ナナフシちゅ~虫を知っちょるぢゃろぅか? 拙者は高津川水系の溪でたまぁ~に見かける
ナナフシとはもともと七節 つまり節くれだった樹の枝を指し その樹の枝に大変よく似ているちゅ~か(うまく擬態しちょります)
昆虫に七節もどきという和名が与えられたという訳 それが短くなってナナフシと呼ばれている
ナナフシは本州・四国・九州に分布 そしてナナフシはいろいろな木の葉を食べ物にしちょります おとなしく攻撃的な昆虫ではない
ナナフシは温かくなると活動しはじめ 多くの種類が冬を迎える前に息絶える 寿命は成虫になってから僅か2〜4か月程度と短く
擬態しちょるとはいえ 鳥やトカゲ・カマキリ・蜘蛛などの天敵に食べられる個体も多い
拙者の車で撮影しましたが 割と大きな昆虫なんぢゃ 写真のでおおよそ30cmぐらいぢゃが 大きい物は60cmを超える
渓で見ることが多いが 擬態しちょるせいと興味の無さで釣り人は見つけてはおらん 大きな昆虫を見落とすのは
擬態が美味いせいかも・・・・ ぢゃが今ナナフシはかなり数を減らしちょります
ナナフシの仲間はちょっと不思議な生態をしちょります 一般的にほとんどの昆虫はオスとメスが交尾してメスが産卵するが
ナナフシの仲間はメスだけで産卵する単為生殖(たんいせいしょく)を行ない 未受精卵から赤ちゃんが生まれる
来年あたり溪で釣りする場合 周りをよく観察したら見つけられると思う