
6日に東北新幹線はやぶさ・こまち21号の連結が走行中に外れたトラブルを巡り、JR東日本は盛岡駅で連結運転再開に向けた試運転を行い、14日から連結運転を順次再開することを発表しました。
報道陣に公開された走行試験では、はやぶさとこまちを連結し、それぞれ運転室内に係員が長さ約15センチの金属製の機器を取り付けて仙台まで走行し、異常がないことが確認されました。
このトラブルは、何らかの電気的異常によって運転席内の開閉レバーが動くことで、走行中に連結器が外れることは突き止めましたが、電気的異常の原因は不明とのことです。
当面の間は連結運転する全列車で件の機器を取り付け、電気的異常で「開」の指令が出ても機械的にレバーの動きを止めて連結が外れないようにするとのことです。その様子がテレビで放送されたとき金属棒を差し込むように見えたので、あとで問題が生じないように相手に念を押す意味の慣用句「くぎを刺す」が閃きました。
電気的異常の原因が判明し、刺された釘が要らない安全運転が再開されるよう願っています。
余談ながら今シーズンのスキーについて報告します。
初滑りは昨年12月19日、2回目は12月25日で、年が明けてからは平日の好天を待つこと3週間、3回目は1月20日となりました。
その後は毎週のように出かけて、先週の月曜日(10日)に11回目のスキーを楽しんできました。1回目は岩手高原スノーパーク、2回目以降は網張温泉スキー場で、ともに岩手山の南斜面に開かれたスキー場です。
左端が網張温泉スキー場でその右が岩手高原スノーパーク

8時30分から運転される第1リフト

圧雪された斜面をいの一番に滑るために自宅を7時前に出発しました


積雪量2m弱は昨年の約2倍で県内の他スキー場も同様ですから、山の雪も例年に比べて多いことが予想されますので、スキーシーズンが終われば早く解けて欲しい山歩きです。
中央奥にいくつかの峰が重なった秋田駒ケ岳(1637m)、その右にはとんがった烏帽子岳(1478m)が見えますが、その白がいつもより強く(深く)感じます。

ついでながら「日本百名山」の著者である深田久弥氏は後記で、東北地方では、秋田駒ヶ岳と栗駒山を入れるべきだったかもしれない。森吉山、姫神山、船形山など、いい山ではあるが、少し背が足りない。と記しました。
船形山以外は何度も登ったことがある山なので、少し背が足りない山歩きはニンマリです。