勤労感謝の日の23日間は、りんご狩りバスツアーに参加しました。
連れ合いが体験農園をやっている関係で、JAあおばさん主催のツアーに入れてもらうことができました。
行き先は、長野の小布施。
前々から行ってみたかった場所です。
スタートはりんご農園。
斜面に赤くたわわに実ったりんご。
真っ赤でピカピカしたりんごは美味しくなく、表面がザラザラでも真ん中にあるりんごのくぼみが深いものがいいそうです。
心地よい風が吹く中のりんご狩りは、最後の方は汗をかくほどに。
品種はサンふじで、中に蜜がたっぷり。
とれたての味は、格別でした。
次はりんご祭り。
地元の方は自家用りんごを大量に買い求めるんですね。
無料できのこ汁が振る舞われました。
きのこの出汁がきいて、美味しかったです。
ここでは、おやきときのこ類を購入。
きのこはおこわに変身しました。
小布施散策。
小布施栗。
さっそく、焼き栗を購入、甘くほっこりしていました。
小布施堂のひすい色の栗羊羹、まろやかな栗味が口いっぱいに広がりました。
そして、いよいよ昼食。
酒蔵の中にある和食レストラン「蔵部」
少し薄暗く木造りの建物内がしっとり落ち着き、厨房のかまどからうっすら湯気が立ち上り、ねじりはちまきにはっぴに雪駄のいなせなお兄さんたちがキビキビ働いています。
窓の外は、秋の絵画を思わせる景色。
お店のたたずまい全てが美しい。
酒蔵ということもあり、日本酒を1合注文。
何種類もあり選択に困ったので、オススメを。
大吟醸酒の「碧い軒」
い の字が難しいのでひらかなです。
日本酒はねっとりまとわりつく味わいが好きではありません。
今回はせっかくの酒蔵なので、頼んでみました。
フルーツのような香りでクセもなく、くいくい飲め、日本酒初心者でもすんなり受け入れることができるものでした。
日本酒のイメージが払拭されました。
女性にオススメです。
メインの「寄り付き料理」とは、蔵人がお酒を造るため寝泊まりする際に食べた料理です。
具沢山の豚汁とかまどで炊き上げたごはん、マスの粕漬けの焼き物、昆布の佃煮、香の物。
体にしみわたる、おいしい和食をいただきました。
かまど炊きのごはんは、一粒ひとつぶがしっかり立ちピカピカ。
あまりのおいしさに、ごはんのおかわりをしました。
おかずも全体的に上品なうす味で、食材本来の味を楽しむものでした。
ごちそうさまでした。
その後は、あけびの湯で薄緑色の温泉につかり、道の駅で買い物をして帰路へ。
大満足のバスツアーでした。





