内痔核、いわゆるいぼ痔の手術を受けた体験談です。もし手術を考えている人があれば、参考にしてください。
・受けた手術
内痔核の結紮切除とジオン注射の併用法。
・手術に至った経緯
20年程前に一度手術(結紮切除)した後、何年かして再発。
ここ数年、医者に通いつつ、薬でしのいできたものの(いわゆるⅢ度の痔)、急に出血がひどくなり、危険を感じて手術を申し込んだ。(それまでの主治医のスタンスは、手術を勧めはするが、2度目なので慎重に様子見してもよし。というものだった)
採血の結果、かなりの貧血だったので、即入院、3日後手術となった。
・手術前日~
前日は食事以外普通に過ごす。
昼からやさしめのメニューになって、夜はポタージュスープ。
下剤を飲んで早めに就寝。
下剤が効き過ぎて、夜中にトイレに起きる。鈍く続く便意と、おならと便の区別がつかない感じに苦しめられ(出血のことがあるので、あまりトイレに行きたくないが漏らすわけにもいかない)、ほとんど眠れなかった。
・手術当日~直前
睡眠不足と貧血による体調不良、プレッシャーもあってか7度台後半の発熱。
このご時世なので、朝一にPCR検査を受けることに。
入院中も出血が続き、先送りされたら体がもたないと心配したが、午後に陰性と分かり胸をなで下ろす。(CTや白血球などの数値でも感染症の兆候は無かった)
食事は抜きで、手術着(いろんなところにボタンがあって、点滴したまま脱ぎ着ができる)を着て、点滴を受けながら午後の手術を待つ。
点滴は手術中の緊急事態に対応するための少しだけ太い管を入れた。痛みは普通の注射とあまり変わらない。
準備ができたと呼ばれ、看護師さんと一緒に歩いて手術室へ。