7時前に家を出て墓参りへ。
霊園の手桶置き場には彼岸花が揃って咲いている。
去年の彼岸には全く咲いてなかったのに。
そして銀杏も全体に黄みがかり、柔らかい色を放っていた。
今年は、暦どおりの気候なのかもしれない。
なんて思いながらしゃがんで草を引き掃除していると
何年振りか思い出せないぐらい久しぶりにアマガエルと目が合う。
漆黒の目玉、金色の縁取り、大好きな蛙色、に見入ってしまった。
吸盤状になった手(正確には前足)のデザインがたまらない。
雨が降る前に帰宅。
オムレツを焼き、味噌汁を作り、白米を食す。
11時ごろまで部屋で横になる。
切なさや、悲しさ、情けなさが入り混じり、泣きそうになる。
そんな時に温かいメールが届いた。
ありがとん。
むっくり起き上がり準備。
日課・・・
これにデニムのフレアミニを穿き、カーキのブーツを履く。
母には「珍しいカッコして」と言われる。
確かにアタクシらしくない装いです。
朝をしっかり食べたからか、それ以外に理由があるのか、食欲がない。
12時50分にギャラリーへ着く。
開いてない(扉が施錠されている)。
5分待っても誰も来ないので1階へ降りて連絡先を知っている人に電話をかける。
2分前にやっと鍵開け担当の方がやってくる。
これでいいのか?
冬や春に展示したときは少なくとも30分前には
お客さんを迎える準備に取り掛かっていた記憶があるんだけど。
アタクシの物差しで計っちゃいけないんだよね。
うん、うん、そうだ。
郷に入りては郷に従えとも言うしね。
しばらくしたらユリコちゃんが来てくれた。
いろんな事を話しながら・・・
いただいたマカロンを食べる。
鮮やかでしょ?
色に応じたお味でした。
美味しかったです、ごちそうさまでした。
来てくださった方とお話しすることができました。
たくさん、たくさん話しをしました。
みなさんが感じた事を伺うことができました。
1人だけお話をすることができなくて残念でした。
そして、ある人がアタクシの事を誤解されている事を知り頭の中が真っ白になる。
どうしてそうなったのか、アタクシにもわからないし、
きっとその人にもわからないんだと思う。
アタクシも同じ事を感じていたので、相互意識の食い違いだったのかもしれない。
誤解を解くためにはどうすればいいのか?
この3日間でヒトが怖いなと再認識したばかりなので頭がから回りしてしまう。
相手にばかり求めるだけで、アタクシから歩み寄ろうとしなければ
ダメなことぐらいしかわからない。
ぐるんぐるんぐるんぐるん・・・。
18時を少し過ぎたので、さっさと撤収作業を開始。
釘の穴をコーキング材で埋めていると「左官屋さんや」と言われる。
「スカート穿いた左官屋さんは、滅多におらへんでー」と答えるアタクシ。
残っているみな様にご挨拶をして立ち去ろうと思っていると
夕飯をご一緒しませんかと誘われる。
何か食べて帰るつもりだったし、といっても食欲なんてどこかへ行ってしまっている。
誰かと一緒の方がきちんと摂る事ができるのは、火を見るよりも明らか。
2人で協議の結果(笑)・・・
蕎麦屋さんへ。
アタクシは茗荷たっぷり、揚げ茄子の冷たいお蕎麦と季節ご飯。
ご一緒した方(素敵殿方)は天麩羅のついたお蕎麦セット。
で・・・
茄子大好きなアタクシは、素敵殿方の苦手な茄子をいただく。
1つ食べてしまってから撮る。
蕎麦湯もしっかり飲み干して・・・
素敵殿方の腕時計を見せてもらう。
アタクシの左手につけたところです。
いいなぁ、パネライ。
そして・・・
頑張った自分にご褒美。
もちろん素敵殿方もベリー系のタルトを召し上がってましたよん。
ここで・・・
触らせてもらう。
時計もカメラも価格を知っているだけに、アタクシの興奮もハンパじゃない。
で、ぶれちゃった(苦笑)。
ぶらぶらとお話しながら途中まで一緒に帰る。
アタクシ、癒されてきました。
大雨の中、帰宅。
荷物が届いてた。
中身は明日UPします。
2月に人生で初めての展示、冬景に始まり、春景、
今回の夏景と欠けることなく無事終了することができました。
たくさんの人に写真を見てもらう事ができこれが縁で出会った人もいます。
励ましのメールもたくさんいただきました。
一緒に撮りに行って美味しいものを食べた人にも、改めてお礼の言葉を伝えたい。
ありがとうございました。
恒例となりました展示風景UPでございます。
タイトル・・・
アタクシの中では夏らしくないなぁと思い、この文章になったのですが
見てくださったほとんどの方が口を揃えて「えー、夏やん」と(笑)。
これには訳があったのですが、秘密にしておきます。
アタクシは、今回・・・
壁一面でした。
おやすみなさい