陸上自衛隊と米海兵隊が、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブに、陸自の離島防衛部隊「水陸機動団」を常駐させることで2015年、極秘に合意していたことが24日、日米両政府関係者の証言で分かったそうです。
陸自にとっては、中国の海洋進出を踏まえ、九州よりはるかに尖閣諸島に近く、V字形の滑走路2本など部隊を維持する環境が整った場所を確保出来ること、米海兵隊は日米共同利用による米軍への反発緩和と、部隊の国外移転が進んでも、沖縄に足場を維持できること、双方にとってメリットがある密約で、陸自幹部は「海兵隊にとって渡りに船だった」と証言したそうです。
沖縄県民からの怒りの声を紹介します。
・戦争のための基地にするという宣言だ。新基地建設を止めるしかない。
・県民をばかにしている。絶対許せない。
・日本政府が「辺野古が唯一の解決策」と繰り返す背景に何かあるはずだと懸念していた。
・沖縄の怒りを封じるために基地負担軽減を掲げながら、実際は機能強化し負担を増やそうとしている