山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

レール敷き技術者育成JR

2025-02-13 10:27:06 | 時事川柳

JR盛岡支社は、鉄道の通信機器技術を使う、社内の防災システムの一部を組み込んだ教育キットを開発しました。このキットは可搬式で、風速計で計測したデータをネットワークでつなげ、パソコンに記録したり、規制値を超えると警告したりする仕組みを体験できるとのことです。

デジタル技術を扱うITエンジニア人材の育成を目指す同社は、盛岡市内の高校を中心に出前授業を行っており、県立盛岡工業高校の電子情報科の1年生に行った事例が紹介されていました。

一般的なIPネットワークの機器構成や風速計への接続設定、制御の仕方、通信内容の解析方法などを学んだ同校の生徒は「命令を入力するとパソコンから他の地域の情報やデータを知ることができ、勉強になった」と話していますが、勉強不足の私にはイメージすることが難しい内容です。

同社は、1993年から鉄道関係者向けの展示会を開催するなど、通信技術の向上に力を入れてきており、デジタルトランスフォーメーション(DX)の活用が進み、IT人材の需要が高まっていることから、技術を地元に還元しようと開発したそうです。ITはなんとなく分かりますがDXは勉強不足です。

JRが段取りした、準備した、そのように解釈して、上五の「レール敷き」はすぐに出てきましたが、中七は苦労しました。見出しの「ITエンジニア育成へ」から(IT)と(へ)を省き、5音のエンジニアを4音の技術者にして1音節約したつもりですが、ギジュツシャ のジュとシャはそれぞれ1音と数え4音としたことは強引かもしれません。

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無償化の下ごしらえに完全化

2025-02-06 09:57:37 | 時事川柳

2月4日(火)の第一面に大きく取り上げられていますので、ご覧になった方は盛岡市の給食のこととお分かりと思います。

盛岡市の新しい学校給食センターは、選定が難航していた建設候補地が絞られたことで、早ければ2030年度に稼働する方向となり、市内全小中学校の「完全給食」が実現する見込みです。

これまでは、ランチボックスか弁当持参かの選択制が10中学校、給食センター方式は小中25校、自校調理は小中28校となっていましたが、新給食センターは1日当たり1万食の提供が可能であり、全員に同じ給食が提供される「完全給食」が実現することになります。

内舘茂市長は23年の市長選公約に「完全給食無償化」を掲げていますので、先ずは完全給食を実現させて美味しい無償化は取っておくと受け止め、下ごしらえは前菜、下味、仕込み・・・・などの中から選びました。

盛岡市の給食についてはこちらもご覧ください。

 

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人の輪が支え再開わがオセン

2025-02-05 10:54:25 | 時事川柳

2月3日(月)の19面の半分以上を占めた記事の見出しです

オセン 待望の再開

西和賀唯一のスーパー 火災から6日ぶり

開店前に200人が列

オセンとは岩手県和賀郡西和賀町(にしわがまち)に本社(小笠原東社長)を置く、有限会社小専(オセン)商店が運営するスーパーマーケットです。同社の公式ホームページにはありませんが、初代社長さんのお名前が小笠原専治さんとの情報があります。
西和賀町は三方を標高1,000m級の奥羽山脈に囲まれ、残りの一方は秋田県の横手盆地に向かって開かれる地形によって冬季は10m以上の累積降雪量となります。天気予報は隣接する秋田県南地方の天気予報がその範疇にあるほか、言語的にも南部弁ではなく、秋田弁を主体としております。

余談ながら、何度か訪れたことがありますが、耳にする町民同志の会話から、ここは秋田県みたいだと思ってしまいました。

見出しの他に句作りのヒントになったのは、記事本文のうち次の部分です。

「人の輪が支え」は「実況見分が終わった直後から52人の従業員と復旧作業に着手。県内外の馴染みの業者も駆け付け、急ピッチで作業が進んだ」

「わがオセン」は「県内屈指豪雪地帯にある町唯一のスーパーとして住民の暮らしを支え、火災後は店頭の商品を無償提供」「この1週間は昔からの漬物と缶詰でしのいだ(と言う町民の声)」

1月27日の火災から6日ぶりの2月2日に営業を再開したもので、短縮した営業時間と縮小した売り場面積も今週中に元に戻すことを目指しているそうです。激安で知られるオセンは知っていましたが、あまりにも遠くて行くことが出来ません。

記事の中から激安ぶりを拾いました。「牛乳1㍑、卵1パックともに100円(税抜き)」「イチゴ398円だよ」「1週間分の食材が1万円に収まる」

 

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発電はいかが企業に水を向け

2025-02-03 14:36:22 | 時事川柳

岩泉町で民間事業者による小水力発電事業参入に向けた調査が活発化しています。小水力発電は、河川や農業用水路などを利用した、出力千キロワット以下の設備です。

安定した発電が可能であり、大規模開発不要なため自然環境に優しいことが特長で、町内には河川が多く起伏に富んだ地形による適度な勾配も小水力発電に適しています。

まだ設置事例は有りませんが、町独自の新電力会社設立を計画しており、民間企業にも積極的な情報提供を行い、参入を促す考えです。

町の担当課長さんは「自然資源を最大限に生かす中で、水力には優位性がある。温暖化対策への貢献や町が持続的に発展するために、企業と連携を深めたい」と歓迎しています。

岩泉町は、岩手県の沿岸北部に位置し、盛岡市など3市1町3村に隣接し、 東方は北部陸中海岸の太平洋に臨んでいる面積 992.92 平方キロメートル(東西 51km、南北 41km)の本州一広い町で、耕地は少なく、林野率が高く、河川流域 に沿って集落を形成している人口約1万人の町です。

ついでながら、北海道を含めた面積の順位は9番目となり、第1位の足寄町は1,408平方キロメートルで、東京都の約3分の2の大きさです。

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補助拡充産科通院ほぼ無痛

2025-01-29 10:42:10 | 時事川柳

1月26日(日)の第1面に大きな見出しが並びました。

産科通院補助を拡充 

県、実施市町村向け25年度方針

交通費負担ほぼゼロに 

交通費などアクセスに関する妊婦支援を市町村が行う場合、県と市町村が2分の1ずつ負担して補助することとし、その上限はハイリスクの妊婦に対しては現行の5万円程度から倍程度に、ハイリスク以外は2万円から大幅に引き上げられる見込みだそうです。

使途は検診や分娩などで産科に通う際の自動車のガソリン代、公共交通機関、タクシーの利用料、出産待機のための宿泊費が想定されるとのことで、広い県土で通院に往復1時間以上かかるケースや、特にリスクの高い妊婦、新生児医療に対応できる岩手医科大付属病院(矢巾町)に通う場合もあり、支援が欠かせなくなっている岩手県です。

盛岡市中心部から移転した岩手医科大学・同附属病院です

盛岡市の南にある人口2万3千人ほどの町です

見出しだけで 負担→痛み→無痛分娩 と発想が拡充しました。

 

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