出すだろうが話題で終わるだけだろう、金持ちの道楽に付き合えない。
個人的には電気自動車に関心はない、と言うよりこんなものを世界中に引き込んだ欧州各国のトップに大反省して欲しい、現時点でEVがCO2排出で貢献なんかしていない、むしろ大量に排出している、電気を造るためにCO2を産んでいる、産業界に身を置いているなら、特に石油・化学会社・製鉄等の工場から排出されている量は自動車の何千倍だろうかと疑問だ、車対産業だけでなら圧倒的に産業が出している量に注目するべきだと、そしてその改良が進んだり電車にしたら、テレワークで通勤を減らしたり等社会構造を改めた方が得策だと思っている、そして早く地球以外で暮らせる惑星か圧倒的に広大な海の利用の方が現実的と思うが、どうだろうと悩んでいる、内燃機をなくして仕事もなくして、そこに何の幸せが有るのかに疑問を持っている、何十年の開発を捨てて、新しい仕組みを作るよりも地球上の人口が減る方が良いと思っている、人間も動物もいずれ寿命を迎える、アフリカなんか子供が多すぎる国がCO2を産出している、これらを教育で減らす方にメリットを感じている、限られた地球に今以上の人口増は必要ない。