常々思う事の一つに、タイトルとした事柄だ、それらの為に数千億円分が使用される事は有る。 この点で政府と言うか外務省等の省庁の関りにも依る、そして日本は安易に資金提供したりするからと寄られる事は有るのが現実だ、ウクライナへの支援や復興に関しても、既に深入りしている、言って置くが日本はNATOのメンバー国でもないし、ウクライナから農産物を仕入れていたかもしれないが、わずかな量だろうと思う、岸田がウクライナのゼレンスキーに会いたがっていたのは事実で、それは実現したが日本の資金での援助は出来ると言う為の行為だったのか、アメリカが支援を弱めたタイミングで、日本がアメリカに言われたかどうかは定かでないが、支援を行った、そして復興会議なんかも日本が事務局みたいな事を引き受けてしまった。誰もやりたがらない事を後手で参加して不利な事を引き受ける理由など日本には無い、こんな時はだんまりで良いのだ、基本外交力が無いし、それらの資金は赤字国債からの支出となるから「借金」なのだ、こんな馬鹿な事しても、国民も野党も何も言わないから呆れる。
戦争を仕掛けたロシアが世界から孤立している訳ではない、生活物資は輸入されている、石油とガスも中国とインドが仲立ちして大量に買い、その大部分はこの2か国経由で欧州に入っている、ロシアからパイプラインを止められて、大騒ぎの欧州だったが、少々高くてもエネルギー不安はなさそうだ。サハリンのLNGプロジェクトは日本の資金で日本向けだったが今は多分中国が運営して中国に入っているだろう、以前の中東戦争でもイランに有った石油プラントが日本の資金と会社が運営していたが戦争状態となり、アメリカに言われて?撤退した、投資額は千億円は超えている、これも中国に任されている。こうして見ると日本は独自の外交が無く、アメリカと共同歩調しているだけかもしれない、この為に大損害を被っているのだが、自民党政権下で最初はプラスでも結局損している国が日本でなかろうか、と思う。
以前にもコメントしたが、防衛産業と言う分野が有り、日本の防衛庁予算が年々上がっている、大きな買い物は米国からの戦闘機等が多いが、付属する防衛装備だけでも多額となるから国内産業での開発は重要だ、が買い入れ額が多い。 これを打破できるのだが、日本は中小零細企業が多いから、受注するにはハードルが高い。 何をターゲットにするかで難易度は上がる、そして戦争を起こしている当事国への輸出は出来ない等の制約と言うか条件下でのみ製造ができる特殊事情は有る。この点で開発力は有るが韓国の様にはいかない、産業国では有るが戦争敗戦国で有った壁が存在する、中国とロシアは挑発もしているから軍事品での取引は出来ない、日本の技術は欲しいがそれにプラスして経由国にも注意が必要だ、結構これは多いが部品レベルだと困難が伴う。
ドローンなんかは日本が得意としそうな商品だが、これは中国の方が進出は早い、限定的な商品で有ったが利用分野が多様化している、残念だが参入に遅れた、カメラ技術では優秀で有る日本だが監視目的では日本から輸出許可が出来ないかもしれない。その開発の当事者でないから軽々には言えないが技術的困難さより、特許や利用目的に合致していて、先行している会社から、訴える事も有り得るのだ、先手必勝には開発力や特許や意匠に詳しいスタッフも必要だから、造って売るプロセスはそれなりに制約を受ける。
日本は開発力では元気がないように感じる、他国より先行した商品がないかもしれない、これが有れば買いたい物はない現状が有る、時計なんか1日に数分も遅れたりしないなら数千円の時計で構わない、そんなのを数本持っている。 その他で身に付けているもので欲しいのはない、量販店には入る事は有るが買う衝動にはならない、これが日常だから消費には貢献しない老人だ。後5年も生きていられれば良いと思うし、墓には入らなくても良い、海に流してもらいたい気持ちだけは有る、環境汚染にならない程度の量だ、同類の人種は数百万人は居るだろう、死にお金を掛ける気持ちには成れない、人生こんなもんだと言う考えだから気楽だ。