裁判員裁判で2例目の死刑回避の高裁判決
裁判員裁判の死刑判決が破棄されるのは2例目。村瀬裁判長は今年6月、1人殺害のケースで裁判員裁判の死刑判決を初めて破棄した。控訴審が裁判員裁判の厳罰化傾向に、歯止めをかける方向性が顕著になった。
千葉地裁は11年6月、被告が刑務所を出所後3ヵ月弱で犯行に及んだ点を指摘し「殺害された被害者が1人でも極刑を回避する事情とはならない」と死刑判決を言い渡した。
以上、東京新聞 2013年10月8日 夕刊 より
死刑判決に慎重な判断が求められるのは当然だ。しかし、裁判員が悩みに悩んで出した判決が高裁で覆るという事が続くとなると裁判員裁判の意味や質が問われかねない。
被害者の母親は、「死んだのが1人だから死刑を回避するとはよく言えたものだ」という感想を述べている。遺族としてその心情は当然のものだ。
どんなに犯した罪を後悔したとしても失われた命は戻ってこない。かけがえのない命を奪った者は、その責任を取るという意味で死刑という刑罰を受けるべきだ。人の命が差別なく尊いというのなら、その尊い命を奪った者こそその命でもって罪を償うことこそ理に叶うというものだ。
最高裁の司法研修所は、「死刑判断は先例を尊重すべきだ」と裁判員裁判の厳罰化傾向に懸念を示している。果たして、裁判員裁判には如何にして参加すればいいのか・・・
「完黙」被告、2審は無期懲役 裁判員裁判の死刑判決、初めて破棄 東京高裁http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130620/trl13062013520001-n1.htm (msn 産経ニュース 2013.6.20 13:52)
何故覆ったか、裁判員裁判の判決http://blog.goo.ne.jp/yokosukaikeda/e/031456d8029b4e40308d250502da3a51(2012-02-14 06:00:56)
物は、使い勝手がよかったり或いは丈夫であったり、スタイルを気に入っていたりと、自分に見合うものが好いと思います。
ブランド偏重は、ブランド会社の思うつぼでしょう。
裁判員の判断は私の考えに近い。イスラムの掟が羨ましい。
これからは殺人については更生の傾向は少なくなっていくのではと推測しています。
ついでながら、ご破算、無駄死にと読みました。