心が温かくなり勇気の湧く本!! ・・・
人生逆戻りツアー/泉ウタマロ(本感想) 2011-11-07 22:16:58 | 本感想
とても軽妙なタッチでコミカルすぎるほどコミカルな部分もあるのに、グッと深いことを言ってる。その入りやすさと奥深さの両方で、笑ったりホロッとしたりしているうちにあっという間に読了。
そうは言っても、誰もが好きなことを職業にして、しかもそれが人をも幸せにできるとか、そう単純にできていないのが人生…ってことは分かっている。
以上、 http://blog.goo.ne.jp/yuyuhirorin/e/405b09c2ef6049412932ba1a851eaceb より
他の書評にもありますが、かなりの人が一気に読み終えたと言っています。しかし私は、これを読み終わるのに難儀しました。「あれっ?」と思うところが多々ありました。その一つが、50ページの「583回目の過去生と私」です。
なぜ「583回目」なのでしょうか。また、「過去生と私」というのもよくわかりません(「583回目」の「過去生と私」なのか、それとも「583回目の過去生」と「私」なのか・・・。そもそも私は、「過去生」という言葉を知りませんでした)。
主人公は64歳で亡くなりました。この64年の人生とその「583」という数字はどう関係するのかというのが私はわかりません。583÷64=9.1・・・(?) 「その数字に意味はない。単なる語呂合わせ」と言う人もいます。さっぱりわかりません。
141ページには「おそらく天使の名はウリエルであろう」とあります。主人公がそう言っているのですが、なぜ「おそらく」なのかということについてまったく言及ありません。また、「ウリエル」という天使(の名前)はここで初めて出てきます。しかし、ウリエルはストーリー展開に何も関与していません。どうしてそういうストーリーに無関係な天使が出てくる必要があるのかと思います。まったく理解できません。
同書を読んで感動したという人にぜひ聞いてみたいと思います。「あなたは何も疑問は抱きませんでしたか」。あるいは、「あなたの感動は本物ですか」と。(怒られるかな……)