会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

IPO準備 AIで効率化 ユニフォース、チャットGPTが回答 キテラ、社内規定作成クラウド(日経より)

IPO準備 AIで効率化 ユニフォース、チャットGPTが回答 キテラ、社内規定作成クラウド(記事冒頭のみ)

企業のIPOを支援するサービスがスタートアップ企業から出ているという記事。記事の見出しでは、AIを強調していますが、AIを使ったサービスは、一部だけです。

「企業の新規株式公開(IPO)の準備を効率化するスタートアップが増えている。2020年設立のUniforce(ユニフォース、東京・渋谷)は人工知能(AI)を活用し、必要な作業などを提示するクラウドシステムを開発した。IPOに関わる監査法人では人手不足が強まる。新興勢の技術で関係者の負担が減れば「IPO監査難民」の解消につながる。」

ユニフォースのサービスは、大手監査法人でIPO業務を担った会計士が中心となってシステムを作ったそうです。証券会社や監査法人などとのコミュニケーションを一元管理するシステムも含まれています。

そのほか、KiteRaという会社の、IPO準備に必要な社内規定を簡単に作成するクラウドサービスや、(IPO準備だけのものではなさそうですが)DIGGLEという会社の人件費を細かく管理し、予算実績差異の分析を迅速に行えるシステムなどを紹介しています。

記事では、背景として監査法人や証券会社の人手不足を挙げています。社内体制が未熟なため支援してくれる監査法人が見つからない問題を、「IPO監査難民」と呼んでいます。

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