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寒いウクライナから逃げ惑う映像を見て、日本人は何を思っているだろう。

今の季節は日本より寒いのに、着の身着のままで国外へ逃げている映像を見て当初は若い男も一緒に逃げていたが、18歳上から60才までは国内に留まって反ロシアとして戦ってくれと、大統領に言われて、一度は逃げたが引き返す人の映像も流れている。しかしミサイルと鉄砲では破壊力が違う、抵抗は出来るが、後方支援は出来るから兎に角1日でも早く、ロシアと伍していく武器が必要だ、時間がない、数日の勝負かもしれない。

ロシアは近年だけでも幾つかの国や地域を攻撃している、正しくテロ国家なんだが一応国連の常任理事国のポジションを得ているから厄介だ、核保有数も多い、そしてそれを何時でも使えるぞと脅している、そんな国を国連が戦後から常任理事国に置いていては評決にロシアと中国が反対する場合が殆どで、何とも機能してない組織と長年思っている、加盟国も多くなっているし、この辺で組織の在り方を再考して欲しいのだが、日本が言えれば良いがこれは無理だろう、日本の存在感が国際社会では低いからで、もうお金がないからお金を出す役割を降りると言えば良いが、見栄を張りたいから、一応末席を与えられて居るだけ。これらの機関にお金だけは出している、その比率から言えば職員の数が増やせるが、そうではないのが実情だ。

今回の戦争で当事国でないが日本が被る損害は多くなると思っている、無駄な工業国だから一滴でも油やガスが欲しいと思っている国だと思われているだろう、サハリンの開発とLNGや油の輸入では日本は6割も有る、これは全体のエネルギー資源の中では8%位に下がるが、これが全く入らないとなれば大変な状況となる、欧米は見ているから裏で内緒で入れてくれとは言えない。
資源ゼロの国だからいかにして入手するかは戦前からの大課題だ、資源をアメリカで止められたから戦争をアメリカに対して行ったのは事実、その点では戦前の軍部や政治を担っていた連中は今から思えば気骨のある人物で有ったかもしれない、戦犯として犯罪者に成っているが、当時なら仕方ない判断だったかもしれない、戦争で死者を沢山出したのは受け入れられないが、現実油が無い国で有った、これでは船を運航出来ないし飛行機も飛ばせられない、もちろん自動車も動かないし製造施設も動かない等活動がゼロとなる。

今回の政変で欧州も資源で困っている、特にドイツは原発を止める、火力発電も止めると、そして自然エネルギーや天然ガスにシフトすると数年前に言いだして、その方向で政治が動いていたから大変な状況に有る、以前から言っているがメルケルおばさんの長期政権を許した国民が悪い、東ドイツ出身のメルケルはロシア語は問題ないからプーチンとは直で話せる、パイプラインをドイツに持ってきたのはこの辺の事情が有る、中小零細企業の多くが中国資本に成っているのは、毎年中国へセールに行った成果が有る、こうして長期政権は必ず末期には弊害が現れる、ドイツでどれだけメルケル批判が有るか知らないが、ドイツ人も結構アホな国民だと最近気が付いた。

一応工業国の日本と欧州ではドィツが大変な状況になる、資源が入手出来なければ戦争でも仕掛けて入手するしかない、またはパワーバランでの好位置に付けるかだ、ドイツは脱炭素社会を遅らせて原発も使う、火力発電も動かすと言えば基本石炭は確保出来るだろうから間に合うかもしれない、しかし日本は一応入手国が偏らないから、既に持つ経路から余計に回してもらえれば維持できるかもしれない程度で、余裕が有る訳でない。


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