Kindleのアプリを長く使っていると、データ量が肥大化して、スマホの容量を圧迫してくる。
ネットで対処法を検索すると、『ダウンロードした書籍を削除しろ』とあるが、そんなことは初めに試している。実際、書籍の削除ではあまり容量を稼げない。
効果的なのはAmazonアカウントからの『ログアウト』のようだ。
僕の端末では、アプリの使用しているデータは『アプリそのもの』と『ユーザーデータ』『キャッシュ』の3つに分けて管理されている。
普通、『キャッシュ』は一時的なデータ、『ユーザーデータ』は作成したりダウンロードしたりした保存ファイルを指すと思うが、Kindleの挙動をみるとどうも違う。
一度ユーザーデータを全削除したうえで、アプリを再起動し、なにもダウンロードしないまま閉じて、ユーザーデータを覗いたところ、すでに40Mb使っていた。
おそらくおすすめで表示されたサムネイル等、一時データとして扱うべきデータ屑がユーザーデータとして溜まっていく仕様になっているらしい。
これはKindle上での操作では消せない(と思われる)のだが、Amazonアカウントから一度ログアウトすることで、一掃する事ができる。
ユーザーデータの消去ができる端末なら、『ユーザーデータの消去』でも同じ効果があるが、警告が出て心理的に良くないので『ログアウト』がおすすめ。
アプリのアンインストール、再インストールを進めるサイトもあったが、他の挙動に問題なければ『ログアウト』で十分。
なお、あまり性能の良くない端末だと、一気にデータ消去する反動で、暫く動作が不安定になる。
最悪の場合電源が切れなくなる事もあるので、強制シャットダウンの方法(僕の端末は電源と音量ボタンの同時長押し)を調べておくと良いかも。