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痔の手術受けました3

2022-08-26 12:39:15 | 日記
・術後(~翌日)
手術中の血圧低下があったので、ナースステーション傍の観察室?で暫く様子見。
麻酔の影響で、頭を起こすと頭痛がでる可能性があるとのことで、微睡みながら1時間ちょっと横になって過ごします。夕飯もそこで食べて、足の感覚が概ね戻ったところで自室へ。ここまで全部ベッドの上に寝たまま運んでくれました。
片足で立てるかなどを試して、ベッドから降りる許可が出る。点滴も外してもらい、オムツも紙パンツ(普通のパンツでもよいが、汚れる可能性を考慮)に履きかえ気分がすっきりする。

術後4時間ぐらいしたところで、麻酔が切れ、お尻にジワジワと痛みを感じ始める。
すごく強い違和感と筋肉の緊張が伴った痛み。叫んだり悶絶するような痛みではないが、我慢するのは厳しいか。
痛み止めを貰うが、あまり効かない感じがしたので、1時間後に別の種類のも貰った。
少しして薬が効いてくると、眠れる程度の痛みになり、就寝。(もし飲み薬でダメなって場合は、注射もあるらしい)

・術後(翌日~2日目)
痛みと違和感が混ざった感覚が続く。痛み止めは1日3回、飲み薬。
食事の時に座ったり、少し歩くのには支障ないが、基本横になって過ごす。体が求める感じで、長く座る気にはならない。

お尻が痛いとおしっこが出づらくなる。一応回数は普通に出てたが、2日間ぐらい、一回の量は半分くらいだった気がする。
術前・中・後とかなり点滴を入れているのもあって、2kgちかく太った(むくんだ)
肛門の痛みと便意が似ていて、何回かトイレに座ったが、手術前に下剤をやってるので、便は出なかった。

・3日目~1週間
3日目に便通があったが、以降便秘気味に。ずっと横になってるし、いきむのが怖いのでなると思われる。酸化マグネシウムを貰い少しマシに。
おしっこは普通に出るようになり、むくみもすぐ取れた。

出血は3日目はビタ止まりしていたが、4日目以降、2、3滴ポタッと落ちるように。
小さい血の塊がペーパーに着いていたので観察してみると、薄い粘膜状の組織が、血を含んだ状態で丸まっている感じだった。

痛みは相変わらず、ジワジワとした違和感混じりのものがある。
寝返りをうったりして、お尻に力が入ると一瞬動きが止まる。

意外と、仰向け姿勢がお尻に負担がかかることに気付く。
主病巣が左側にあったので、左側を下にするのもキツく、自然と右向きで寝て過ごすことに。

時間帯によって痛みに波があり、昼は比較的軽く、就寝前が1番辛い。
痛み止めは飲んで1時間後ぐらいで1番よく効いてくるので、夕食後にすぐ飲んでしまうのではなく、就寝1時間前に飲むと眠りやすかった。



痔の手術受けました2

2022-08-09 22:15:31 | 日記
・手術の様子
手術室に入る前に、名前と手術内容を自分で申告する。(取り違え防止?)
入室後、手術台の上でもう一度申告、手術着と下着を脱がされて手術スタート。

最初に腰椎麻酔をかける。
横を向いて丸くなる姿勢をとるよう言われ、腰に針を刺される。
かなり痛いという記述も見かけるが、僕はあまり痛くなかった。(皮膚も筋肉も薄い部位なのでおそらく痛みは少ないのでは?)
ただ、動くと危ないし、ググッと針が入ってくる感じはあるので、”痛いかも”と身構えておいて、拍子抜けするぐらいがちょうどいいかもしれない。

麻酔液を入れ終えたら、うつ伏せになり、ジャックナイフ型という姿勢をとり、麻酔が効いてくるのを待つ。
頭がお尻より低くなる、傍目に苦しそうな姿勢だが、胸や腰の下にクッションを挟んでくれるので意外と苦しくない。

少しして執刀医が足の感覚を聞いてくるが、この時点ではほとんど変化が無いので、薬が効かないのではとか、効き目が弱くて術中にきれたらとか、不安が起こる。
だんだんと足の先が暖かく感じ始め、痺れてくると、今度はお尻の穴を絞められるか聞かれる。
この頃になると足はまだ動かせるものの、お尻にはどうやっても力を入れられない。
最終チェックに、何か”痛いこと”をされて、痛みを感じないことをしっかり確認してメスが入る。
(不思議なことに、皮膚に触れられている感覚や、押されている感覚はあるのに、痛みだけは全く感じなくなる)

手術は概ね順調だったが、切ったり、縫ったりがあらかた終わり、ジオン注射をする段になったところで、急に気分が悪くなった。
緊張したとき、お腹にギュゥッときて気分が悪くなるのを、何倍かに強めた感じで、血圧の急な低下が原因だったようだ。
術前の体調が悪かったせいもあると思うが、ジオン注射の副作用に血圧低下があり、それが出たらしい。
不安を感じるぐらい、一気に気分が悪くなったのだが、何か(薬名は失念)を2mlだか入れたら、秒で回復した。なので、血圧低下に関しては、多少警戒しつつも安心してよいと思う。


手術が終わると、その時点で出血が無いかなどの点検があった。
僕は、途中血圧低下があったので、少し長めに様子見の時間があったが、普通は2,3分ぐらいではないかと思う。
問題なし、となったところで、でかいガーゼをお尻に貼り付け、紙おむつがはかされる。手術着も着せ直してもらい、ストレッチャーに乗って手術室をあとにした。


痔の手術受けました1

2022-08-04 12:32:31 | 
内痔核、いわゆるいぼ痔の手術を受けた体験談です。もし手術を考えている人があれば、参考にしてください。

・受けた手術
内痔核の結紮切除とジオン注射の併用法。

・手術に至った経緯
20年程前に一度手術(結紮切除)した後、何年かして再発。
ここ数年、医者に通いつつ、薬でしのいできたものの(いわゆるⅢ度の痔)、急に出血がひどくなり、危険を感じて手術を申し込んだ。(それまでの主治医のスタンスは、手術を勧めはするが、2度目なので慎重に様子見してもよし。というものだった)
採血の結果、かなりの貧血だったので、即入院、3日後手術となった。

・手術前日~
前日は食事以外普通に過ごす。
昼からやさしめのメニューになって、夜はポタージュスープ。
下剤を飲んで早めに就寝。
下剤が効き過ぎて、夜中にトイレに起きる。鈍く続く便意と、おならと便の区別がつかない感じに苦しめられ(出血のことがあるので、あまりトイレに行きたくないが漏らすわけにもいかない)、ほとんど眠れなかった。

・手術当日~直前
睡眠不足と貧血による体調不良、プレッシャーもあってか7度台後半の発熱。
このご時世なので、朝一にPCR検査を受けることに。
入院中も出血が続き、先送りされたら体がもたないと心配したが、午後に陰性と分かり胸をなで下ろす。(CTや白血球などの数値でも感染症の兆候は無かった)
食事は抜きで、手術着(いろんなところにボタンがあって、点滴したまま脱ぎ着ができる)を着て、点滴を受けながら午後の手術を待つ。
点滴は手術中の緊急事態に対応するための少しだけ太い管を入れた。痛みは普通の注射とあまり変わらない。
準備ができたと呼ばれ、看護師さんと一緒に歩いて手術室へ。