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きょうは 足立区立 郷土博物館 へ。
開催中の
足立区制 90周年特別展 琳派の花園 を鑑賞してきました。
入館時にいただけるパンフレット。
展示順の作品一覧(作品・資料名,作者,製作年代など)と
作家の解説シートも入っています。
千住を拠点に生まれた、幕末から明治へかけての
多くの琳派作品が展示されています。
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『琳派』とは・・(何となく知っている様ですが、美術の専門家ではないので…)
少し調べてみました。
(琳派って、初めて聞く.という生徒ちゃんは参考にしてね)
「琳派」というのは、日本画のひとつの流派。
江戸時代初期に 本阿弥光悦と俵屋宗達により創始。
徳川家康から京都・鷹峯の地を拝領し、1615年に芸術村 を作ったことが
始まりとされます。
その後、尾形光琳、尾形乾山 兄弟により発展。
大成した尾形光琳の「琳」の字を取って「琳派」と呼ばれるように。
京都で生まれた琳派が江戸に移り、
酒井抱一や鈴木其一が活躍したことで
琳派は江戸に定着し、近代まで続きました。
家系ではなく私淑(ししゅく) という継承スタイルも特徴。
(ここまで ざっくり 琳派について.まとめてみました)
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(ここから 足立区立郷土博物館・琳派の花園 に戻ります)
江戸琳派の祖ともいわれる酒井抱一が
千住にゆかりの人物ということから
足立区で多くの琳派作品が生まれ
絵師、豪農、豪商、医師など名士によって
保存されていました。
お茶会、季節によって替える屏風、掛け軸…
空襲の被害を逃れたことで
現代にまで保存されていたと
展示解説の中にありました。。
(失われなくて、良かった…)
江戸後期から明治時代に至る作品の数々。
作品の素晴らしさは言うまでもありません。
加えて、解説や展示資料と合わせて鑑賞することで
当時の暮らしの活気も伝わってきました。
技法のひとつ『たらしこみ』
魅かれました。。
※『たらしこみ』とは…
一色の絵の具を塗って
乾かないうちに別の一色を垂らし
にじみの効果を出す技法。
あの繊細な技術。素敵だなぁ…と思いました。
なかでも印象に残ったのは
中野其玉の 絵短冊『紅梅図』
華やかな金地を背景に 描かれた紅梅。
その枝には、緑青(ろくしょう) のたらしこみが。
HPから バーチャルミュージアムに飛ぶこともでき、
帰宅後、復習もしました。
(なんと贅沢なことでしょう)
でも やはり実際に観るに勝るもの無し。
生徒の皆さんも ぜひご鑑賞を
(12月11日までの開催です)
入館料:一般200円(高校生以上) 200円で拝観できるなんてびっくりですよね
スマートフォンで聴ける音声ガイドもあります(無料)
休館日など詳細は
足立区立郷土博物館HP 琳派の花園 でご確認ください。
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空き枠少なくなっていますが、新規生徒さん募集しています。
※現在木曜日 空き枠ございます。
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芸術は心を豊かにしてくれます
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