千葉県勝浦市にある瀧口神社へ行ってきました。
勝浦の海沿いにある神社で、波の音を微かに聞きながら参拝してきました。
御神体
吉備武彦
大伴武日連
歴史
遥か昔、御祭神がこの地に参られ人々に害をなす大蛇を払い平定しました。
その由緒によりこの地が“蛇原”と呼ばれるようになり、現在の“部原”となったと言われております。
御祭神に感謝し、ご功績を讃え、祠を建てました。
その祠はお参りすると怪我や病気治る“霊場(れいじょう)”として噂が広がり、近隣はもとより遠方からも多くの方がお参りに来ていたそうです。
時は流れ…今から1200年以上前の延暦元年(782年)に、その祠のある場所に社殿が建てられたのが、瀧口神社の始まりです。
この近隣の7つの村の総鎮守であり、古くは里見氏の祈願所として佐馬守より刀を賜り、また江戸時代の植村土佐守以降、勝浦藩城主より年に2度正月と例祭の日に供進(きょうしん)がありました。供進の際は7つの村から名主さんも裃(かみしも)を着て、かばん持ちを従えてその列に参列されていたそうで…その時の様子はそれはたいそう荘厳であったと文献に載っております。
また、瀧口の大神様のご活躍を謡われた琵琶曲があったり、市内には瀧口の大神様のご功績によりついた地名が各所にあるなど、歴史のある神社です。
瀧口神社は古くから「神威赫杓―シンイカクシャク―」と表記され、大神様のお力が赤々と燃えるように光り輝いていると言われてきました。
大神様の様々な功績により現在伝わるご利益・ご神徳も多岐にわたります。
影巫女が訪れた際、ちょうど春限定の御朱印もあるということだったので、そちらもいただいてきました。
瀧口神社には春夏秋冬にちなんだ限定御朱印があるそうです。興味のある方は四季の限定御朱印を集めてみてはいかがでしょうか?
*参照したもの*
瀧口神社 ホームページ