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コロナで苦しんだ話(めまいの後遺症)

2023-08-31 23:08:25 | 日記
7月の終わりに、ついに新型コロナにかかった。
町中(フードコートなど)で咳をしている人が増えた気がしていたので不思議は無かったが、これまでの流行期はしのいでこれたのに、遂に捕まったかという感じだった。
土曜日に発熱(39度)、月曜に診察を受けて確定診断。解熱剤と咳止めを貰った。
5日間(発症日を0日として)は出来るだけ家に、ということだったが、熱が続いていたのでどのみち出られない。
この時点で、風邪としてはそうとうきつい(39度までいったのは20年ぶりくらい)が、むしろその後の方がきつかった。

そろそろ熱が下がったか、というところで、とんでもない目まいの症状がでたのだ。
頭を一定以上倒すと、世界がグルグル回りだす、回転性の目まいで、最も症状の強かった3日間は、横になると、目まいのショックで嘔吐してしまうような状態だった。

検索すると、どうも耳鼻科領域の症状らしかったが、行けそうな範囲に耳鼻科が無く、とりあえずコロナを診断してもらった内科に行った。
すると不整脈も出ていて、目まいはそのせいではないかと言われ、不整脈の薬と目まい止め?を処方された。(後の経過を思うと、多分誤診)
不整脈は3日ほどで治まったが、目まいの症状は残り、座って寝る日が10日以上続いた。
これが体力的にきつく、日中頭を起こしていてもかすかに嘔気が続くので食欲が無く、気分的に熱があった時よりつらかった。

それでも日がたつと症状が徐々に和らいでいった。
少し横になれるようになった日の夜、うとうとしていると突然頭をはたかれたような衝撃を感じ、少し左を向いていた首が、無意識に右に振られる現象が起きた。
目まいに似た、しかしあまりにも瞬間的な感覚に衝撃を感じていると、揺り返すような同じ衝撃が来て、首が今度は左に振られた。
ショックはあったものの、なんとなく爽快感を伴う感覚で、そのまま自然と眠りにつくことができた。
翌朝からは目まいが嘘のように治まっていた。

素人考えに今回の目まい症状は、三半規管の異常による、良性発作性頭位めまいに分類されるもので、最後の夜に感じた衝撃は、三半規管内のリンパの流れの異常が、なんらかのかたちで解消された瞬間だと思われる。

めまい症状がでた原因としては、ネットの解説では、頭を動かさないでいること(あるいは激しく動かすこと)で耳石(三半規管内の小さな石)が本来の場所から脱落し、入ってはいけない場所に入ることで起きる、とある。
今回、確かに熱のせいで横になっている時間は多かったが、動かなさでいうと、痔で入院した時の方が寝返りも控えていた分、動かなかったように思う。
それを考えると、ウイルスの感染によるなんらかの炎症が症状を引き起こす一因となったように思った。

ちなみに、味覚・嗅覚、喉の痛みといった有名な症状はでなかった。
咳は8月の終わりの現在も少し残っている。

ワクチンを3回打っていながら、今回の感染では3週ほど(仮にめまいがなくても1週間以上)まともに動けなくなった。
僕はワクチンを打つ際にも、必ず38度台の熱がでる。(そのせいで4回目を躊躇していたら、打つ機会を失った)このウイルスに弱い体質なのかもしれない。
この先、シーズン毎に流行が来るのだとしたら気が重い。




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